初対面の女性相手にイケメンがやると喜ばれた事を、あなたが真似してやってみたら嫌われてしまった。
このような苦い経験は大抵の男性が味わってきたと思います。
一見すると極めて理不尽な話ですが、女性にもちゃんと言い分があります。これがわかると、非イケメン側の対策が見えてきます。
目次
1.イケメンがやると女性に喜ばれるのに非イケメンがやると嫌われる理由と対策とは
結論から書くと、見た目が良いか否かで女性からの評価が劇的に変わるからです。
(1)イケメンは初対面直後に友達関係から始まる
イケメンが持つアドバンテージは、凡人の想像を遥かに超える強力なものです。
ドラクエで例えるなら、ゲーム開始直後からゲーム終盤の村で買える武器防具を持っているようなものです。そりゃ強いに決まっていますよね。
これを恋愛でいうと、初対面直後の女性と友達になっているのです。
…ただそれだけ?と思うかもしれません。しかし、これはとんでもないアドバンテージです。
友達だと多少のワガママや不義理が許されます。これは女性との関係性をより親密にするため、強い踏み込みを可能としています。
具体例を挙げると、あなたが初対面の山田アヤさんを初対面終了まで「山田さん」と呼んでいるのに対して、同じ初対面のイケメンは初対面が終わるころには「アヤ〜」と呼んで、それがアヤさんにもOKされているのです。
この二人が山田アヤさんを恋人にしようと頑張ったとき、どちらが勝つと思いますか?当然、イケメンの圧勝です。
また、友達なら許される、踏み込んだ会話が使えます。
わかりやすいのがタメ口での会話で、これが続くと女性の警戒心が下がっていきます。仲の良い友達と話しているような感覚になるからです。
警戒心が下がると、女性の会話の中によそ行きの言葉ではなく、本音が出てくるようになります。
本音を話すのは楽しいので、そのタイミングで次に会う約束を提案されるとあっさりとOKしてしまいます。話していて楽しいのですから、断る理由がないからです。
このようにして、イケメンは初対面から友達というアドバンテージを最大限に活かしているのです。
非イケメンから見るとかなりの速さで女性をゲットしているように見えますが、実は普通の速度です。ただスタート地点が違うだけに過ぎません。
ここまでで、イケメンのアドバンテージは理解できたかと思います。
ここで大切なお知らせがあります。イケメンがしているから非イケメンが同じことをしても成果を出せるかというと、それは間違いということです。
(2)非イケメンがイケメンと同じ戦い方ができない理由
実は、非イケメンはイケメンと同じ戦い方をしてはいけません。それは非イケメンの私からの忠告であり警告です。
なぜなら、非イケメンは初対面の女性から見て「知人」であり、遠い関係性だからです。
そのため、イケメンと同じようにタメ口や下の名前で呼び捨てをすると、「失礼な男」として一発でレッドカードを出してきます。
結果、その女性との人間関係を断たれる、コミュニティ内での評判が非常に悪くなる、場合によっては出禁になるなどの辛い展開が待っています。
簡単に書くと、イケメンは女性との心理的距離感が近い(大抵友達以上の関係)ので、踏み込んだ行動も含めて大抵の提案はOKとなります。
しかし、非イケメンは女性との心理的距離感が遠い(大抵は知人もしくは興味なし)ので、踏み込んだ行動も含めて大抵の提案はNGとなります。
これがイケメンだと簡単に女性と仲良くなれるのに対して、非イケメンが女性となかなか仲良くなれない根本的な理由です。
大抵の男性はこの事実を知らないので、女性を腫れ物に触るように扱ったり、女性を回避するような動きをします。
実際、努力して高い給与を得ている男性や、家族など守るものがある男性の多くは、リスクヘッジのために女性との関係性を必要以上に進めるのを避けているのが現実です。
しかし、女性を避けていては彼女のゲットは極めて困難となります。では、どうしたら良いのでしょうか?
実は、非イケメンには非イケメンなりの戦い方があるのです。
(3)非イケメンは知人というステップへの対処をすればよい
非イケメンの男性が初対面の女性と会うと、ほとんどの場合で知人の関係となります。友人関係になる事はありません。
理由は簡単で、非イケメンの見た目では友達関係になるまでの信頼を与えることができないからです。
ここで言う見た目には「生まれつきの顔」という要素が含まれるため、本人の努力だけではどうにもできない部分で判定されてしまうのです。
だからといって、非イケメンは恋愛ができないのではありません。
非イケメンは知人というステップが1つ多いだけであり、知人ステップの突破方法を問われているのです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
①(生まれつきの顔以外の)見た目を最大限に高める
見た目を最大限に高めることは、努力で誰でも簡単にできることです。これだけで、たいていの女性は会話そのものをOKしてくれるので、関係性を縮める足がかりとなります。
できる営業マンと同じで、会話する機会さえ得られればその後の展開は何とでもなります。
だからモテる非イケメンや、生まれて25年間は童貞だったのに30歳時点で女性経験100人以上のような不思議な男性が存在するのです。
余談ですが、交際相手となる場合には、イケメンじゃないとダメと考える女性が10%程度います。
逆に言えば、90%の女性は非イケメンでも彼氏にします。だから特段問題ないと言えます。
また、顔で選ぶ10%の女性たちへのアプローチは決して無駄ではありません。友達を紹介してもらう要因として使えば充分に有効活用できるのです。
②コミュニティの力を活用する
職場では、仕事ができる男性になる、社会人サークルではリーダーや部長を務めることを意識しましょう。
リーダー格のポジションになると、周りは尊敬の目で見てくれるようになります。これは女性視点ではかなり魅力的に見える要素なので、知人ステップの短縮効果があるからです。
私が囲碁部で部長をしていたとき、部員全員と友達になっていました。これまで書いたような計画性は一切なしで、この結果です。
上記の知識を知ったうえで行動すれば圧倒的なアドバンテージを得られることは簡単に想像できるでしょう。
また、部長の時に遠征先の合宿場で知り合った女性とは、10時間もしないうちにメロンちゃん呼び(愛称呼び)したり、ボディタッチまでOKとなっていました。この展開も決して偶然ではないのです。
③短い自己紹介で女性の興味関心を引き付ける
単純ですが、会話が上手な男性はイケメン、非イケメン問わず人間関係を親密にするための重要な要素です。
初対面の場合、自己紹介など発言する機会が与えられるはずです。そのワンチャンスで「この男性、面白いかも」と思ってもらえるように準備して臨むのです。
例えば、「志願して能登半島の震災ボランティアに1週間参加してきた」とか「パラグライダーで空を飛んできた」みたいな話は女性たちの記憶に残りやすいでしょう。
これが上手くいって、その後に女性と会話するチャンスができたら、しめたものです。
自己紹介で話した内容の深掘りをしたり、あらかじめ準備しておいた別の自己開示を活用して、魅力的な自分をアピールしていくのです。
慣れれば関係性が友達とかギリ友達まで進むので、それから次に会う約束を提案するとOKをもらいやすいでしょう。
ただし、非イケメンは女性と会話してきた経験値が低いので、成果を出すまでにはなかなか苦労するかと思います。
基本的な対策は、会話する機会をできるだけ増やすことです。職場を利用すれば、仕事を通して様々な人と会話できます。理由があれば相手が女性でも冷静に話せるでしょう。
会話は場数を踏めば女性と仲良くなれる程度のレベルに到達しますから、ぜひ頑張ってください。
多少レベルの高い所で頑張りたいなら、マッチングアプリで出会いづくりをするのも有力です。
私は会話の無料練習所と女性からの冷徹な評価(次回のデート提案がOKかNGか判断してもらう)を受けられる場として活用していました。
以上、イケメンがやると女性に喜ばれるのに非イケメンがやると嫌われる理由と対策について解説しました。
非イケメンはイケメンが持つ要素を他の何かで補う必要があるのです。
大変な話ではありますが、逆に言うと人間性が磨かれ、努力の大切さを知る機会となりますから、決して損な話だけではありません。
逆に、イケメンは年を取ると顔のアドバンテージが失われて落ちぶれます。そこから非イケメンのように這い上がるのは大変です。
それらの対策を若いうちにできると考えれば、非イケメンも悪くないポジションだと思います。