男性の価値観は恋人がいない段階では邪魔になる理由

恋愛において価値観は重要と言われますが、状況次第ではマイナス効果となります。具体的には以下の通りです。

なぜここまで違ってしまうのでしょうか。

今回は、「恋人がいない段階では邪魔になる理由」について解説します。

１．男性の価値観は恋人がいない段階では邪魔になる理由

結論から書くと、あなたが持つ価値観を大事にすればするほど、恋人づくりでは不利になります。

①あなたの行動を制限してしまう

多くの男性は恋愛をしたいと考えていると同時に、無意識のうちに行動制限していることが珍しくありません。

例えば、「女性と自然な形で出会って恋愛したい」という価値観があります。普通に日常生活を送りながら、たまたま素晴らしい女性と出会って恋をしたいというものです。

言い換えれば、マッチングアプリや合コンなど、「恋人を作る目的で行動するのは嫌だ」ということです。

このような価値観を持つ男性は多いと思います。過去の私もそうでした。

そして、この何気ない価値観が、望みの彼女のゲットを困難にします。

なぜなら、「自然な出会い」をしながら「望みの女性を彼女にする」には、前提として「広い人間関係が必須」だからです。

具体的には、２週間に１～２回以上は「様々な友達や知人」から何かしらの集まりに招待される、どこかに遊びに行こうと誘われるくらいの人間関係が必要です。人間関係の十分な拡張力があるからこそ、友達に誘われた先で素晴らしい女性と出会えるイベントが発生するのです。

しかし、大抵の男性は、広い人間関係を持っていない、あるいは限られた人と深い付き合いになっています。「家と会社の往復だけ生活」をしている人も珍しくないでしょう。

結果、この価値観を持つ男性の大半は、彼女を作るどころか「全然女性と出会えない」結果になってしまうのです。

このようにあなたの足を引っ張る価値観は少なくありません。例えば以下のようなものがあります。

気を付けましょう。

②受け入れられる女性が少なくなる

あなたが持つ価値観を重視すると、口説き対象となる女性が少なくなります。結果として本当に口説きたい女性を口説き落としにくくなります。どういうことでしょうか。

例えば、私が希望する女性の一部を挙げてみます。

例として４つ挙げましたが、これをすべて満たす女性はかなり少なくなります。タバコと身長の希望を２つ出すだけで、６０％程度の女性が除外されます。条件を増やすと除外される女性は更に増えます。上記をすべて満たす女性は２０％もいないでしょう。

このように、あなたの価値観を主張するほど、口説き対象となる女性が減ってしまいます。これは恋愛で重大なマイナス効果をもたらします。

なぜなら、女性に対する具体的な行動をする機会が減るからです。

具体的には「女性に話しかける」「会話で楽しんでもらう」「デートに誘う」「盛り上げるデートする」「初めてのエッチに誘う」などの各種恋愛スキルを身につけにくくなります。

そのため、本当に口説きたい女性を目の前にした時、十分な恋愛スキルが身についていないために口説きに失敗しやすくなるのです。

③価値観は経験と共に変化する

恋愛であなたが重要と思っている価値観は経験によって変わります。

はっきり言ってしまうと、恋愛経験が少ないときに感じている価値観は、勘違いや思い込みであることが多いです。

私が童貞の時代には、以下のような価値観を持っていました。

これが沢山の女性経験を経て、既婚の今では以下のようになりました。

童貞時代の価値観はどこに行ったの？？？というくらいには変わります。そのため、「恋愛未経験／恋愛経験が少ない時期の価値観」はあまり大切にしないほうが良いと思います。

どうせ変わるものですから、深刻に考えないほうが良いと思います。

以上、あなたが持つ価値観を大事にすればするほど、恋人づくりでは不利になります。

しかし、「自分の価値観が無いと女性からモテるのは難しいのでは？」と思う人がいるかもしれません。この点を深掘りしてみましょう。

２．自分の価値観が無い男性でも女性にモテることはできますか？

この言い方は正しくもあり、間違いでもあります。

結論は、「その女性の譲れない価値観を尊重する」と「その女性の譲れない価値観以外の部分であなたの価値観を見せる」の両立が必要です。

①その女性の譲れない価値観なら尊重する

基本的に、女性が関わってくる部分では価値観の衝突が起こる可能性があります。そして、その女性が譲れない価値観で衝突した場合は、女性の主張を全面的に認めてください。

例えば、ある女性が「男性はデートでは女性に奢るのが当然」と考えているとします。この価値観が「その女性にとって譲れないもの」だった場合、次のデートをしたい男性は初デートでは必ず奢らなければいけません。

逆に、奢らない男性には次回のデートはありません。「価値観が合わない男性」となるからです。

このように、女性を口説くなら、自分の価値観を無視して女性の価値観を大切にするほうが有利となるのです。

しかし、女性の価値観だからすべて正しいとは限りません。間違っているもの、受け入れがたいものもあります。その場合はどうすればよいのでしょうか。

答えは簡単で、全て受け入れてください。その女性が持つ譲れない価値観を、説得して変えることはできません。

先ほど例で示したデートでの奢りについて、「今は男女平等の時代だよ」などと正論をぶつけてもダメです。

何を言っても、「あなたと私の考え方は違うのね」「私が求める男性像に当てはまらない」となり、別の男に逃げられてしまいます。

仮にその場では女性を説得させたとしても、心の底では大いに不満を溜めています。今後のデートや口説きは男性にとってかなり厳しくなることは覚悟しなければいけません。

②その女性が譲れる部分であなたの価値観を主張しよう

先ほどとは逆に、女性からしたらどうでもいい価値観、男性に譲歩しても良いと思える価値観も沢山あります。

ここが、あなたの価値観を全力で出すことが許される場面となります。ただし、女性が何の価値観なら譲れるのかは、女性個人によって変わります。

安全策を取るなら、あなた個人で完結する事柄で価値観を存分に出すのが良いです。これなら女性と価値観が衝突することがほぼありません。

具体的にはあなたの仕事や趣味が良いです。仕事や趣味に全力を出す姿を見せつつ、その魅力を熱く女性に語りましょう。それを通して、女性は「あなたは●●って考えを持っているんだ」「●●が好きなんだ」などを伝えることができます。

私の場合、お菓子作りを熱く語るのが好きです。女性の多くは料理経験があるのでイメージしやすいので話が盛り上がる傾向にある、お菓子作りの失敗ネタは沢山あるので笑ってもらえるなど、メリットもあります。

そして女性は、自分の世界を持つ男性を好む傾向にありますので、一石二鳥の方法となります。

ネタが無いという人は「仕事」を選びましょう。仕事に情熱を持って取り組む男性は、それだけで女性から高評価を得やすくなるので一石三鳥になるかもしれません。

ここまで読んだ方の中には、「女性は聞き上手な男性を好むのでは？」「男性ばかり話すのはNGでは？」と思う人がいるかもしれません。

この指摘は、「女性が話を聞く気が無いサイン／オーラを出している場合」は正しい指摘です。自分語りばかりしている男性が嫌われる原因となります。

しかし、女性があなたの話を聞く気になっている時は、あなたが主体的に話しましょう。それによって女性からの好感度を高めることができます。

女性が話を聞くになっているか否かは、女性とのコミュニケーションを重ねると、経験や雰囲気でわかるようになります。

それってよくわからないんだよね…と思う方は、簡単な確認方法を使ってみてはいかがでしょう。

最初に「俺の話をしていい？」と、女性に断りを入れるのです。これだけで女性への配慮ができる男性という印象を与えることができます。

また、自分語りをしている時は女性の目を見て、相づちを打ってくれる、あるいは表情をチェックして、女性の感情を推測する習慣をつけましょう。

女性が不満そうにしていたら「俺ばっかり話してしまってごめんね」などと謝って、（例え途中だったとしても）話を終わりましょう。女性の不快感が解消されることが多いですよ。

３．まとめ

恋愛において価値観は重要と言われますが、「恋人がいない段階では邪魔」になります。理由は次の３つです。

また、「価値観が無い男性はモテない」というのは間違いが含まれています。

この２つをきちんと切り分けて行動しましょう。