恋愛はいつ始めてもいい、興味を持った時から始めても遅くはない。その様に考える人は少なくないと思います。
しかし、恋愛が簡単なのは学生時代までであり、社会人になると一気に難易度が高まります。年齢の要素も大きく、基本的に３０歳以上になると彼女ゲットが難しくなってしまいます。
なぜなのか、理由を解説します。
１．社会人が恋愛活動で彼女をゲットするのは想像以上に大変である理由
結論から書くと、学生恋愛というイージーゲームで結果を出すのではなく、社会人というハードモードで挑戦しているからです。
（１）出会いそのものが少なくなるから
社会人になってからの自然な出会いは、あなたが特に行動しなければ、勤め先もしくは取引先などに限定されます。
つまり、出会いづくりを意識して生活しない限り、女性との出会いは（業種にもよりますが）非常に少なくなってしまうのが実態です。
もちろん、それら以外の出会い方もないわけではありません。
例えば、社会人サークルへの参加、学生時代を含む友達からの紹介、マッチングアプリなどがあります。
しかし、どの出会い方も一苦労がつきまといます。
社会人サークルは単に参加するだけでは旨味はほとんどありません。言い換えると、リーダーポジションなどについてコミュニティを運営して、人を呼ぶ力が必要です。
友達からの紹介は、これまでのあなたの人間関係の積み上げの結果がものを言います。
マッチングアプリは戦い方を知らないと全くと言っていいほど会えませんし、継続した出会いを得るには想像以上の努力が必要です。
このように、職場以外の出会い方は、これまでの積み上げや知識や努力を積み重ねる必要があります。
また、社会人になると良質な出会いも少なくなります。
単純に相手のことが好きというわけではなく、年収や資産を持っているなどのスペック重視で男性を選ぶ女性が少なくないからです。
このような現実に直面するため、男女問わず多くの人が「良い出会いがない」と嘆いているのが実態なのです。
（２）内面勝負に持ち込みにくい
社会人の出会い方は、イケメンや見た目（服装、髪型、身だしなみ、体型、顔つき）に優れた人が有利です。
女性も男性も、たった一人の異性にわざわざ会いに行くのは手間と時間がかかると感じるため、継続して会うか否かは、初対面の結果で判断します。
これは想像以上に冷酷で、同情の余地が入ることはほとんどありません。
これが意味することは、伝えるために時間が必要となる魅力は、武器として非常に弱いということです。その典型的な武器が内面です。
あなたがどれだけ素晴らしい内面を持っていても、見た目や会話で切られたら、二回目に会うことはありませんので、触れてもらう機会がありません。
相手が理解できない、触れることのできない魅力なんて存在しないのと同じですから、非常に不利な状況となるのです。
逆に言うと、相手がすぐにわかる魅力を身につけている人は有利です。具体的には見た目の良さやイケメン、会話上手などが該当します。です。
結局、見た目と会話力が強く、そのうえで次に会う提案をきちんとできる男性が、女性の大半をかっさらうのが社会人の恋愛です。
こういう強者男性と同じ土俵で戦う必要があるので、大半を占めるフツメンの男性が恋愛で勝つことは難しいのです。
（３）男性の本音は実年齢が若い彼女が欲しいから
高校生や大学生と出会って彼女にしたい。これは年齢を問わず、ほぼ全ての男性が抱える本音でしょう。
ところが、社会人になると高校生や大学生と出会う場なんてほとんどありません。
社会人の基本的な出会いの場である職場に、高校生や大学生なんて存在しないからです。
では、他の出会いで見つければいいと考えるかもしれませんが、なかなかうまくいきません。
マッチングアプリにいる大学生くらいの女性はほぼ冷やかしか別の目的（パパ活、ビジネス、投資勧誘、年齢詐称など）ですから、望みは薄いでしょう。
友達の紹介を活用するにしても、高校生や大学生とつながりのある友達はかなり少ないでしょう。友達の友達の友達くらいまで行けばそれなりにチャンスがありますが、そこまではきちんとした努力を重ねる必要があります。
どうしても若い女性と交際したい男性は、誰でも参加できる学園祭に行ったり、路上でナンパするなどの努力をすることとなりますが、かなり割の悪い話というのはすぐにわかるでしょう。
そもそも、若い女性が属するのは学校であり、そこに同年代の若い男性がゴロゴロいるわけですから、なぜそのタイミングで勝負しなかったのか？ということになります。
女性は３０歳を過ぎると恋愛市場では非常に厳しい扱いを受けることは有名ですが、男性も同様に、社会人になると（学生時代の恋愛とい比べると）難度がぐっと高くなるのです。
また、女性の多くは年上の男性を望みますが、基本的に５歳以内までをボーダーとしているので、年齢が高い男性はそれだけ不利となる事情もあります。
更に言うと、若くて魅力的な女性の多くは、彼氏がいたり既婚者がいる状態で社会人になっているのです。
破局待ちという戦略を使うなどの長期的な戦略を前提に行動しない限り、優良物件の女性をゲットすることは非常に困難となります。
その結果はほとんどの場合でよくて２０代後半、普通は３０代前半のゲットに落ち着きます。後は妥協で３０代後半以上の女性を選択するか、結婚を諦めることになるのです。
以上、社会人が恋愛活動で彼女をゲットするのは想像以上に大変である理由について解説しました。
社会人の恋愛は計画的に行動しないと高確率で退場する羽目になったり大きな妥協を余儀なくされてしまうのです。
ではどうすればよいのでしょうか。
私の経験上、割とまともに勝算があるのは職場恋愛、友達からの紹介です。まずはこれらがきちんと機能するように、普段からの行動で周囲の人から信頼を積み重ねることを推奨します。
また、それらの準備を進めることと並行して、女性経験を積む目的でマッチングアプリをすることをお勧めします。デート中の会話や次のデートへの繋ぎ方、ホテルOKをもらうクロージングなどは、特段のつながりが無い女性を使って練習しておいて損はありません。
これらの合わせ技を活用して、恋愛活動を少しでも有利に進めていくことをお勧めします。
