女性は時として、「あなたにとって、どうでもいい話」を始める時があります。これは願ってもないビッグチャンスですが、対応を間違えると致命傷になる場合もあります。
どうでもいい話への対応次第であなたの恋愛が上手くいくか否かが大きく変わる理由、男性が取るべき対処法と注意点を紹介します。
本記事の内容
- 女性があなたにとってどうでもいい話を始めるのは関係を深めるチャンス
- 基本的には女性の話をただ聞き続けるだけでよい
- 女性がどうでもいい話を始めるか否かは、あなたとの信頼関係の深さで決まる
目次
1.女性のどうでもいい話が男性のチャンスになる理由
結論から書くと、あなたが女性との関係を一気に進められる絶好の機会となるからです。
その理由はなぜでしょうか。
①女性がどうでもいい話をするのは何を意味するの?
女性のどうでもいい話は、あなたに心を許し始めたサインです。なぜなら、どうでもいい話は、
話し手にとっては、楽しい時間
聞き手にとっては、苦痛で退屈な時間
となることが多いため、どうでもいい話をするには相手を選ぶ必要があります。
話し手は、自分が好きな話ができるのだから楽しいに決まっています。しかし、聞き手が興味を持つのかは別問題。相手にとって興味関心のない話であれば退屈で苦痛な時間を与え、コミュニケーションとしてはマイナスに作用します。
そのリスクがあるので、大半の女性は仲良くない人に対してどうでもいい話をしません。
しかし、気を許した人にはどうでもいい話をすることがあるのです。女性は話を聞いてもらいたい生き物で、あなたにどうでもいい話をすることで、あなたとの心理的距離感をそれとなく確かめようとしているのです。
では、どうでもいい話をちゃんと聞いてあげるとどうなるのでしょうか。
②女性のどうでもいい話を受け入れると関係が進展する
あなたと女性の関係性が進展します。どうでもいい話を受け入れてくれる人は特別な存在なので、女性から見るとあなたの価値が大幅に上がるのです。
女性のどうでもいい話を聞くだけで?大げさじゃないか?そう思う人は沢山いるでしょう。そんな人のために、私の不思議な体験をお話しします。
私が大学時代に、2泊3日の囲碁合宿に行った時の話です。結論から書くと、初対面の女性(メロンという名前にしよう)をその日のうちに膝に座らせる、後に手紙のやり取りができるほどに仲良くなりました。
その大きな理由は、移動中のバスでたまたま近くに座ったメロンの話をずっと聞き続けたからです。
メロンはネイルが大好きで、将来は美容業界で働くために頑張って勉強していること、今の自分のネイルにも非常にこだわっている話などを、延々と聞き続けたのです。
もちろん、私にとって女性のネイルや美容は何の興味もない話。実に苦痛で無駄な時間でした。「早くバスが目的地に着かないかなあ」と内心思っていました。
しかし、この時の私は「メロンの話を延々と聞き続けたらどうなるのだろう?」と何となく思って試してみたのです。興味関心のない話を2時間近く延々と聞き続けました。かなり疲れましたが、その後はメロンと一緒の時間を楽しく過ごすことができたのです。
このように、女性のどうでもいい話を聞くと関係性を一気に近づけることができます。その代償として、苦痛が伴う、無駄と思える時間を過ごす必要があります。
男性にとって、それは嫌な事なのはわかります。しかし、ただ話を聞くだけで仲良くなれるのなら、やるほうが良いです。特別な技は必要ありませんから。
では、どうでもいい話を無駄な時間として拒絶するとどうなるのでしょうか。
③女性のどうでもいい話を拒絶すると関係が後退する
残念ながら、女性があなたに対して距離を取るようになります。併せて、あなたへの信頼度も下がってしまいます。
なぜなら、あなたが女性に対して「心理的に近すぎだよ」というサインを出したのと同じだからです。
このサインを出すと、女性から見たあなたは「ちゃんとした理由がある時しか話せない人」になります。わかりやすく書くと、職場の同僚ポジションです。彼らは理由がある時だけ会話できます。それと同じです。
これがどれほどの損失となるのかを、私の経験をお話しします。
私が中学生の時に女友達がいました。いつものように廊下で話していたら、突然彼女が「私たち、すっごく仲良しだよね!」と言ったのです。彼女とはよく話をしていましたが、そんな感じで急接近するような発言は初めてでした。
それに対する私の言葉は「全然、そんなんじゃねーよ」でした。あまりにも急だったこと、周囲に同級生がいたので聞かれたり見られたりしたら恥ずかしいという思いがありました。
自己防衛に近い言葉でしたが、その代償は、その後二度と彼女と話すことはなくなるという悲惨なものでした。
あの時素直に受け入れていれば、もしかしたら彼女になってくれていたかもしれないのに。私の後悔の1つです。
以上、女性がどうでもいい話を始めた時は、女性の話を受け入れて、ひたすら聞くことが大事です。
では、実際に女性がどうでもいい話を始めた時、どのように立ち振る舞えばよいのでしょうか。
2.女性がどうでもいい話を始めた時の正しい対処法とNG対処法
結論は、話し手である女性が気持ちよく話せるようにアシストしてあげるとOKです。その時の注意点を紹介します。
誰でもできそうな簡単な方法ですが、読んだだけでできるようにはならないと思います。職場や家族の人などで普段から練習しておきましょう。
①ただ聞き続ける
女性が話しやすいようにあなたが反応する、ただそれだけです。
一見すると「ただ話を聞くだけ?簡単じゃん」と思いますが、実は、あなたが聞き役に徹して、話している相手を満足させることはかなり難しいです。
あなたも「ただ話を聞いて欲しいだけ」の時に、以下のようなことをされて、不快な気持ちにさせられたことがあるでしょう。
【多くの男性がやりがちな失敗】
- 他の話に変えてしまう
- 結論を急ぐ
- 話の腰を折る
- 興味なさそうな態度を取る
- 頼まれてもいないのにアドバイスする
- 善悪の判断をする
あなたが女性にこれらのことをすると、女性は心を閉ざしてしまいます。女性もただ話を聞いてほしいだけです。「そうなんだ」「うんうん」と全てを受け止めましょう。
②相づちを入れて話を膨らませる
女性が話している時は相づちしましょう。上手にすると「この人、私のどうでもいい話をこんなにきちんと聞いてくれる!」となり、どんどん話し続けてくれます。
注意点として、相づちがワンパターンになると女性受けが弱くなります。多くの人は無意識に使いやすい相槌を1~2個だけ使うことが多いようですが、あまり良くありません。相づちのバリエーションを5個~10個ほど用意して、バランスよく使いこなしましょう。
女性がどうでもいい話をしてくる状況なら友達以上になっているはずなので、砕けた表現で十分です。
【相づちの一例】
- うんうん^^
- それで?それで?
- それからどうなったの?
- マジ?
- やるじゃん!
参考として、具体的な相づちが46個紹介されているページを紹介します。
参考 上手なあいづち・具体例46種類|話し上手はあいづち上手ライフデータ
相づちと合わせて、表情にも注意しましょう。人は言葉より態度や表情を重視します。営業スマイルでも構わないので、あなたの表情からも「話をもっと聞きたい」という印象を出せるように意識しましょう。
③話を展開させる質問をする
女性の話がひと段落したとき、さらに女性が話せるように質問を入れるのが重要です。
このアシストによって「もっと話を聞いてもらえるんだ!」となって女性は嬉しくなります。楽しく話ができます。
例えば、女性が「渋谷で●●という有名人を見た!」と言う話を始めたとしましょう。(多くの男性にとってどうでもいい話ですね。)
ある程度話し切ったところで、あなたが「どうして●●って人をそんなに好きなの?」と質問してあげます。
大抵の場合、女性は●●を好きな理由や、その経緯を話し始めて止まらなくなります。そしてまた話し尽くしたところで、あなたが何らかの質問をします。
この繰り返しをすれば、女性が延々と話を続ける状態を作ることができます。そしてあなたへの好感度が上がり続けます。
状況と女性によりますが、この場の盛り上がりだけでホテルに行くことも普通に起こります。モテるために極めて重要なスキルということがわかると思います。
最初のうちは、女性の話を聞きながら質問を1~2個考えておきましょう。大抵はあなたにとって何の興味もない話をしているはずなので、冷静に質問を考えることができるでしょう。
最適と思えないような質問しか思い浮かばなくても、とりあえず質問で話をつなぎましょう。何度も繰り返すと、どういう質問をすると女性が喜ぶのか、女性が話し続けられるのか、勘所がわかってきます。慣れてきたら、女性が明らかに話したい内容を質問できるようになります。
こうして女性が満足するまで話し尽くしてもらいましょう。「私ばっかり話してごめんね」と言ってくれる、心の中で思ってもらうのが理想的な展開です。
④よくやりがちなNG方法
ここまで読んだ人がやってしまいがちなミスの1つに「女性にどうでもいい話をさせるように誘導する」があります。
これは一見すると有力に見える方法ですが、実際には全くうまくいきません。女性視点では「話すように誘導されている」と感じてしまうからです。
私も試した時期がありますが、上手くいった試しがないばかりか、その後の女性との関係性が悪くなることが多かったのです。ほぼ全ての女性に見抜かれていたのでしょう。
「そういうコミュニケーションは良くないよ」と親切に教えてくれる女性が何人もいました。なので、ほぼ100%見抜かれて評価を下げると思ったほうが良いです。(よほどコミュニケーションに自信がある人を除く。)
そもそも女性は信頼関係が不十分な人に対して無駄話をしません。それが社会常識、礼節にあたるからです。
根本的な対処法はシンプルで、「あなたになら、どうでもいい話ができるかも」と思われるように普段から信頼関係の構築を愚直に進めることです。