【恋愛】話し上手と聞き上手はどちらが重要?【結論:両方必須】

恋愛では話し上手と聞き上手のどちらが重要なのでしょうか。

一般的には「聞き上手な男性が良い」と言われますが、実は両方必要です。

話し上手にも聞き上手にも、女性との信頼関連の変化に応じて、必要となる場面が必ず出てくるからです。

この理由を、恋愛活動8年の経験から解説します。

 

1.話し上手と聞き上手はどちらが重要?

結論から書くと、話し上手と聞き上手は両方重要です。

また、バランスをとる必要がある場面もあります。その理由を、女性との信頼関係をベースに解説します。

 

(1)初対面や知人では話し上手が有利

初対面や知人では話し上手が有利です。あなたと女性の会話量の目安は8~9対2~1くらいになります。

 

①女性側に話す理由がない

女性には、よく知らない男性と会話する理由も義理もありません。業務上の必要性があるなど「理由がある会話」はしますが、不必要な会話はしません。

そのため、あなたが聞き上手を意識していると、会話がなくなり沈黙してしまいます。

 

そもそも女性は、初対面や知人の関係なら男性から話しかけるものだと理解しています。だからこそ、男性に必要な役割を担ってほしいと考えています。

男性がその役割をしなかったら?別にそれで構いません。女性視点では、他に話しかけてくる男性がいるので、何の問題もありません。

だから話し上手になる必要があるのです。

 

②素性のわからない人間は警戒対象となる

素性のわからない人間は(男女問わず)怖い存在です。だから、女性から話しかけることはありません。

その警戒を解くため、男性から女性に話しかけ、「俺はこういう人間です」というのを積極的に自己開示する必要があります。

そして、女性が「あなたはこういう人なのね」というのがわかると、女性も少しずつ自己開示してくれるようになります。

この流れに乗せるには、あなたから話しかける、あなたが会話をリードする必要があります。つまり、話し上手になる必要があるのです。

 

③社会通念上、女性から男性に話しかけないほうが有利となる

女性は、男性に積極的に話しかけないほうがメリットが大きいのです。

例えば、男性に積極的に話しかける女性は、周囲に「男好きな女」との誤解を与えたり、「他の女性から嫉妬や妬みを買う」かもしれません。

だから女性は男性から話しかけられるのを待ち、「彼に話しかけられたから、仕方なく会話した」という言い訳を用意したいのです。

 

あるいは、男性から性的な目で見られるリスクを減らすことができます。一定数の男性は、女性から話しかけられるだけで「俺のことが好きなんだ」と誤解してしまうことを、女性は知っています。

他にも、「女性は性に臆病であるべき」という社会通念は今も生きています。これを守るほうが、総合的にメリットが大きいくなるのです。

 

以上のことから、初対面や知人に対して、女性から話しかけることがほぼありません。そのため、男性は話し上手であることが求められるのです。

 

(2)友達~口説き中(前半)では同じくらいの会話量だとバランスが良い

友達同士の中になると、会話量のバランスは対等に近い方が有利となります。あなたとの女性の会話量は4~6対6~4程度になるでしょう。

 

①女性は信頼している人とは積極的に会話したい

女性は、信頼できると判断した相手には、男女問わず普通に話しかけるようになります。相手に対する心配や不安が無くなれば、女性は通常のコミュニケーションを取ってくれます。

先ほどの「男性に話しかけないほうが有利」というのは、よく知らない男性に対しての話です。友達など、普通に知っている男性に対してなら普通に話しかけます。「友達だから話をするのは普通」という大義名分もありますからね。

大抵の人間は、自分の話を聞いてもらえると嬉しく感じるので、話しができるならその方がいいのです。

 

ただし、友達の場合は「話す内容にある程度の制限をかけて」話します。

例えば、芸能人で誰が好き、誰と誰が付き合っている、今している仕事の大まかな話、共通の趣味など、女性にとってリスクの少ない話題が選ばれる傾向にあります。

 

②自分ばかりが話すのは相手に失礼になることを知っている

一方で、女性は自分ばかりが話すのはNGだということも知っています。

あなたもそうだと思いますが、話を聞くより、自分が話す側になるほうが楽しいですよね。

 

つまり、女性は自分ばかり話して相手に負担をかけると、せっかくの友達を失ってしまうリスクが高まることを知っています。

人間関係は互いに与え合うメリットのバランスが取れている時に成立することを、無意識のうちに理解しているからです。

 

メリットのバランスを考えると、会話のキャッチボールは、話す役と聞き役を半分くらいになるほうが良くなります。お互いに会話で満足しやすくなるからです。

 

③女性がガンガン話すなら聞き役の割合を増やすに回るほうが有利

補足すると、純粋に友達であったとしても、女性が話す割合が多くなることは、今後の展開を考えると有利です。

後述の「交際開始後」の関係を想像させたり、信頼度をより高い状態で保つことができるからです。

 

モテる男性はデート中の関係であっても、聞き役に回ること、女性ができるだけ心にブレーキを掛けずに好きに話ができるようになることを意識しています。

こうすることで「あなたは私(女性)のことをわかってくれる男性ね」と思ってもらいやすくなるからです。

それは口説きを成功させる重要な後押しとなるからです。

 

(3)口説き中(後半)~交際開始後は聞き上手になると女性受けする

口説きの後半からは、圧倒的に聞き上手が有利となります。特に交際開始後は、あなたと女性の会話量は1~2対8~9など、大きく偏る傾向にあります。

 

①女性は話したくて仕方がない

どこかの本で、女性が黙るのは「寝ている時、キスしている時、死んだとき」というジョークがあります。実際、女性は「この人は本当に信頼できる」と判断した相手には、延々と喋り続けます。

試しに、私は当時の彼女たちに対して、どこまで喋ち続けるのかを試したことがあります。結果は、2時間を過ぎてもずっとしゃべり続けていました。中には4時間越えの女性もいました。(正直、かなり辛かったです。)

そして、女性の話題は、重要なことはほぼ無く、実にどうでもいい話ばかりとなります。

なぜこんなに話したがるのでしょうか。

 

②男性は聞き役になる価値が異常に高い

女性が会話する人間の大半は、業務上の会話(つまり知人との会話)や友達との会話になります。

業務上の会話はどれだけ話しても別に楽しいものではありません。

友達同士の会話でも、一方的に話し手に回ることは避ける必要があることは先ほど紹介しました。

また、女性同士の会話は、友達であっても水面下で駆け引きしていることが多く、安心して会話ができないのです。

 

結果、女性は「好き放題に話せる相手がいない」のです。

そんな状況を考えると、何度もデートした相手や交際男性との会話は以下のメリットが得られます。

  • 好き放題喋っても聞き続けてくれる
  • 話題や言葉遣いに大きな配慮が要らない
  • 悪口や愚痴を言ってもノーリスク
  • ストレス発散ができる

 

このことから、あなたが聞き手に回ると、女性に与える価値が信じられないほど高いのです。

しかも、あなたはただ聞いて、適当に会話を盛り上げ、深掘りする質問を投げて、話を展開してもらえばよい。慣れるとめちゃくちゃ楽です。

 

ただし、女性は結論を求めているのではありません。「ただ黙って話を聞き続けてくれる」ことを望んでいます。

結論の提示・提案・対策はNGなので、この点だけは意識しておきましょう。

 

ちなみに、話して満足した女性は、あなたが望むことをしてお返ししてくれやすくなります。

例えば、美味しい料理や、あなたが希望するセックスという形があります。

「与えられたものをお返ししてくれる女性」とは長く関係を続けられるので、こういう女性はずっと大切にしていきましょう。

 

 

以上、話し上手と聞き上手について、女性との信頼関係をベースに解説しました。

このことから、何が言えるのでしょうか。

 

2.まとめ

本記事の内容をおさらいします。

 

(1)話し上手と聞き上手は両方必要

「話し上手と聞き上手のどちらが重要か?」という質問への回答は、「両方必要」です。これまで見てきたように、話し上手と聞き上手は必要とされる場面が異なるので、スムーズに女性と仲良くなりたい人は、両方身につける必要があります。

話し上手と聞き上手の使い分け
  • 話し上手 → 初対面や知人などあまり仲良くない人に対して
  • バランス → 友達などある程度知っている人に対して
  • 聞き上手 → 交際中など深い関係の人に対して

 

あとは、状況に合わせて最適な役割を選択するだけです。

では、女性が感じている「あなたへの信頼度」はどのように察すればいいのでしょうか。

 

(2)女性の会話量からあなたに対する信頼度をある程度察することができる

できる人は、空気や雰囲気から、自分に対する信頼の程度を察することができます。

しかし、そういうことが苦手な人がいるかもしれません。その時はどうすればいいのでしょうか。

 

実は、あなたが黙った時に女性との会話がどうなるかで、ある程度推測することができます。

例えば、あなたが黙ったとき、女性も黙るなら全然仲が良くありませんので、あなたから話しかける必要があるでしょう。

逆に、あなたが黙っていても女性がひたすら喋るのなら、かなり信頼されていることがうかがえます。良い状況ですね。

ただし、これが友達としての信頼か、それとも異性としての信頼かは、別の方法で見極める必要があります。

 

(3)【参考】話し上手、バランス、聞きの切り替わり

最後に、ステップの切り替わりについて簡単に解説します。

 

①知人から友達への切り替わり

女性が自分から個人情報をあなたに話した時がチャンスです。これは、あなたに対して少し心を許したことを意味します。

個人情報を話す機会が増えるほど、知人から友達にシフトしていると考えてよいです。会話のバランスを少しずつ「女性が話す量を増やしていく」ようにリードしていくのです。

 

例えば、「俺、学生時代にマックでバイトしていたことがありますよ」といった時、「私もマックでバイトしたことがあります」と女性から自発的に言ってきたときはチャンスです。

あなたのマックでの経験を話しつつ、女性の話も深掘りできると、女性の警戒心を更に解きながら友達になりやすくなります。

 

②口説き中(前半)と口説き中(後半)の切り替え

女性が心を許し始めると、女性の会話量が急激に増えてきて、「何となく聞き役に回る」ことが増えてきます。

この流れを感じたら、その流れに乗っかりましょう。

あなたが「話し手になるために頑張る」ことをしない限り、更に更に仲良くなれるでしょう。

 

 

以上、参考になると幸いです。

【恋愛】男性は話し上手と聞き上手のどちらを優先して身につけるべき?【結論:話し上手】