恋愛活動で最初に戸惑うのは「どこで女性に出会えばいいの?」ということだと思います。過去の私もここで悩みました。
今回は遊び人として数年間を過ごした著者が、これから恋愛活動を始める人向けにお勧めの出会い方の方向性を紹介します。
目次
1.女性と出会いを作る基本の4方法とは?
結論から書くと、初心者向けの出会いの場は次の4つです。
- マッチングアプリ
- 職場恋愛
- サークルなどのコミュニティ
- 友人からの紹介
理由を解説します。
①マッチングアプリ
最大のメリットは、恋愛初心者でも成果を出しやすい要素が複数あることです。
・成果が出るやり方はパターン化できる
マッチングアプリでやるべきことは「プロフィール」と「写真」です。この2つをしっかりしているか否かで成果はほぼ決まります。なぜなら、マッチングするか否かは、「プロフィール」と「写真」で決まるからです。
マッチングしてから実際に会うまでの流れも、ある程度決まっています。例えば、メッセージ交換のやり方、オンライン通話/電話、他のSNSへの誘導などです。
女性と出会いやすい方法はパターンが決まっているので、再現性はかなり高いです。あとは成功率の高い方法を繰り返すだけで、女性との出会いを作れるようになります。
・初対面からデートできる
大抵の出会いの場は「複数女性と複数男性」となることが多いです。この場合、どのように話しかければいいのか、仲良くなればいいのか、どうやって2人きりで会うまで持ち込むのか、これらに悩んでいる人が多いと思います。
これは子どもの頃からのコミュニケーション能力の積み重ねと、女性に話しかけた経験量がモノを言います。知識だけを身につけてもなかなかうまくいかないものです。
マッチングアプリはそのステップをメッセージや電話などで補うことができ、実際に会うのは1回目のデートからです。コミュニケーションにあまり自信がない人でもデートから開始できるのは、想像以上に大きなメリットとなるのです。
・場所の制約が小さい
活動する場所の制約が小さいメリットも見逃せません。
例えば、女性へのメッセージ送信はどこでもできます。会社への往復の時間、昼休み、ちょっとした休憩などの隙間時間を上手に使うことで、日常生活の中に恋愛活動を組み込めるようになります。
また、女性とのつながりは同じ都道府県内だけではありません。私の場合、埼玉に住んでいる時に福岡の女性と繋がり、実際に出会いました。東京に住む友達は、北海道から毎週来てくれる女性とデートしていました。このような幸運が起こるのもマッチングアプリのメリットです。
・既存の人間関係に影響しづらい
マッチングアプリの女性との出会いは基本的に一期一会です。上手くいかないと二度と会うことはできないと考えてよいです。
これを逆手に取ると、大きな失敗しても大して気にする必要はありません。なぜなら、もう二度と会わなくて済むのですから。(警察沙汰になるようなことは避けましょう、念のため。)
恋愛活動の初期では、普段では考えられないような失敗をしたり、女性にかなり失礼なことをすることがあります。
過去の私は、マッチングアプリで大学生と2回目のデート後に、長文の苦情を受けたことがあります。(その日は凹みましたが、翌日からは普通に立ち直りました。今では懐かしい思い出です。)
このように、大きな失敗をしても女性から嫌われるだけで、後始末をする必要はありません。反省して今度の行動を修正するだけで良いという気楽さがあります。
職場恋愛や友達からの紹介のように、あなたの既存の人間関係に悪影響を与える可能性がある出会い方にはないメリットと言えます。
・詐欺や偽物にはパターンがあるのでわかりやすい
マッチングアプリには恋愛以外を目的とする女性も存在します。例えば詐欺、ビジネス系、資産運用系などです。私も色々なパターンに出会ったことがあります。
彼らはメッセージや行動に違和感があるので、なんとなく察することができます。基本的には欲張らない、過度なリスクを取らなければ大事になる前に回避できます。
リアルの出会いでも詐欺や変な人がいるように、ネットの出会いでも似たような人間はいます。必要経費として割り切ることが大事です。
②職場恋愛
昔から有力な職場恋愛は、現代社会でも王道の出会いの場です。それは見た目の良し悪しをある程度相殺できる環境があるからです。
・見た目(生まれつき)の影響を小さくできる
職番恋愛の最大の特徴は、イケメンか非イケメンかの差が、他の出会いと比べて小さくなる、あるいは無視できるレベルになることです。
なぜなら、同じ人と何百回と繰り返し出会うことで、女性が「あなたの能力や特徴に触れる機会が増える」ためです。
人が他人を外見で判断するのは、出会ってすぐには中身がわからないからです。「とりあえず見た目が良い人は中身もいいだろう」という決めつけをしているということに過ぎません。
逆に言えば、中身がわかってしまえば、判断基準は見た目と中身の両方となります。結果、非イケメンの男性でも中身を武器として勝負しやすくなります。
これはイケメンのメリットである、「初対面の女性に恋愛的なアプローチをしても受け入れてもらいやすい」を殺す力があります。
見た目(生まれつき)に自信がない人ほど、職場恋愛はお勧めの出会い方となるのです。
・周囲の人にメリットを提供して信頼を獲得しやすい
職場では日々問題が発生します。ここに職場恋愛が成立しやすい状況があります。
例えば、Aさんが毎日1時間かかっている作業を、あなたが「3分で終わる作業」にしてあげるとどうでしょうか。あなたはAさんから大いに感謝され、信頼を得られるでしょう。
あるいは、あなたの仕事ではないけれど、他の人がしている書類整理を手伝ってあげる、会場設営と後片付けに率先して行動する、どこかに旅行に行ったらお土産を買ってきて配るなど、小さなことでも十分OKです。
このような「具体的なメリット」の提供を繰り返すと、「人間的にも信頼できる人」と思われるようになります。
結果、周りからも業務上のサポートやアドバイスをもらえる、上司からの評価が高くなる、プライベートでも遊びに行く仲になるなど、今後の展開がかなり有利になります。
・職場内のポジション高めて「待ち戦略」ができる
仕事で成果を出す、上司に可愛がってもらう、周囲の人に気づかいをするなど、職場内でメリットを提供し続けると、周囲の人から「できる男性」として非常に高い評価を得ることができます。
あなたがその状態になっている時に、新人の女性があなたの部署に来たとします。すると新人の女性は、周囲と同じように、あなたに対する評価を高くしてくれます。
なぜなら、既にそのコミュニティ内にいる人たちの評価に影響されてしまうからです。
これを活用することで、新人女性からあなたに対する評価を最初から底上げすることができます。結果、新人女性からの信頼の獲得が簡単になり、すぐに仲良くなる、友達になることができるのです。
そして、アンケート結果を見ても、女性は仕事ができる男性を好む傾向にあります。仕事ができることは様々な面で職場恋愛のプラスに働くのです。
・雑談が簡単にできる
ふとしたきっかけに話ができるのも職場ならではです。
タバコ部屋、休憩室、昼食時、廊下ですれ違った時、数十秒話すだけでも全く違います。あるいはチャットやメールなどを使ったやり取りもできます。
職場によってはサークルや同好会、ボランティア活動をする組織があるなら、それらを活用して交流を深めることができます。
既にコミュニティがあるなら参加してみる、無いなら有志で立ち上げてみるのも良いでしょう。
③サークルなどのコミュニティ
コミュニティは職場恋愛と似ている面があります。ここでは職場では得られないメリットを記載します。
・自分が好きなことをしながら出会いがある
あなたが興味のある事、好きなことをする時間は恋愛活動とは関係なく楽しいものです。そのついでに女性との出会いも実現できるのがコミュニティの強みです。
コミュニティを通した恋愛は、成果を出すために数か月~数年は必要となりますが、好きなことをしているのだから続けられる可能性が高いでしょう。
・コミュニティの中心(運営者)になるとボーナスステージになる
コミュニティで最もおいしいポジションは、そのコミュニティの中心人物になることです。恋愛活動を充実させるうえで、これは絶対に外せない要素です。
なぜなら、中心人物になると、メンバーみんながあなたのことを好意的に見てくれるようになります。その状態を維持することで、新しくコミュニティに来た人たちはあなたに一目置くようになります。
これは、先ほど職場恋愛で紹介した「待ち戦略」と同じような効果です。
また、今後の活動予定を伝えるために連絡先を聞く、必要なメッセージを送ることができます。これを繰り返すとメッセージのやり取りや個人的な雑談をすることへのハードルが極端に下がっていきます。
これらは、単なる参加メンバーでは決して手にすることができないメリットです。結果、初参加のイケメンを簡単に蹴散らせる程度のパワーを手にすることができるのです。
更には、他のコミュニティの代表者との連絡役になるなど、人間関係の拡張性が非常に高くなるのも見逃せないメリットです。
・高い能力は必ずしも必要ない
しかし、コミュニティの中心人物になるには高い能力が必要では?と考える人がいるかもしれません。
例えば、マラソンサークルならすごく足が速い、料理サークルなら料理がとても上手などです。
確かに、能力が高い人は、それを武器として周囲の人とコミュニケーションを取りやすくなります。そのメリットは大いに使うべきです。
しかし、コミュニティの中心人物になるには、能力より、面倒見の良さ、人間関係のバランスを取る、面倒な仕事ができることが必要です。つまり、能力の高さとは無関係なのです。
私の経験談をお話しします。
私は学生時代、囲碁部の部長として活動していました。肩書は部長ですが、基本的には単なる雑用係です。
囲碁の初心者やあまり強くない人は私が面倒を見て、ある程度の実力をつけて囲碁の魅力をより知ってもらっていました。
大会などでは宿泊の手配や移動経路などを事前に調べて、スムーズに大会に参加できるようにしていました。
このような地道な活動の結果、囲碁の実力とは関係なく全てのメンバーから慕われる、団体戦にも出場させてもらえるなど、恵まれた状態で過ごすことができました。
他のメンバーが求めることを積み上げる、これだけで、認められるようになるのです。
また、部長という役職をしていることで、他大学との交流の窓口に立つことができるため、他大学の囲碁部員とも比較的簡単に話をするきっかけに恵まれたのです。
このように、コミュニティの中心人物になることは、想像以上に美味しい思いをできるのです。そこに高い実力は必ずしも必要とはされないのです。
④友達からの紹介
友達からの紹介は非常に効果的な出会い方になります。
・友達がいる人はすぐにでも使える
具体的には「友達の友達を紹介してもらう」「恋愛活動を一緒にする(合コン、街コンなど)」などがあります。
友達が多い人は恋愛で有利となる理由がこれです。人とのつながりが沢山ある人、深い人ほど人間関係が広がっていくのです。
そして一定数以上の友達に達すると、女性との出会いが止まらなくなります。友達が出会いを持ってきてくれるからです。「合コンしよう」「パーティーに参加して」など、声がかかるので、全てに参加する時間が足りなくなってしまうのです。
友達を増やすのは時間がかかりますが、恋愛での重要度はトップクラスに高いです。時間をかける見返りは十分にあります。また、恋愛活動終了後も、友達や親友として関係が続くこともあります。
普段から意識して行動しましょう。
・女友達も男友達も同じくらい重要
モテる男性は女友達を大事にします。そして、それ以上に男友達を大事にしています。
女友達を大事にするのはわかりますね。口説きの対象になるからです。仮に口説かなくても、友達を紹介してもらえることを期待して大切にすることが多いはず。
ところが、相手が男だと、手のひらを返したかのように雑に扱う男性が少なくありません。これはかなり勿体ない話です。
なぜなら、男友達は「一緒に恋愛活動できる」、「友達を紹介してもらえる」の両方のメリットがあるからです。これによって女性を紹介してもらえるチャンスは劇的に上がります。
もし男友達が男友達を連れてきたとしても、それでOKです。「あなた⇒友達(A男)→友達(B男)→友達(C子)」と繋がることはよくあります。
友達を辿っていくことで、あなた一人では決して出会えない女性との出会いを実現することができます。
注意点として、ギブ&テイクの意識を持つように心がけましょう。受けたメリット以上のメリットをすぐに返すことが肝心です。
例えば、合コンに呼ばれたら1か月以内に合コン返しをしましょう。そうすることで、次も合コンに誘ってもらえる可能性が高くなります。
逆にお返しをしないと、すぐに関係性が途切れてしまいます。あなたも、受け取るだけでお返ししてくれない人を何度も誘おうとはしないでしょう?価値を提供しない人の周りに、人は集まらないのです。
・友達の紹介で出会う人同士は簡単に打ち解けやすい
友達の紹介で交際を始めたという話は聞いたことがあるでしょう。これは珍しい事ではありません。紹介ではよく起こることです。
なぜでしょうか。
紹介者のAさんが、あなたとBさんを会わせたとしましょう。この時、あなたとBさんは初対面にもかかわらず、互いに相手を信頼していることがとても多いのです。
これは以下のような錯覚が起こっています。
- あなた…Aさんが紹介してくれる人だから、Bさんはいい人に違いない
- Bさん…Aさんが紹介してくれる人だから、あなたはいい人に違いない
これにより、あなたとBさんは比較的短期間に打ち解けやすくなります。特に女性は初対面の男性を警戒するものですが、紹介だと警戒心はかなり低くなり、すんなりと友達になる、デートに進むことができるのです。
以上、4つの出会いの基礎基本を紹介しました。ぜひ活用してください。
ここで疑問になるのは「他の出会いはダメなの?」ということ。続きの記事でその点を深掘りします。
2.基本4方法以外の出会い方はダメなの?
結論から書くと、ダメではありません。しかし、初心者には難易度が高すぎるものがほとんどです。どうしてもやるなら、基本の4つの出会いで実績を積んでから挑戦しましょう。
その理由を、いくつかの出会いから解説します。
①ナンパ
誰しもが聞いたことがある出会い方ですね。度胸さえあればどこでも手軽にできるメリットがありますが、初心者にはお勧めしません。
最大の理由は、女性からの拒絶や無視に心が折れやすいからです。
目の前の女性に話しかけて会話が成立することはほぼありません。ナンパ慣れしている人でも10%~20%程度です。初心者なら女性に断られ続けて、声をかけることに躊躇してしまい、結局は何の成果もなし、なんてことがざらにあります。(著者の実体験)
つまり、成功体験より圧倒的に多い失敗体験をしてしまう、それも目の前の女性からの直接的な拒絶ですから、心理的ダメージも小さくありません。
もともとナンパは度胸試し、女性に断られることに耐性をつける面が強いです。ストリートナンパというハードなフィールドで戦っていると、パーティーなどで女性に話しかけるとすごく楽になります(みんな話しかけたら普通に反応してくれるからね!)
また、ナンパは「今、ナンパしています!」という服装が必要です。つまり、服装に関してある程度の知識が求められるのです。
結局、初心者にとっては、ナンパで勝負するメリットがあまりないのです。ただし、選択肢の1つとして有力なので、他の出会い方である程度の女性経験を積んでから挑戦するほうが良いと思います。
②パーティー
パーティーは出会いの一つとして有力ですが、初心者にはお勧めできません。私の経験上、以下のスキルが必要になります。
- 見た目(生まれつき)が良い人
- 女性が「お洒落と感じる服装」ができる人
- 男性同士でチームを作って参加できる人
- 比較的高いレベルの会話スキルや柔軟な切り返しができる
- リア充感や女性の扱いに慣れている雰囲気を出せる
- 特別席を使えるコネや資金がある
これらは恋愛初心者にとってハードルが高いものになります。恋愛活動を始めたばかりの人が持っているものはほとんどないでしょう。
逆に言えば、基本となる4つの出会いを通して女性経験を増やすことで、いつの間にか上記のスキルや仲間を手にしていることが多いです。まずは地道にレベル上げしてから挑戦するほうがよいでしょう。急がば回れ、です。
③バーやキャバクラ(男性との会話を仕事としている女性)
仕事で働いている人を、恋愛で本気にさせるのはかなり難しいです。彼女たちは、男性と話をして、その対価でお金を得ています。
仕事として割り切っているので、恋愛関係の持ち込むことはそう簡単ではありません。
見た目、話術、女性の扱いなど、高いテクニックが要求されます。そのうえ、必要とされるお金も高額になりがちです。
できないとは言いませんが、主戦場にするなら最低でも恋愛中級者になってからにするほうが良いでしょう。
④恋愛以外の目的を持つ女性(ビジネス系、投資系、詐欺など)
これらを目的とする人と恋愛することは非常に困難と言えます。
例えば、ネットワークビジネスを含むビジネス系や、投資系の話をしてくる人です。(詐欺は論外とします。)
これらの女性を口説くのは、言い換えれば、あなたに商品を売りにきた他のセールスマンに、自社の商品を買わせることと同じ。
彼らは恋人ではなく、ビジネスパートナーか頭の悪いカモが欲しいだけですから、できないとは言わないが、かなりの難易度になると思います。
私も何度か試してみましたが、全く効果なしでした。目的が違う人同士が一緒にいても決して幸せになれず、互いに時間を無駄に過ごすことになることが多いのです
こちらも同様に、わざわざ難しい所で勝負する必要は無いと思います。