恋愛活動を始めると毎月何万円もお金を使うため、活動資金の確保が重要ミッションです。
その方法の1つが、家計の見直しです。なぜなら、「やれば誰でも成果を出せる方法がある」からです。
過去の私は毎月3万円ほど支出を下げた経験があります。現在は子育て費用の確保に役立っているので、長く使えるメリットもあります。
本記事の内容
- 家計管理のコツは「固定費の見直し」が鉄則
- クレジットカードはできるだけ使わない
- 固定費の見直しポイントは5つ
目次
1.家計を見直すときのコツとは?
結論から書くと、家計改善では固定費の見直しを最優先しましょう。
上手くすれば、ここだけで毎月数万円以上の支出を止めることができます。
①最初に固定費を見直す
固定費を見直す理由は、1回の見直しが継続して効果をもたらすからです。
最もわかりやすいのが家賃。毎月8万円の物件から毎月6万円の物件に変えるだけで、毎月2万円、年間で24万円の支出削減が見込めます。一度見直すと、次に引っ越すまで効果がずっと続きます。
あるいはスマホ代。月額8千円から月額4千円に変えると、毎月4千円、年間で4万8千円を貯めることができます。これも契約内容を見直すまで効果が続きます。
私はスマホ代を見直すために3回ほど店舗に行って見直しを重ねた結果、月額利用料を8千円から4千円に下げることに成功しました。これでデート1回分以上のお金を確保できました。
このように、固定費を見直すと数年にわたって十分に大きな効果が見込めます。
確かに見直し自体は大変、あるいは面倒かもしれません。家賃を見直すために安くて良い物件に出会うまで数か月かかることは珍しくありません。スマホにしても最適な料金プランを見つけるのは手間がかかります。
だからこそ一度見直しに成功するとそのメリットを長く受け取ることができるのです。
②変動費は後回し
こちらは1回見直しても1回しか効果を生みません。苦労の割には成果が乏しくなりがちのため、あまりお勧めできません。
具体的には食費です。
例えばランチをするとき、毎回600円使っていたのを500円にすると、月額で3千円の削減が見込めます。
一見すると効果的に見えますが、100円下げると選択肢がかなり減ってしまうので、小さくないストレスがかかります。これを毎日継続するのはかなり厳しいのです。私は何度も挑戦しましたが、いずれも長くは続きませんでした。
また、食費のコストダウンは食べ物の質の低下につながることが多く、結果として健康を害する、病院にお世話になる機会が増えるなど、長い目で見ると支出が増えてしまう危険性もあります。
恋愛は体力勝負、ある程度強い肉体が必要となるので、この面からも食費節約はお勧めできません。
③日常生活ではクレジットカードを使わない
日常の生活ではクレジットカードをできる限り使わないことをお勧めします。
人間は目に見えないものを把握する力はそれほど強くはありません。そのため、ついつい使い過ぎてしまうのです。
試しに、今月クレジットカードでいくら使ったのか、すぐに言えますか?ほとんどの人は答えられないでしょう。
確かに、クレジットカードにはポイント還元機能もあるので現金よりお得です。仮に1%還元で毎月5万円分の買い物をしたら500円相当のポイントをゲットできます。
しかし、500円相当のポイントなど、1回無駄な買い物をしたら吹き飛んでしまいます。何となく買ってしまったお菓子、使い切らずに捨ててしまった食材などが無駄な買い物です。これが2回になると合計ではマイナスです。
そのため、日常の買い物をするときにクレジットカードの利用は避けるほうが、結果的に手元に残るお金が多くなるでしょう。
以上、家計改善では固定費の見直しを最優先しましょう。食費などは積極的に触らない、クレジットカードは利用を控えましょう。
では、具体的に見直すべき固定費は何でしょうか?
2.見直すべき固定費は5つ【家・車・保険・スマホ・その他固定費】
結論から書くと5つあります。どれも有効な方法です。
①家賃を下げる
先ほど書いた通り、家賃を下げるだけであなたの家計は劇的に改善されます。
とはいえ、1000円や2000円下げるだけでは大して意味はありません。最低でも1万円は下げるのが望ましいです。
それは、費用対効果を考える必要があるからです。
- 現在の家賃と引っ越し先の家賃の差額
- 引っ越しにかかる費用(物件契約時の費用と引っ越し代など)
この2つをきちんと計算して、引っ越しにかかる費用を1年半以内で回収できるのを目安になります。結果、現在の家賃より1万円以上下げると達成しやすくなります。興味のある方は大手の物件検索サイトで調べてみましょう。お勧めはSUUMOです。
参考 トップページ不動産・住宅サイト SUUMO(スーモ)
参考ですが、引っ越し業者は赤帽にお願いすればかなり安く済みます。私の場合、独身時代に赤帽を2回利用したことがありますが、いずれも2万円以内で済みました。独身男性ならこれで十分でしょう。
参考 トップページAkabou 全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会②自動車を持たない
自動車は金食い虫のため、基本的に持たない、手放すことをお勧めします。(生活するに必須の場合は除きます。)
購入費用は最低でも数十万円、新車なら100万円以上になります。維持費も馬鹿になりません。年間30万とか普通にかかります。
これらを恋愛活動費用に回せると、一気に楽になります。
しかし、車を手放すと女性受けが悪くなるのではないか?と心配の方もいるかもしれませんね。
確かに車は恋愛カードの1つにはなりますが、支出額に対するメリットが小さすぎるのです。
私は車を持ったことはありませんが、普通に女性を口説き、交際して、結婚しました。車が無いことが恋愛にデメリットになった記憶はありません。
車が必要になったらレンタカーを使う、交際女性の車に乗せてもらうなど、方法はいくらでもあります。(現在の妻も、交際中に車を持っていました。)
なお、車が生活に必要な環境にお住いの場合、家賃が安いことが多いでしょう。そのため家賃と自動車の費用のトータルで考えてのコストダウンを実現するとよいでしょう。
③保険は必要最低限にする
独身男性に必要な保険は「火災保険」「自動車保険(車両保険は不要)」「自転車保険」「個人賠償責任保険」の4つのみです。
自動車を持たないなら、年間の保険料は1万円~2万円程度(月額千円~2千円程度)で済むでしょう。
私が独身の頃に払っていた年間保険料は合計で2万円(賃貸物件契約時の保険で年8000円、自転車保険で1500円、勤め先で強制加入の入院保険で1万円)、月額で2000円にもなりません。これで十分です。
参考までに、月額5千円以上は払い過ぎです。何らかの見直しをするとよいでしょう。
【独身男性向け】必要な保険、不要な保険とは?【4つでOK】④スマホ利用料を下げる
2021年2月現在、ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社が月額2500円~3000円程度のプランを提供する予定となっています。いずれも利用可能データ量は20GBあるとのことで、ほとんどのユーザーにとって満足できると思います。
現時点でスマホ代に毎月5000円以上を払っているなら、これを機会に乗り換えてはいかがでしょうか。
なお、スマホ本体は高額なものを買う必要はありません。特にこだわりが無いなら黒のシンプルな見た目のスマホでOKです。
⑤必須ではない固定費を払わない
ここでいう「必須ではない固定費」とは「家賃、住宅ローン、電気、ガス、水道、通信費(スマホ、インターネットプロパイダ)以外」を指します。
固定費は何もしなくても毎月支払いが発生するので、家計には大きなマイナスとなります。
しかし、いざ見直そうとすると大変です。人間は現状維持を望むので、解約しない様々な言い訳を生み出します。
少々乱暴ですが、とりあえず解約して様子見するほうが良いでしょう。「やっぱり必要だった」と思ったら、改めて契約すればOKですから。
なお、固定費のうち、対処がややこしく感じるのがNHK受信料です。年間で1万4千円の支出、払わなくて済む方が良いですね。一方で、NHkの契約に関しては様々な意見があります。どうしたらよいのでしょうか。
対処法は2つあります。
1つは契約しないというシンプルな方法です。集金人が家に来ても無視して対応しないのが良いです。
そもそも自宅にいる人は、訪問者に対応する義務はありません。もし対応してNHKの集金人だとわかったら、その時点で「契約しません」「帰ってください」と言います。
それでも帰らなければ警察を呼んでOKです。集金人に「不退去罪」(犯罪行為の1つ)が適用されます。
2つめは契約しているけど払わない方法です。実は、NHK利用料は払わなくても罰則規定がありません。そのため、払いたくないから払わないという方法が使えます。具体的には
- 口座引き落としから振込に切り替える
- 振込用紙が送付されるので、無視する
の手順でOKです。(口座振替のままだと勝手に引き落とされるからNG。)
払わないと裁判になるのでは?と心配の方もいるでしょう。
現実には99.9%以上なりません。なぜなら、未払いは何百万世帯もあると言われていて、仮にNHKが1日10件の裁判を進めたとして、100万件の裁判を起こすには300年かかります。
現実には多額の裁判費用、裁判に要する時間、原告となるNHKには立証責任(相手がテレビを持っているなど)も求められるので、裁判を乱発するのが難しいのです。よって、裁判の事例と実績を作って、実態を知らない人に裁判をちらつかせるのが関の山です。万が一、不幸にも裁判になったら、請求された金額(未払い受信料のみが該当)を払えばOKです。
ただし、見ているのにお金を払わないのは詐欺罪に問われるかもしれません。詐欺罪は未払いとは異なり、普通に重罪です。このあたりの判断は自己責任でお願いします。
私は「利用しているなら利用料を払う」「利用していないなら払わない」が筋だと思っています。
⑥参考:食費と日用品費を固定費のようにコントロールする方法
先ほど、食費など変動費を削減するのはお勧めしないと書きましたが、それは支払いが発生するたびに努力が求められるから。では変動費は何も手を付けられないのでしょうか。
実は食費や日用品費を固定費のように取り扱う方法があります。今回は私が長年使っている方法を紹介します。
まずは、平均的な支出を知っておきましょう。総務省統計局の情報(2019年)によると、男性の食費と日用品費の平均は
食費(飲み会代を除く):31000円
日用品:5700円
となっています。
なので、毎月の「食費+日用品」の金額を37000円以内と設定しましょう。そのうえで、以下のように進めるとよいです。
- 新しい財布or使っていない財布を用意する
- 毎月1日に37000円を財布に入れる
- 以降、食費と日用消耗品はこの財布内のお金から払う。
- 毎月末時点でこの財布にお金が残れば勝ち、残らなければ負け
このゲームのメリットは以下の3つです。
(1)残金コントロールが簡単
残金=財布に入っている金額なので、目に見えるのでコントロールも簡単です。ストレスが少なくお金をコントロールできると思います。目安として、「残り日数×1000円」を残しておくと問題ないでしょう。
(2)レシート管理が不要
残金=財布に入っているお金なので、レシートは不要です。
(3)難易度調整ができる
最初に入れるお金を減らすとハードモードになります。37000円なんて余裕だという人は減らすのも良いでしょう。
逆に全然足りないのなら、外食の回数を減らす、あるいは1つ千円以上のお買い物を見直すなどして対処しましょう。どうしても平均的な支出では収まらないのなら、最初に入れる金額を増やしてゲームの難易度を減らしてみましょう。無制限に使うより遥かに優れています。
以上、見直すべき固定費5つと、食費と日用品費の見直し方を紹介しました。上手に活用してくださいね。