結婚相談所ではほぼスペック勝負なのに自由恋愛ではスペックが重要視されない理由

恋愛や結婚ではスペックが必要と言われます。スペックとは年収や見た目の格好良さのことで、これが高い男性ほど有利です。特に結婚相談所ではスペック次第で選択できる女性の幅が変わります。

一方で、自由恋愛の世界では、スペックがあまり関係なくなるという不思議な現実があります。だから私も自由恋愛の世界で戦い、理想とする女性と結婚することができたのです。

なぜそんな事が起こるのか、解説します。

 

1.結婚相談所ではほぼスペック勝負なのに自由恋愛ではスペックが重要視されない理由

結論から書くと、結婚相談所はスペックありきでマッチング相手が決まりますが、自由恋愛ではスペックの影響度がわからなくても初対面から交際まで進めるからです。

 

(1)恋に落ちるから

恋愛から入る場合、その人を好きになる、交際したいという判断は、感情で決まります。

あなたが一目惚れをした経験が有るなら、そのときの事を思い出して下さい。周りのことなんて何も目に入らなかったでしょう。

後から冷静に考えると、なんでそんな感情になったのか、不思議になることもあるでしょう。

 

このように、相手のことが好きという感情は、スペックの違いなんて些細な問題としてしまう効果があります。

具体的には、顔、年収、年齢、家庭環境などのスペックに影響する要素がまるっと無視されたり、影響度が大幅に落ちてしまうのです。

中学生や高校生が恋愛する時、そんな要素を考えることはほぼありませんよね。

その結果、10歳年下、20歳年下の女性との交際や結婚、無職男性と結婚して甲斐甲斐しく養う女性が出現する、などの事例が生まれるのです。

 

もちろん、冷静な周りは「本当にそんな男性で良いの?」と考えたり、親切心から忠告する人もいるでしょう。

しかし、当の女性は恋愛マジックにかかって満足しているので、言うことを聞いてくれることはほぼありません。

 

先ほどの事例は極端ですが、自由恋愛だと大なり小なりこのようなマジックが発動します。「愛があれば何でも乗り越えられる」と思ってしまうのです。

このように、これが自由恋愛だとスペックがあまり重要視されない傾向が発動しやすいのです。

 

しかし、結婚相談所ではこのマジックは存在しません。相談所の職員は、互いのスペックが似通った人を紹介するからです。

 

これは当たり前の話で、例えば結婚相談所の紹介によって、AさんとBさんがマッチングしたとしましょう。

Aさん視点で「Bさんはハイスペの人だ」と評価するなら、Bさん視点では「Aさんは低スペだ」となります。

すると、Bさんは不満を持つことになり、利用している結婚相談所に不信感を持つでしょう。こういう展開を避けるため、マッチングはほぼ同じスペック同士のみで成立するのです。

 

よくある不満に「結婚相談所は自分が希望する異性を紹介してくれない」というものがありますが、これは結婚相談所の仕組みを理解していないからです。

自分と近いスペックの人と結婚したいなら結婚相談所、自分より高いスペックの人と結婚したいなら自由恋愛なのです。

 

余談ですが、私も中学生の時に一目惚れしましたが、あの感情の昂りは異常でした。

その女子も今では単なるおばさんなので、なんの感情も湧きませんが(笑)

 

 

(2)交際前後でセックスできるから

自由恋愛の場合、ほとんどのケースで交際前後の段階で初めての(同意の上での)セックスをします。実は、これが女性の感情を繋ぎ止める重要な鍵となります。

 

女性にとってのセックスはかなり重いです。女性は自分の裸を見せる相手は好きな人だけだと思っています。

家庭教育や学校教育でそのように教わりますし、周りの友達も当然のようにその主張をするからです。

だから女性は「セックスするのは好きな人だから」という価値観を疑いません。

 

一方で、人間の感情は言動一致だと落ち着くという性質を持っています。自分が考えているように行動していることを当然だと思っているのです。

 

これらを合わせて考えると、女性は「この男性とのセックスを受け入れたのは、この男性のことが好きだから」と考えるのが一番自然となります。

つまり、熟考の上のセックスでも、その場の雰囲気やノリであっても、「合意の上でセックスをOKした男性」のことを、女性は好きになってしまうのです。

この展開は高確率で起きます。私が、初セックスできる機会を逃すべきではないと主張する理由はここにあるのです。

 

この点を考慮すると、男性はとりあえず女性と一度でも(合意の上で)セックスしてしまえば良いのです。

大抵の場合で、女性は言動一致を優先するので、継続した交際関係を実現しやすくなります。

この流れにより、あなたと相手のスペックの違いを無視しやすくなるのです。あなたが低スペックならこの考え方は活用すべきです。

 

ただし、初対面での即ゲットは、合意の上でのセックスであっても、その後に女性と連絡が取れなくなる可能性が非常に高くなるので避けるほうが賢明です。

最低でも2回以上、できれば3回目のデートでゲットしましょう。

 

当然ですが、この手法は結婚相談所では使えません。初対面が成立する時点でスペックによる評価が完了しているからです。

セックスはそのあとの副産物や子供を得るための義務的な行為に過ぎません。

 

余談ですが、メンヘラ系などヤバそうな女性とセックスしてしまうと、ストーカーになるなど後始末が大変なので注意しましょう(笑)

 

(3)信頼の獲得をしてから口説きに行けるから

自由恋愛のメリットは、出会う前から信頼獲得ができることです。そんな方法があるの?と思うかもしれませんが、多くの人は自然に実現しています。

 

例えば、職場で仕事ができる男性になっていると、それだけで、新人女性やまだ会ったことのない同僚女性や同僚男性から信頼されます。

同僚男性からの信頼も非常に重要で、「あいつ、仕事ができるやつだよ」と言ってもらえると、それだけで周囲からの評価が爆上がります。

人間は「俺、仕事ができるよ」と言うやつは根拠を示しても話し半分で受け取られますが、第三者から「あいつ、仕事ができるよ」と言われると、根拠なしに信用してしまうものなのです。

そして、仕事ができるというたった一つのスペックによって、他の情報が無くても総合的に高い信頼感を得られます。だから仕事ができる男性はモテるのです。

 

他にも、コミュニティを運営している主催者も同じような効果を得ることができます

例えば、毎月30人の人間を集めてバドミントンサークルを運営している人は、そのコミュニティに初参加の女性から非常に高い評価を得ることができます。それだけの人を動かせることに価値を認めてもらえるからです。

また、「次回の案内をしたいから連絡先を教えてもらえますか?」と言うと、高確率で連絡先をゲットできます。単なる参加者では決して実現できない、美味しい話があるのです。

 

コミュニティ運営は難しくても、多くの人は似たようなことをしています。友達の紹介という方法です。

Aさんの紹介によって、BさんとCさんが出会ったとしましょう。この場合、「あのAさんが紹介してくれるのだからいい人に違いない」という先入観で相手のことを見るので、(紹介無しの初対面と比べて)高確率で仲良くなるのです。

友達が多い人ほど結婚が簡単になり、理想の人と近い人をゲットしやすいのは、ちゃんとした根拠があるのです。

 

反対に、結婚相談所ではスペックで初対面できるか否かが決まるため、(初対面までに)あなた自身に対する信頼を武器にすることができません。仲介している結婚相談所に対する信頼感が全てです。

そのため、会った後はそこから全ての信頼を積み上げる必要があります。だから意外と信頼獲得が難しくなったり、仲良くなるまでに時間がかかる傾向にあるのです。

 

以上、結婚相談所ではほぼスペック勝負なのに自由恋愛ではスペックが重要視されない理由について解説しました。

あなたが希望する理想の女性と結婚したいのなら、戦う場所は結婚相談所ではありません。

職場やコミュニティ作り、あるいは友達作りなどをコツコツと行い、女性と会いやすくなる仕組みづくりを頑張ることをおすすめします。