恋愛では自分らしさが大事という主張があります。これは本当でしょうか。
結論から書くと、以下になります。
- 自分らしさを出すほど、女性を口説き落とすのが難しくなる
- 自分らしさを受け入れてもらえるほど、恋愛の満足度は高まりやすい
- ある程度の女性経験を積むまでは自分らしさは意識しないほうが良い
- 自分らしさは女慣れしてから意識しても間に合う
本記事の前半では、最初は自分らしさを出すべきではない理由を、後半では自分らしさを出していく手順を解説します。
目次
1.恋愛では自分らしさを優先するべきではない理由
私の恋愛活動の経験からわかったことを3つに分けて解説します。
(1)自分らしさとモテには直接的な関係性が無い
意外かもしれませんが、自分らしさとモテには特に関連性はありません。
自分らしさがモテに直結するなら、恋人がほしい人は高確率で交際相手をゲットできます。恋愛で悩む人はほんの一握りとなるでしょう。
なぜなら、全ての人は自分らしさを兼ね備えているからです。
生まれ、育ち、年齢、性別、体格、価値観、交友関係、得意なスキル、現在の仕事、宗教など、あらゆる面が完全に一致する人は存在しません。
つまり、全ての人は最初から自分らしさを持っているのです
それなのに、多くの人が恋愛で悩んでいる現実があるのは、自分らしさがプラスに働くかマイナスに働くかは人によって変わるからです。
自分らしさがプラスに働く人は、シンプルに「自分らしさを出せば彼女はできる」という考え方になります。
ところが、自分らしさがマイナスに働く人がこれを真に受けると「一向に彼女ができない」という事態になってしまうのです。
過去の著者もマイナスに働く人間の一人で、それを克服した経緯があります。だからこそ、自分らしさを過信することがいかに危険であるか、身をもって知っているのです。
(2)女性の要望に合わせるほうが良い結果につながりやすい
現実的には、自分らしさを出すほどモテから離れやすくなります。なぜなら、自分らしさと、女性があなたに求めることは必ずしも一致しないからです。
言い換えれば、女性が求めるものを数多く提供できる男性がモテますが、そうではない男性はモテません。
例えば、「高い収入を求める女性には高い収入」を、「安定した職を求める女性には公務員などの職業」を、「誠実さを求める女性には誠実さ」を、「イケメンを求める女性にはイケメン」を提供できるほうが有利です。
服装1つを取っても、男性受けの服装より女性受けの服装のほうが有利です。女性からプラスの評価を受けることができるため、女性があなたの話を聞く姿勢になりやすい、結果として会話が盛り上がりやすくなるからです。
見た目も同様で、見た目(服装、髪型、身だしなみ、体型)を最大限に高めることを強く推奨するのは、ほぼ100%に近い女性が求めている現実があるからです。(もっとも、見た目を高めると仕事、人間関係などあらゆる面が改善するメリットがあるので、人生を豊かに過ごすためには必須です。)
このような女性の要望を無視した「自分らしさ」は、大抵はNGを出されてしまうのです。
女性にすり寄っているだけに見えるかもしれませんが、これは必要な歩み寄りであり、ある程度の割り切りが必要です。
恋愛における男性は営業マンである以上、お客である女性の要望に応えるのは当然のことなのです。
(3)モテる人のやり方を真似するのが優れる
このように考えると、恋愛で成功したい人は(自分らしさより)モテ男の言葉や行動を真似するのが最短ルートとなります。
恋愛では、以下のどちらを参考にすると成果が出やすいでしょうか。
- あなたが考える「モテる言葉遣いや行動」
- 実際にモテている男性の言葉遣いや行動
言うまでもなく後者です。彼らの言葉や行動には、彼女を作るヒントや答えが無造作に転がっています。
このように言われても、「真似するのは気が引けるな~」と思う人が少なくないと思います。
しかし、よく考えてください。(恋愛以外の)私たちの行動の大部分は、過去の先人の成功事例や習慣を流用しているに過ぎません。
例えば、仕事では頭が冴える朝に創造的/考える系の仕事をして、午後は事務作業をするのは一つの黄金パターンですが、これも多くの先人の知恵の結晶に過ぎません。
あるいは、出会った人に「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「お疲れ様」と挨拶するのは、そのほうが人間関係がより円滑になることを教えられ、実体験からメリットの大きさを知っているからです。
だからこそ、恋愛も同じように、先人(モテ男)の成功事例をそのまま真似するほうが早く成果に辿り着きます。
実際に成果を出せるようになるとわかることですが、自分らしさを出して結果が出ないより、自分らしさを全て殺してでも結果が出る方が嬉しいです。
なぜなら、本当に求めているものは「彼女ゲット」であり、「自分らしさはおまけ程度の扱い」だからです。
以上、3つに分けて解説しました。
ここまでは「恋愛に自分らしさは不要」と書いてきましたが、全く不要かと言えば、そんなことはありません。
今後何十年と続く結婚生活のことを考えると、「自分らしさを受け入れてくれる女性をゲットする」ことは重要度が高くなります。バランスを取ることが重要となるのです。
では、どうすればよいのでしょうか。
2.自分らしさを女性に受け入れてもらう方法
結論から書くと、まずは彼女ゲットと経験値を高めることに全力を注ぎましょう。自分らしさはそこまでたどり着いてから考えていくのがお勧めです。
(1)最初は自分らしさより彼女ゲットに全力を出す
最初にやることは、「特定の女性と交際している状態」を何度も経験することが大事です。この段階では。自分らしさを出す意識はゼロで構いません。
初対面から交際中まで進展することができたら、そこまでの経験値を得ることができます。これを繰り返すことで、女性に交際OKをもらうには何が必要で、何をしてはいけないというのが肌感覚で掴めるようになります。
また、恋愛は過去の経験人数が多いほどモテる傾向があります。簡単に言えば、「みんなが欲しいと思うものには価値があるように感じる」からです。
女性経験が3人のA君と10人のB君なら、B君の方がモテやすくなります。それだけの女性が交際をOKするくらいに魅力ある男性だと客観的に判断できるからです。この点からも、女性経験を貪欲に重ねることが重要です。
このとき、あなたらしさを意識すると逆効果になります。女性が求めているものとあなたらしさは必ずしも一致しないからです。
むしろ、モテ男たちの行動ぽあたーんを積極的にパクッテ活用するほうが有利となります。
では、いつごろから自分らしさを意識すればよいのでしょうか。
(2)女性経験が増えたら自分らしさを少しずつ出していく
恋愛がスムーズに進むようになると、どの女性とデートするのかをあなたが選べるようになります。この段階になったら、少しずつ自分らしさを出していきましょう。
なぜこの段階まで待つ必要があるかと言うと、自分らしさを出せば出すほど、女性から断られる確率が高くなるからです。その問題点を、あなたとのデートをOKしてくれる女性の数の多さでカバーするためです。
また、女性経験が高くなると「これが自分らしさだけど、これを出すと嫌われるだろうな」「この自分らしさならそれなりの女性がOKしてくれそう」という判断を付けられる可能性が高くなるからです。
仮に失敗をしても「これはやり過ぎだからやめよう」などと修正ができます。場合によっては自分らしさを出さないことで以前のモテる状態に戻る選択肢もあります。
このように「どこまでの自分らしさなら女性に受け入れてもらえるのか」を試行錯誤しながら恋愛を進めることで、最終的に「多くの自分らしさを受け入れてくれる女性を恋人にできる可能性を高める」ことができるのです。
(3)自分らしさを出すタイミングはデート中?交際中?
これはケースバイケースです。参考として、私がしていたことを2つ紹介します。
①デート中に出す自分らしさ
私が意識していたことは「初デートで割り勘にする」です。理由は「男性がお金を出して当然」という価値観を持つ女性が絶対に嫌だったからです。
この手の女性は男性をATMと勘違いしている傾向がある事、結婚後に経済的な問題が起こると(協力して解決するのではなく)問題を男性に押し付ける、最悪は逃げ出すようなイメージがあるからです。
最初のデートで割り勘とすることで、それをNGとする女性には次回デートを断ってもらうことで簡単にスクリーニングができます。後になって男性の金をたかる女性とわかるより、傷が小さい状態で損切りできるメリットがあります。
この価値観は歩み寄りがほぼ無いので、ダメなら最初からバッサリ切るほうが女性のためにもなると思っています。
②交際中に出す自分らしさ
交際期間中は時間をかけて歩み寄ることができる内容が良いと思います。
色々ありますが、私の場合は特に料理に関しては自分の価値観をある程度受け入れてもらっていました。
料理は毎日のことなので、味付けやメニューや美味しさに関してはある程度の注文が必須だと思っています。
もちろん、ただ文句を言うだけではなく、自分で料理もすることで歩み寄りすることも欠かしません。要求ばかりではダメと言うことです。
以上、まずは彼女ゲットと経験値を高めることに全力を注ぎましょう。自分らしさはそこまでたどり着いてから考えていくのがお勧めです。