女性は交際相手や結婚相手に必ず操を立てるわけではありません。感情のある人間ですから、浮気や不倫をすることもあります。
世の中的にはそれは悪いこととされていますが、現実には「浮気や不倫をするだけの理由がある」場合も少なくありません。
今回は、女性の浮気や不倫は必ずしも悪いとは言い切れない立場から解説してみます。
1.女性の浮気や不倫は必ずしも悪いとは言い切れない理由
結論から書くと、女性に問題がある場合と、あなたに問題がある場合が混じっています。
(1)結婚しても恋愛したい価値観を持つ女性は扱いが難しい
このタイプの女性は結婚していても恋愛していないと気が済みません。本音ではこのように考える女性は珍しくありません。
それは社会的に見れば悪いこととして処理されるのですが、見方を変えれば女性の価値観と社会の価値観が合わないだけとも言えます。
尊重する必要はありませんが、そういう価値観は確かに存在するということは認めるほうが、現実に対応するうえでは良いと思います。
男性側の対応としては、あなたが常に魅力的な男(オス)として接し続ける必要があります。
この手の女性は、婚姻関係という契約だけで行動を制限できません。
そういう女性を選んでしまったのですから、あなたが不断の努力をするべきなのです。
それができないなら、(慰謝料を取るか否かは置いといて)さっさと損切りして別れるほうが、あなたの精神を良好に保てるのでマシでしょう。
(2)あなたに男としての魅力がなくなった
こちらはあなた(男性側)に問題があるパターンです。
女性から見て単なる同居人であり、女として満足できなくなったという話だからです。
あなたが努力を怠ったから、女性の心が離れてしまい、それが結果として不倫や浮気という形になったのです。
この場合でも既婚、婚約状態なら慰謝料の請求はできます。
また、既婚、婚約、未婚のいずれであったとしても、社会通念上はあなたに正義があると言えるでしょう。
しかし、実態としてあなたに気持ちがなくなっているわけですから、努力不足と言われても仕方がありません。
社会通念や慰謝料を知っていて、それでも不貞を選択するくらい、あなたに魅力がないということになるからです。
こういうパターンはあなたも女性も不幸になってしまいますから、可能な限り避けなければいけません。
男としての魅力とはかなりふわっとした表現ではありますが、少なくとも、女性が求めるものを与え続けられる男性になる必要があります。
(3)変化に対応できなかった
こちらはあなたと妻の一方あるいは両方に問題があるパターンです。
夫婦の関係性は、家族構成、子供の有無、子供の年齢、などによって変化します。
例えば、子供が生まれた後も、あなたの生活が子供がいる前と同じであれば、高確率で女性の心はあなたから離れてしまいます。
子育て中は自分の時間を削ってでも子供に奉仕する妻が多く、同等レベルの奉仕を夫に求めるからです。それに応えられないと夫として失格になってしまいます。
他にも、妻は様々な要望を持っていますが、それに対応できる男性は少ないのが実態で、その結果が熟年離婚の増加として表れているのだと思います。
このように、状況の変化に対応できることはとても大事ですが、実際問題としてすぐに対応できる男性は決して多くありません。
そういう場合は妻や彼女に話し合いを申し入れ、協力を仰ぐことも重要です。
誠実な女性である程、このような申し出に対して前向きに対処してくれる可能性が高いからです。
女性にお願いするという行為は、少なくない男性にとっては困難なことかもしれません。
しかし、これによって女性との関係悪化を回避して、関係性をより良いものにできる可能性が非常に高くなります。
女性から寵愛を受け続けるためなら、男性のプライドなんてちんけなものです。
もちろん、妻も変化するべきであり、妻からの協力不足が原因となることも少なくありません。この場合はさっさと離婚という損切りするほうが賢明でしょう。
そうして次の結婚を目指すか、恋愛だけを楽しむのか、それともお一人様を選ぶのかは、これまでの個人の経験からご判断ください。
以上、女性の浮気や不倫は必ずしも悪いとは言い切れない理由について解説しました。
女性の浮気や不倫には、明確な理由がある場合もない場合もあります。
何でも自分の責任にする必要はありませんが、自助努力できる範囲では頑張ることが大切です。
そのうえで、どうにもならないなら、さっさと離れることをお勧めします。
最後になりますが、本記事は浮気や不倫を推奨しているわけではありません。
決まり事(法律)と感情は別物と言う話であり、浮気や不倫は相応のリスクと罰があることをお忘れなく。