タチの悪い女性に引っかかった男性が言われる言葉の1つに「女性を見る目がない」があります。
では、あなたはどうすれば「女性を見る目」を手に入れたり成長させることができるのでしょうか。
元々見る目がなかった私が、女性を見る目をゲットした方法を紹介します。
1.男性が現実的に「女性を見る目」を得る現実的な方法
基本的には1つの方法ではなく、複数のやり方の合わせ技を推奨します。
(1)女性との交際経験を増やす
女性を見る目を持つ男性の多くは。交際した女性の人数が多いです。
なぜなら、そこでの失敗や経験をフル活用して、「この女性は危険だ」などと察知する能力をいつの間にか身につけることができるからです。
これは言葉にできる知識ではなく、いわゆる暗黙知なので、他人に説明することが難しいのです。
だから、交際前にその女性の良し悪しを判断するのは間違いで、正しい手順はとりあえず交際をスタートさせることです。
そして交際中に引っかかる事や怪しい言葉遣いや行動がないか注意深く観察したり、確かめるのです。
もちろん、それを見抜けずに痛い目に遭うこともありますが、経験によって身につけるのが一番早いのが実態です。
私の経験上、目安は最低でも5人以上との交際が必要と言えます。10人以上と交際したら、女性を見る目はそれなりの精度を発揮するようになります。
では、なぜ交際をしてから判断する必要があるのでしょうか。実は女性が本音を出すのは交際中の相手、婚約中もしくは結婚後の相手に限定されるからです。
これは逆から考えるとわかりやすいです。あなたは初対面や知人、友達程度の関係で本音で話しますか?そんな人はほとんどいないでしょう、
ほとんどの場合で相手が傷つかない言葉遣いや立ち振る舞いを優先するでしょう。それが人間関係を円滑に進めるために重要であることを、これまでの経験で知っているからです。
特に女性は、女性同士のドロドロした人間関係の中で上手に立ち回るうえでは、本音を出す危険性を嫌と言うほど知っています。だから女性は簡単に本音を出さないのです。
そのため、女性が本音を出しても問題ないと判断できる程度の仲、具体的には交際関係以上になる必要があるのです。
だからこそ、交際中に見せる本音や「おやっ?」と思う行動を見逃さないようにしましょう。そこに本音が隠されています。
違和感を持ったらちゃんと確かめるようにしましょう。このような行動を繰り返すことで、女性の本音というものを感じ取りやすくなります。
それが「この女性は危険だから別れるべき」かもしれませんし、「内面が素晴らしい女性だな」となるかもしれません。
余談ですが、親友はどちらかというと前者と後者の中間で、問題ない本音は出すが、本音で話すと危険を伴う場合は話さない可能性が高いです。
そのため、親友の女性が多くても「女性を見る目を得る」という点ではあまり役に立たない傾向にあるのでご注意ください。
(2)交際中に結婚後の生活を主張してみる
交際が順調に進んでいても、結婚後にイメージする生活は男女間でかなり異なることが少なくありません。
そのため、あなたが結婚後の生活のイメージを提示するのです。なんでこんな事をするのかというと、女性の本音が見えやすくなるからです。
例えば、「結婚後はアメリカに行って働きたい」と言ったとします。
すると「常識的な女性」なら詳細を聞いてくれたり、聞いた内容に対して女性自身の価値観を言ってくれる可能性が高いからです。
ここで大きなズレがあり、歩み寄りできないなら別れれば良いですし、歩み寄れるのなら互いに協力すればよいのです。
女性を見る目というよりは、見える化する方法となりますが、目的は達成できるので同じことでしょう。
私の場合、結婚前に「週に3回は夜の生活をしてもらうのでよろしく」と何度も言って来ました。
今は子育てが忙しく、流石に週3はできませんでしたが、満足いく結果には落ち着いています。これは結婚前の発言を否定されなかったという理由でちゃんと交渉してきたからです。
では、「非常識系の女性」ならどうでしょうか。交際中でもゴミクズ系の女性は肝心要の本音を出すことはなかなかありません。
ここで言う本音とは以下のようなとんでもない要求を内に秘めている女性を指します。
- 専業主婦希望だけど家計管理をしたい(夫の稼ぎを自由に使いたい)
- 仕事を辞めて専業主婦になりたい(夫がNGしても強行する)
- 自分は専業主婦希望だけど男女平等だから家事負担は折半にしたい
こういう女性は婚姻届けを出して、しばらくすると本性を発揮する危険物件という側面があります。男性が不幸な結婚を避けるのは、この手の女性との結婚を回避する必要があります。
対処法として、こちらも「自分は結婚後にこういう生活をしたい」というのを他愛のない会話の中で主張するのが有効となりやすいです。
例えば、「結婚後も共働きをして欲しい」「子供は3人欲しい」「家計に入れるお金は互いに稼ぎの〇〇%にしたい」などです。これは「もし~ならば」系の会話テクニックの変形で、女性の反応から内面をある程度推測できます。
これが意外と有効に働くのは、女性が想定していないタイミングで話すことができるので、女性の反応を見たり本音を引き出しやすいからです。
また、実際に結婚が現実的になった場合でも「以前こう言ってたけど、今も変わってないよね?変わっているなら教えてね。」と再確認する形で念押しすることもできます。
また、この内容を彼女の両親と会話する時にさりげなく伝える事で釘を刺すこともできます。
これらをちゃんと録音しておけば、後で女性が裏切ったり猫被りを辞めた時に、離婚の理由として主張することができるので、後始末が容易になるというメリットもあります。
女性もただの人間ですから、聖人君子もいれば悪魔のような思考を持つ人も少なからず存在します。最悪を想定した立ち回りと準備をすることは、あなたの身を守るために重要だと思います。
(3)同棲期間を半年以上行う
同棲は必須で行うことを強くお勧めします。一緒に生活することで、彼女を常に間近で見ることができるので、その女性がどんな人物なのかをあなたの目で確かめやすくなります。
例えば、彼女が毎回持ってきていた手弁当が本当にその女性が作っていたのか、それとも女性の母親が作っていたのかもわかります。
家事スキルの程度もわかりますし、使っている洋服やバッグあるいは化粧品から貯金できる人間なのか散財したり借金してしまう女性なのかも推測できます。
それらの材料から彼女と本当に結婚してよいのか否かを、高いレベルで推測することができます。しっかりと女性を吟味してしまいましょう。
もっとも、男性側(あなた)も彼女から吟味され、問題が露呈することもあります。ブーメランを受けてしまう展開は笑えません。
独身の段階から家事をしたり、生活空間を綺麗に保つ、そしてお金関係を含めた日常生活全般のレベルを高めておく必要があるでしょう。
なお、同棲を提案すると強行にNGされたり、彼女の両親が出てきて反対するパターンもありますが、これは地雷物件である可能性が高いと思われます。
女性側が同棲をNGするのは、女性側が何らかの問題を抱えており、それが露呈する前に婚姻届けを出したいという思惑だろうと推測できます。
また、彼女の両親が強く反対する場合は、結婚後も様々な口出しをしていることが想定されます。結婚する時は彼女の両親も吟味の対象となりますのでご注意ください。
(4)交際相手の女性の友達と仲良くなる
女性も人間ですから、彼氏の前では素晴らしい女性に見られるように演技します。これは全ての女性がそうだと思います。
しかし、気心知れた友達に対しては、意外と本音を漏らすことが少なくありません。
あなたの前ではニコニコしている彼女が、彼女の友達に対しては「彼氏?ATMとしては合格かな。」と言ったりメッセージを送っているかもしれません。
彼女の友達と仲良くなっていると、こういう本音を知るチャンスを掴みやすくなります。あなたは傷つくかもしれませんが、交際中の段階で気づくことができたら、傷は最小限で押さえることができます。
特に、友達からの紹介で知り合った女性の場合はこのような方法を活用しやすくなるのでお勧めです。単に出会いが増えるだけではないメリットもあるのです。
ただし、中には相手の幸せを邪魔してしまうタイプの人もいます。
仮に「あなたの彼女は浮気している。風俗で働いている。」などの情報を得たとしても、1つの情報で判断してはいけません。必ず複数からの情報を得て総合的に判断するようにしましょう。
これは結婚相手の決断だけではなく、あらゆる場面で活用できる基本テクニックですので、身につけるように心がけてください。
なお、あなたがこれらのことを自力でやるのはかなり難しい話なので、本気で結婚を考えている相手に対しては興信所や探偵を使ってもいいかもしれません。ガチの調査なら数十万円程度かかると思いますが、今後の安心を買う保険と考えたら安いものです。
後から問題が発覚しても、相当な事情(女性側の浮気や多額の借金など)が無い限り離婚は難しく、数年単位の時間と数百万円の支出を余儀なくされることもあります。
それを回避できるのなら単発掛け捨て保険として割り切るのもありかと思います。(そういう機能を発揮していたのが昔ながらのお見合いで、相手の素性が筒抜けという面がメリットとなっていたのです。)
以上、男性が現実的に「女性を見る目」を得る現実的な方法について解説しました。
女性を見る目を得るのは簡単ではありませんし、できないのが普通なのかもしれません。
しかし、難しいからといって諦めるのは危険です。ここで書いたような内容を実践することで、女性を見る目を少しでも高め、より良い結婚相手と結婚する確率を高めていただけたらと思います。