【男性向け】出産後の妻とセックスレスになる理由と対処法【追加メリットあり】

結婚して第一子をもうけた後、妻からセックスを拒絶されてしまう男性は少なくありません。

男性にとってのセックスは非常に重要な要素ですから、このような展開はぜひとも回避したい所ですが、実は対処法はさほど難しくありません。

結論から書くと、家事と育児を高いレベルですることが対処法となります。なぜなのか、私の経験も踏まえて、セックスレスの展開を回避する方法について解説します。

 

1.出産後の妻とセックスレスになる理由と対処法

 

多くの場合、男性側に家事と育児をする意識が低すぎることが問題となっています。その理由を対処法を解説します。

 

(1)第一子出産後に女性からセックスNGされるのは男性が子育てに対する手伝いが少なすぎるから

子どもが生まれると、女性は子育てで慢性的な寝不足となります。特に生後まもなく〜1歳になるくらいまでは夜中の授乳(or粉ミルク)と夜泣きで、まとまった睡眠を取ることができなくなります。

また、子どもと過ごすことで自由な時間が失われます。0才児や1才児は親の都合なんてお構いなしに絡んできます。トイレだって扉を開けていなければいけないほどです。だから自由な時間なんてほぼなくなります。

多少自由な時間ができたら、おむつやミルクの調達、子供服の下調べや離乳食のための情報収集などであっという間に時間はなくなってしまいます。

 

そんな状況に対して、旦那は仕事はしているけど家事と育児は何もしてくれない、あるいはほとんど手伝ってくれないとなったら、女性があなたのことを非常に腹立たしいと感じるのは当たり前です。

何もしないのなら罰を与えてやろうということで、男にとって大切なセックスを取り上げるという思考に、多くの女性が辿り着くのです。

例外的に、第2子、第3子が欲しいときだけ行為をしますが、これは利害が一致しているからに過ぎません。目的を果たしたら再びセックスレスになります。

 

さて、このような展開を回避する方法はあるのでしょうか。

 

(2)対処法は子育てと家事の手伝いをする事

あなたが取るべき対応はシンプルで、あなたが家事と子育てに最大限協力することです。この時の協力方法には幾つか注意点があります。

 

①必ず妻と相談して妻から納得を得ること

家事や育児を手伝うとき、もっとも重要なことは「あなたの妻が納得するレベルを提供する」ことです。

他の家庭の話やネット上のアンケート結果は参考情報にはなりますが、基準にする意味は全くありません。

お隣の家庭は夫も妻も小遣いが毎月10万円かもしれませんが、それは夫婦共働きかつそれぞれ年収900万円だから実現できているかもしれません。他所は他所、ウチはウチの考え方で、現実的な着地点を見つける必要があります。

 

その場合、あなたが妻からの提案を受け入れたら出世を諦めなければいけない事態になることもあり得ます。

その場合でも頭ごなしに否定するのではなく、仕事を優先した場合と家庭を優先した場合のシミュレーションを提示して、どちらを選ぶのかを納得してもらう必要があります。

取引先への提案みたいで嫌に感じるかもしれませんが、世帯収入と生涯収入の変化に関わるため、今後の人生への影響度を考えると避けて通ることはできません。

 

②あなたから女性に状況確認や提案を行う

男性は「何も言われなければ問題はない」と考えがちです。これは相手が同じ男性なら有効ですが、女性の場合はダメです。基本的な考え方が異なるため、あなたから歩み寄りを見せることが極めて大事な話となります。

多くの女性の話を聞く限り、女性は相当の不平や不満には耐えてしまいます。その間に「夫に家事や育児を期待してはいけない」「お金だけ持ってくる存在だと割り切ればいい」などの見切りをつけることが少なくありません。

 

そのため、あなたは数か月ごとに「問題や改善点は無いか」「今のやり方よりこのやり方のほうがいいのではないか」などの状況確認や提案を継続して行うことが必要です。

同様に、妻に対して「改善すべき点は無いか」と数か月に1回程度は聞くことも併せて行いましょう。あなたが問題ないと感じていても、妻が相当な不満を持っていることは実によくある事なのです。

 

③家事をすることも子育ての間接的な支援となる

子育てが始まると、どうしても妻に「家事+子育て」の両方がのしかかります。

この状況を冷静に判断すると、妻を支援するには「子育てをする」だけではなく、「家事をする」ことも妻の負担を減らすことにつながることがわかります。

 

例えば、あなたの妻の特性として「子育てが苦にならない」と言うのであれば、あなたが積極的に家事を負担することは、有力な協力体制構築の方法となります。

もちろん、あなたの妻が「子育てがしんどすぎる」と言うのであれば、あなたが子育て部分の負担をすることでサポート出来ます。

バランスよくサポートすることが求められているのならそれに応えるようにするのが正解です。

 

これはどれが正しいというのではなく、ケースバイケース、あなたの妻の価値観や特性に依存する話です。

恋愛活動を完走するまでの間に、男性は「女性はこういうものだ」という思い込みで何度か痛い思いを経験します。その経験を活かし、結婚後に同じ過ちをしないことが肝心です。

周囲の話やSNSの情報は参考程度に使い、唯一無二であるあなたの家庭状況に対応していきましょう。

 

これらのことができたらそれなりの確率でセックスレスを回避することができるはずです。

ただし、他にも有益な効果があります。それについても解説しますね。

 

(3)セックスレス回避以外にも得られるメリットとは

ここまで述べたようなことを地道に積み上げていると、妻と継続したセックスを実現するだけではなく、他にも様々なメリットを得ることができます。

 

①妻の機嫌が安定して良いので家庭での居心地が良くなる

多くの場合、妻の機嫌が良い状態を保てると、家族全員の感情が満たされやすくなります。子供の情緒が安定し、あなた自身も自宅が安らぎの場になりますので、非常に大きなメリットとなります。

それはあなたの家事や育児のレベルが一定以上になることで、妻にとっては大きな安心材料となるからです。「自分が病気やけがをしても子供の心配をしなくて済む」という心理的安心感を女性が持てるので、心の余裕ができるのです。

それがあなたはもちろん、子供にも非常に大きなプラスの効果を与えることにつながるのです。

 

②子どもと楽しい時間を過ごせるようになる

子どもがパパっ子になりやすくなったり、一緒に遊ぼうと声をかけてくれやすくなります。あなたがよほど子ども嫌いでない限り、これで受け取れるメリットは何者にも変えられません。

 

また、躾のために子供に何かをやらせる場面はよくありますが、こういう時に言うことを聞いてくれやすくなります。。

子供は正しいことを言うだけ≒ただ口うるさいだけの人には反発する一方、「楽しさを与えてくれる人」からの「厳しいこと」には我慢してやってくれます。

父親はこういうポジションのほうが望ましいと、個人的に思います。

 

③妻が言うことを聞き入れてくれやすくなる

あなたが家事と子育てをきちんとすることで、妻からあなたに対する評価が非常に高くなります。このような状態だと、多少難しいことを聞き入れてもらいやすくなります。

例えば、小遣いをあげて欲しいという話も「普段から頑張ってくれているから」とOKしてもらいやすくなるのです。

 

以上、出産後の妻とセックスレスになる理由と対処法について解説しました、

結婚して子どもができた後も、妻と末永く行為を続けたいのであれば、家事と育児への協力は必須です。最低でも、今から家事のレベルを上げておきましょう。

安易に浮気などに走るのは破滅への道です。短気は損気と言いますので、現実的な対処をすることをお勧めします。

 

ここに書いていることをいきなりするのは簡単ではありません。私自身、変化するには数年を要しました。しかし、変わる価値は十分にあります。

ある意味では自己投資ですので、やってもやらなくてもよいです。だからこそ、できる側の人間になると大きなメリットを受け取れるのです。

 

最後になりますが、このような対処法が実現するのは妻がある程度の思いやりをあなたに持っていることが前提です。

例えば、あなたのことをATMと思っていたり、本質的な性格がねじ曲がっている女性には通用しません。

このような女性を切り捨てて見た目も中身も素晴らしい女性を選択していることが前提となりますので、十分にお気を付けください。