女性とのデートで映画を選んだり選択肢として検討する人は少なくないと思いますが、有効な選択肢となるのでしょうか。
私の経験上、映画デートは「交際中なら有効」ですが、「交際開始前のデートなら避けるべき」と考えます。
目次
1.交際開始前に映画デートするのは避けたほうが良い理由
交際開始前に映画デートするのは避けたほうが良い理由は、女性との仲が深まりにくいうえに、ライバルにチャンスを与えやすくなるからです。
(1)直接会っているのに仲良くなりにくい
映画デートの最大の問題は、何時間か一緒に過ごしているのに人間関係が進展しづらいことにあります。
その理由は、会話量が少なくなってしまうからです。
非常にシンプルな事実として、人間関係の進展は会話の質と量で決まります。
そして、平凡な会話力を持つ男性が女性と仲良くなるには、単純に会話量を多くすることが最適解となります。
そのため、デートでは喫茶店やカフェを選択するのが、平凡ながら有効な選択肢となるのです。
逆に言うと、会話量が少ないと女性と仲良くなりにくいので、彼女ゲットはかなり難しくなります。
そして映画デートは、一緒にいる時間の割に会話量がかなり少なくなるため不利となってしまいます。
だから避けたほうが良いのです。
別の問題点としては、当たりの映画なら良いのですが、そうでなかった時は気分が下がって会話も盛り下がりやすくなってしまいます。
もちろん、リカバリーすればよい話ですが、ちゃんとできますか?初デートのリカバリーなら大した話ではありませんが、つまらない時間を1~2時間過ごした女性の感情を盛り上げるのはかなりハードです。
そんなリスクを抱えてまで映画デートするより、最初から無難にカフェで盛り上がる会話をするほうが安全だと思います。
ちなみに、会話の質が高い人とは、売れっ子ホストをイメージしていただければOKです。
相手が喜んでお金を出してくれるくらいの会話力をお持ちなら、映画デートのデメリットを帳消しできるので問題ありません。
しかし、そうでないのなら避けたほうが賢明となるのです。
(2)ライバルの男性にチャンスを与えてしまいかねない
映画デートが抱える別の問題は、ライバル男性に対して逆転の機会を与えやすくなることです。
映画デートは1回のデートで関係性の進展が難しいので、1回のデートが1回分の価値を持たないのです。
通常、3回目のデートでのゲットを目指しますが、映画デートを挟むと4回目のゲットにずれ込むでしょう。すると、攻略完了までに1週間~2週間程度の時間が追加されてしまいます。
もし同時期に他のライバルがいたら、あるいは女性にとってあなたより魅力的な男性が出てしまったら、逆転負けされてしまう危険性を抱えることになります。
恋愛では、女性との交際開始もしくはセックスを合意のうえで実現すれば、その男性の勝利です。
「俺が先に声をかけていた」という事実に何の意味もありませんから、無駄に時間をかけることはデメリットしかないのです。
さらに、攻略までの期間が長引くほど、ミスによる自滅という展開も十分にあり得ます。
以上のデメリットに対して、あなたが得られるメリットはほぼゼロですから、避けるほうが良いという話になります。
(3)お互いにその映画を見たい場合は映画デートも有効?
ここまで、映画デートをお勧めしない理由を説明してきました。しかし、「お互いに見たい映画があるなら見てもいいのでは?」と疑問に思う人がいるかもしれません。
諸説ありますが、私は「交際前のデートとしてお勧めできない」と言わせていただきます。
なぜなら、お互いの共通の趣味であっても、2時間近く会話できないデメリットをリカバリーできるだけのメリットはないと感じるからです。
経験上、デートは出会ってから別れるまでが120分以内に済ませるのが有力な方法です。盛り上がっているところで終了となるので、「次回も会いたい」という感情を残しやすくなるからです。
しかし、映画デートだと、映画を見ている時間だけで2時間近くを使ってしまうでしょう。そこからカフェで会話が始まると、単純に疲れやすくなるので女性に好印象を残すことが難しくなります。
このことから、あまりお勧めできる方法とは言えないのです。
ただし、「お互いに既に見ている映画がある」のなら、それを話題に使って会話を盛り上げるのは非常に有効な手段です。
共通の話題は強力な会話ネタとなります。ここで会話をガンガン弾ませ、どんどん仲良くなっていきましょう。
以上、交際開始前に映画デートするのは避けたほうが良い理由は、女性との仲が深まりにくいうえに、ライバルにチャンスを与えやすくなるからです。
映画デートは交際が始まってからにしましょう。それで何も遅くありません。
ちなみに、映画デートをするときに「どんな映画を見たら良いのか?」という疑問は大して意味がありません。
交際ができる程度の仲になっているなら、女性が見たいものに付きあっても良いし、あなたが見たいものに付き合ってもらってもOKです。
理想を言うなら「二人が見たいと思うもの」もしくは「今回は女性が見たい映画で、次回はあなたが見たい映画という流れを繰り返す」と良いでしょう。