【結論：信頼獲得】人間性が高い人だと周りから思ってもらえる方法と意識すべきポイント

人間性が高い男性は女性からモテると言われます。これは事実であり、モテたい人は積極的に目指すべきです。

では、人間性が高いとはどういう状態を指すのでしょうか。結論から書くと「信頼を得られる行動を取る」ことです。では、そのために何をするべきなのでしょうか。

恋愛活動歴８年の著者が、当時の経験を踏まえて解説します。

１．人間性が高い人だと周りから思ってもらえる方法３選
２．人間性を獲得する時に意識すべき事
３．まとめ

１．人間性が高い人だと周りから思ってもらえる方法３選

結論から書くと、信頼の獲得をすることが絶対条件となります。そのために意識するべき点は「メリットを与える」「マイナスを与えない」「自己開示をする」の３つです。

（１）メリットを与える

恋愛ではもちろん、人間関係全般で意識することは、「デメリットを上回るメリットを与える人になることです。なぜなら、メリットを与えてくれる人と思われると、周囲の人が寄ってくるようになるので、自然と人間関係を作りやすくなるからです。

打算的かと思うかもしれませんが、これは仕方がありません。人間は誰でも、メリットがあることが好きなのですから。文句を言うよりは、こういうものなのだと受け入れて、利用することで、あなたも人間性が高い人と思われるようになります。

具体的にはどうすればいいのでしょうか。

職場で考えると、仕事ができる人になるのが良いです。営業でトップの成績を収め続けると、上司はもちろん、部下や周囲の人も慕ってくれるようになるでしょう。昇給や昇進で有利になるので、仕事を通して人間関係がますます手厚くなり、結果として出会いが増える好循環を作ることができます。

他にも、メールやチャットへのレスポンスが早い、質問したらその場で話を聞いて回答や対応策を考えてくれる人は、周囲から見ると非常にありがたい存在となります。

私の上司がこのタイプの人間で、私を含め、周囲の人たちから慕われています。

恋愛で考えるなら、積極的に会話を盛り上げたり、話しやすい話題を振ってくれたり、話しやすい雰囲気を持っている人はありがたいですよね。

このようにメリットを与えられる人は、自然と信頼を獲得することができるので、周囲から人間性が高いと思われるようになっていくのです。

（２）マイナスを与えない

人間性が高いと思われるには、マイナスを与えないことも重要です。理由は２つあります。

①影響範囲が広い

マイナス効果を与えてしまうと、周囲の大部分の人から嫌われてしまいます。メリットが限られた人だけにプラスを与えるのとは大違いです。

例えば、服装・髪型・身だしなみに気を使っていない人は、大半の女性から会話ＮＧを受けてしまいます。これがごく一部の限られた女性だけから嫌われるのなら、さほど気にする必要はないかもしれませんが・・・。

あるいは、女性軽視の発言や人種差別系の発言をしてしまうと、これまで積み上げてきた信頼が一瞬にして失われてしまいます。せっかく努力してゲットしたプラス評価を保つために、マイナスを受けないことは重要です。

②１つのマイナスは数個分のプラスを打ち消してしまう

私の会社の上司に、仕事もできる男性がいました。その点では非常に尊敬できるのですが、大きなマイナス要素を持っていました。激しい貧乏ゆすりをするのです。たった１つのマイナスですが、このせいでどうしても好感度が十分に高まらないのです。

マイナス要素を与えることで恐ろしいのは、本人は全く気付かないところでやらかしていることです。

例えば、会話で何となくマウントを取ってしまう、相手の会話を途中で奪い取ってしまうなどの大半は無意識や習慣レベルでやってしまっているからです。

特に言葉は自分で気づくことが難しい割に、１回のミスで「女性を軽く見ている人なんだな」と思われてしまうなど、致命的な結果をもたらすこともあります。会話してもなかなか仲良くなれないと感じている人は、録音して後で聞き直すと良いかも知れません。今はスマホアプリで簡単に録音できるので、やってみて損はありません。

（３）自己開示をする

自己開示とは、「私はこういう人間です」というのを端的に伝えることです。

自分の情報をある程度提供できる人は、周囲から見ると「この人はこういう人だ」ということがわかります。これにより、いい意味で人としての底が見えるので、安心感を持つことができるのです。

逆に、自己開示が無ければ、周囲から「どんな人なのかわからない」となります。人間は謎なものや分からないものを警戒する性質を持つので、自己開示が無い人は不信感を持たれやすくなり、周囲の人と仲良くなり辛くなってしまうのです。

私の大学時代の友達の一人に、自分の意見を全く言わない男性がいました。「あなたの意見を知りたい」と言っても一般論に終始してしまう人でした。

こういう人は何を考えているのかさっぱりわかりません。ミステリアスというプラスではなく、単純に理解できない人と解釈されてしまうのです。

最終的に、彼は仲の良い友達を作ることはできませんでした。なお、私は彼の友達と書きましたが、実のところは「こうなってはいけないんだ」という反面教師としていましたので、本当の友達ではなかったのだろうと思います。

つまり、周囲の人から信頼を得たいなら、ある程度の自己開示は必要となるのです。そして、自己開示の多くは「見た目」「話の内容」「話し方」によって決まります。それによって、あなたがどのように思われるのかが決まります。

信頼獲得を作るのに長けている人は、自己開示がかなり上手ですから、聞き耳を立てて勉強してパクるしたたかさも必要でしょう。

以上、人間性が高いと思ってもらうには信頼の獲得をすることが絶対条件であり、そのために「メリットを与える」「マイナスを与えない」「自己開示をする」の３つが必要だと解説しました。

続いて、「メリットを与える」「マイナスを与えない」「自己開示をする」の３つを実行する時に、注意すべき点を深掘りします。

２．人間性を獲得する時に意識すべき事

私の経験上、意識すべき３つを解説します。

（１）継続して与える

信頼獲得で重要なことは、１回や２回の失敗で諦めず、続けることです。

多くの人は、１回試したけれど失敗したらすぐに諦めてしまうようです。

しかし、冷静に考えると、多くの物事において、１回で成功することはほとんどありません。大抵は何度も失敗を繰り返して少しずつできる事を増やし、最終的に簡単に成功できるようになっているはずです。

あなたが今している仕事を思い出してください。今は上手にできる事でも、初めての頃は上手くいかなかったのではないでしょうか。

人間関係も同様です。あなたも、初対面の人をすぐに信じることはないでしょう。何度も会話を繰り返し、少しずつ人間関係を積み上げていき、いつの間にか、かけがえのない友達や親友になってきたはずです。

恋愛でも同じです。女性は男性より警戒心が強いのですから、あなたを１回で信じることはどうしても難しいのです。そのような心理を理解すれば、１回や2回で簡単に諦めることがいかにもったいない事か、チャンスを自分で捨ててしまっているのか想像できるかと思います。

女性もそれがわかっているからこそ、逆境を乗り越えてきた男性を認めてくれるのです。

では、継続するコツはなんでしょうか。結論から書くと、できるだけ多くの人に対して同時並行で与えることです。

たった１人だけに与えていると、その人の反応が気になり、一挙手一投足に振り回されてしまいます。とても冷静ではいられなくなってしまうのです。

ところが、何十人にも同時に与えていると、１人当たりの影響度が何十分の１になります。対象が多過ぎて、各自の反応などどうでも良くなるので、一人や二人の女性から冷たく扱われても何も感じなくて済むようになります。むしろ忘れてしまうくらいがちょうどよい塩梅となります。

女性の中には、１年、２年と与え続けることで初めて信頼する女性もいます。こういう女性は面倒ですが、大半の男性が攻略前に諦めるので、ライバルがいなくなるメリットも有ります。あらゆる可能性を考慮して行動することが必要です。

（２）平等に与える

男性がやってしまいがちなミスの１つが、口説き対象の女性だけに与えてしまうことです。

一見すると合理的に見えますが、実のところ、大きなマイナスを抱えてしまいます。理由は２つあります。

①人によって態度を変えてしまう人間だと判断されやすくなる

人によって態度を変えてはいけない、というのは社会常識として要求されています。この程度ができない人はどうしても信用されにくくなるのです。

これにより、友達が増えにくいという問題を抱えてしまいます。友達は、あなたに新しい出会いをもたらすという重要な役割を担っています。場合によっては恋愛相談に乗ってくれたり、その女性を攻略する手助けをしてくれることもある、大切なキーパーソンです。そういう人たちからの協力を得られないと、恋愛で不利になってしまうのです。

もちろん、人によって態度を変えないというのは建前です。本音はみんな違うことは知っています。可愛い女性だけと会話して、そうじゃない女性とは話したくないことは誰でもわかっています。

しかし、大人になってもトラブルを避ける演技ができない人間は、無用なトラブルを呼び込みやすい人と言えます。だから、わざわざ仲良くなる必要性を感じなくなってしまうのです。