恋愛において道徳的な思考や行動は役に立つのでしょうか。
結論から書くと、望みの女性をゲットする有力な武器となります。
その理由を「交際中」「口説き中」「知人・友達」の3つのステージに分けて解説します。
目次
1.恋愛で道徳が有力となる3つの理由
結論から書くと、望みの女性をゲットしたいなら道徳はかなり有力な武器となります。
(1)交際が長続きしやすくなる
道徳が最大の効果を発揮するタイミングは「交際が始まってから」です。なぜなら、道徳が持つメイン効果は以下の2つだからです。
- 周囲の人に不快感を与えにくい
- 周囲の人に心地良さを与えやすい
このような男性は一緒にいて居心地に良さを感じやすく、信用・信頼も高くなるため、女性から「ずっと交際したい」と思われやすくなります。仮に他に魅力的な男性が現れたとしても、そう簡単に浮気したり別れを選ぶことが少なくなるのです。
これはチャラ男や遊び人が一人の女性と長続きしにくいのとは真逆の効果となります。
また、あなたが道徳的であれば、女性も道徳的な可能性が高くなります。なぜなら、(恋愛に限らず)人間関係は似たような価値観を持つ人と一緒にいることを選びやすいからです。これにより、ますます交際が続きやすくなります。
(2)他のライバルに競り勝ちやすくなる
道徳は女性を口説くときにも重要です。
女性が男性の魅力を様々な要素で判断します。例えば、「話し上手」「頭がいい」「顔がいい」「おしゃれ」「頼りになる」などです。その中に「道徳」が含まれます。
「道徳」の効果をゲームで例えるなら、「与ダメージ+2%」「回復+2%」を与えるアクセサリのような効果です。地味ながら確実にアドバンテージを重ねていきます。
ライバルの男性が持つ魅力があなたと同程度なら、道徳のプラスを与える効果によって競り勝つことができるでしょう。女性と出会ってからの期間が長くなるほど大きなメリットとして活用できます。
注意点を挙げると、道徳単独で女性を口説くことはできないことです。道徳は「人としての魅力」の側面が強いため、道徳だけでは「いい人なんだけど…」で止まってしまい、女性を口説き落とすには力不足です。
男としての魅力(例えば前述の「話し上手」「頭がいい」「おしゃれ」など)を身につけるのは大前提であることにはご注意ください。
また、ライバルの男性が持つ「男としての魅力」が(あなたと比べて)圧倒的に高い場合は普通に負けてしまうことが多いのです。過信は禁物です。
(3)人間関係の中で様々な恩恵を受けられる
道徳的な男性は通常の人間関係(知人・友達)でも有利となります。
①人間関係が切れにくい
周囲の人を不快にさせることが少ないので、友達関係や知人関係が長続きしやすくなります。それにより、知人から友達に、友達から恋人へと人間関係が進展しやすくなります。
恋愛活動をしている人の悩みの1つに、せっかく出会った女性や男性たちとの人間関係が簡単に切れてしまうことが挙げられます。出会いをいくら作っても、継続できなければ何にもならないからです。この悩みを減らせるのは相当に大きなメリットとなります。
②他人から誘われやすくなる
道徳的な男性は、誕生日を祝われる、イベントに誘われる、頼まれごとをされることが多くなります。
一見すると面倒に感じるかもしれませんが、これらはそれが新しい人間関係を生み出す、あるいは既存の人間関係を維持・進展するうえでとても重要なこととなります。
- 合コンで「あと一人呼びたい」時にあなたが呼ばれる立場にあるのか?
- みんながあなたの誕生日をお祝いしたいと思っているかどうか。
- 業務上で何かを質問するときにあなたが選ばれるか、他の人が選ばれるのか。
当然、道徳的な男性ほど誘われる、声をかけられる確率が高まります。一緒にいてくれると楽しい、仮に誘って断られたとしても傷つかない断り方をしてくれるなどが期待できるからです。
このように、「何かしてあげたい」「一緒に何かをしたい」「何かをお願いしたい」という小さな出来事が何度も繰り返されると、人間関係、そして恋愛活動の上で無視できないさとなって表れるのです。
以上、望みの女性をゲットしたいなら道徳はかなり有力な武器となります。
では、道徳を身につけるにはどうすればよいのでしょうか。
2.道徳を身につけるシンプルな方法と見つけ方のヒント
私が道徳を身につける時に使った方法のうち、有力なものに絞ってお話しします。
(1)他人を不快にしない/他人の気分を良くする
実は非常にシンプルです。
- 自分がされて嫌だったことを他人にしない
- 自分がされて嬉しかったことを他人にする
- 上記2つを他人に求めない/押し付けない
ただこれだけです。小さな子供に教えるような話ですし、当たり前のことばかりです。具体例を挙げるとキリがありませんので3個ほど紹介します。
- 自分から先に挨拶をする
- 人が話している時はちゃんと聞く(相手の話の腰を折らない)
- 約束を守る
しかし、意外とできていない男性が多いのです。なぜなら、道徳的な人間は与えっぱなしで見返りを求めないことが期待されるからです。少し大変ですが、これができると「先に女性に与える男性がモテる」が理解できるようになります。
- 先に女性に多くを与える
- 女性は与えてくれる男性と交際を始める
- 女性があなたに返してくれる(あなたが与えたものより遥かに多くを)
不思議なもので、先に与えると(なにも要求しなくても)あなたは結果的により多くを受け取ることができます。恋愛以外の人間関係でも普通に使える方法ですので、マスターすることをお勧めします。
逆に、この意識が無いと「1与えたから、すぐに1返せ」という短期的な思考になりがちですので気を付けましょう。
ある程度慣れたら、「この人はこれをされると嫌がる」「この人はこれをされると喜ぶ」などカスタマイズしましょう。
例えば、私の妻はパフェ好きですが、それよりは牛タンが圧倒的に好きです。
「一般的な女性に好まれること/嫌われること」と「目の前の女性が好むこと/嫌うこと」を区別する能力は、交際や結婚など特定の人と深く長く関わる場合には必須のスキルとなります。
では、具体的な行動として、何をすればよいのでしょうか。
(2)道徳的な行動のヒントを得る方法
自分だけで考えてもよくわからないときに使える方法を2つ紹介します。
①人気がある人の言葉遣いや行動を観察する
周囲から人気がある人、声をかけられることが多い人は道徳面でも優れていることが多いです。彼ら彼女らを観察して、普段取っている行動を確かめてください。あなた、あるいはその他大勢の人たちとは違う言葉や行動を取っていることに気づくでしょう。
それは目に見える成功事例ですから、すぐに丸パクリしましょう。人間はオリジナルで何かを生み出すより、成功者の猿真似をするほうが圧倒的に早く成果を出すことができます。
補足すると、猿真似は何も恥ずかしい事ではありません。私は恋愛師匠の真似を繰り返して、自分の恋愛スキルを高めてきました。オリジナルは、猿真似が充分成功するようになってからでも十分間に合います。
②本や漫画を読んで参考にする
何でもいいので本や漫画を読んで、「これ良さそう」と思える1~3個程度をパクって自分の実生活で使ってみましょう。あなたの人間関係が少しずつ変わっていくのを実感できると思います。
活字慣れしていない人は、途中でヒントを1つ手に入れたら、その本を読むのを終わりにして実践に移りましょう。1冊の本から1つ得られたら、それで十分です。
(3)誰も見ていなくても常に道徳的な行動を取る
ここまで読んだ人の中には、「女性の前だけ道徳的になればいいのでは?」と考える人がいるかもしれません。一見すると合理的な方法ですが、大抵は失敗します。
第一に、慣れていない行動は不自然になります。ぎこちない行動から「普段はしていないけど、今だけはしているのね」とすぐばれてしまいます。
就活生や新社会人は雰囲気で何となくわかりますよね。彼らの場合は微笑ましいですが、道徳行為で違和感を与えると「打算的な人間」と判断されて大きなマイナス評価になります。日常から行動を繰り返し、自然な振る舞いになるまで体に染みつかせましょう。
第二に、普段の行動を女性に見られていることが結構あるのです。
「女性の前では道徳的、それ以外では手抜き」のように裏表を使い分ける人間だとバレてしまうと、想像以上のマイナス効果を女性に与えてしまいます。
結果、「よく分からないけど壁を作られているように感じる/なぜか仲良くなりにくいな…」という状況を作ってしまうのです。
第三に、女性の友達経由で知られてしまうことがあります。
女性の人間関係は男性より遥かに密なうえ、(女性に限らず人間は)悪口が大好きです。
悪事千里を走るという諺があるように、良くない行動はあっという間に広がります。
だからこそ、「いつ見られても問題ない行動を取る」ことが最善となります。
(4)モテるために道徳的になるのは偽善では?
もしかすると、女性にモテるために道徳的な行動を取ることに対して、疑問や不信感を持つ人がいるかもしれません。
しかし、別に問題ありません。
道徳的な行動は周囲の人にプラスの影響を与えます。だから動機が不純でも問題ないのです。やらない善よりやる偽善です。それに、動機はあなたが詳しく言わなければ誰にもわかりません(笑)
また、恋愛活動では自分の魅力を少しでも高める、あるいは高く見せる努力が必須です。それは結果的に自身の人間力を高め、レベルの高い女性に釣り合う男性になっていくために必要なことです。
不思議なもので、あなた自身は「モテるためにしている演技」と思っていても、続けていると習慣となり、最終的にはごく自然な行動となってしまいます。それは「あなたが素晴らしい人になった」ことの証でもあるのです。