恋愛では自分探しをしなくてよい理由【自分探しの簡単なやり方も】

恋愛では自分探しをする人がいると思います。

しかし、恋愛で自分探しをしてもメリットがかなり小さいです。

私の経験上、その理由を３つに分けて解説します。

とはいえ、自分探しに興味がある人もいると思いますので、記事の後半では、無料かつ簡単な自分探しの方法を２つ紹介しておきます。

１．恋愛では自分探しをしなくてよい理由

結論から書くと、自分探しをしても良いですが、それに時間と手間をかけるだけのメリットがありません。

私の経験から、理由を３つに分けて解説します。

（１）恋愛の成否はあなたが相手に与える価値の量で決まるから

人間関係は、互いにメリットのある所に生まれます。

そして、恋愛も人間関係の１つです。

これらを簡単に書くと、恋愛関係はあなたが先にメリットを与え、それに女性が返礼することを繰り返し続ける状態で成立するのです。

友達未満なら、人として信頼できる行動を取り続けると友達になれます。

友達以上恋人未満なら、人として信頼できる行動に、男としての魅力を与える行動を取ると女性を口説き彼女にできます。

つまり、あなたがどんな人であり、どんな内面を持っているのかは、さほど関係が無いのです。

極端な話、あなたの行動が１００％演技であっても、女性があなたにメリットを感じているのなら恋愛は成立します。

例えば、高収入の男性を目的に交際して、実際に結婚する女性がいます。これは決して珍しい話ではありません。

私の妻の友達は、独身時代はイケメン男性とばかり付き合っていましたが、それなのに、結婚相手は真面目系かつややブサイクに属する男性でした。

なぜそんな男性を選んだのか。理由は単純で、一部上場企業に勤めているからです。女性がよく言う「交際と結婚は違う」という言い分がよくわかる話だと思います。

私が遊び人だった時期は、どうでもいい女性を数え切れないほど口説き落としてきました。当然セックスもしていました。

なぜこんなことができるのか。それは、その女性が求めているものを先に与え続けたからです。

もちろん、相手の女性も打算的な行動をしていたのかもしれません。しかし、それでいいのです。恋愛としては成立しているのですから。

これらのことから、女性が求めているのは、あなたの中身ではなく、「何を与えてくれるのか」で判断していることがよくわかると思います。

（２）あなたが求める女性は交際経験を重ねると変わってしまうから

あなた自身の内面を見つめることで、求める女性像を知ろうとする人も多いかもしれません。

実際、今のあなたは「こういう女性が良い」という理想の女性像を持っていると思います。

しかし、これはあまり意味がありません。なぜなら、女性経験を積み上げると、あなたが求める女性像は変わってくるからです。

例えば、私の恋愛仲間の一人は、これまではコンビニ弁当や外食ばかりでした。

ところが、料理上手な彼女との交際によって食の楽しみを知りました。その後の彼は「料理上手である女性」に高い優先順位をつけるようになったのです。

別の男性は「貧乳女性大好き、巨乳女性はあり得ない」と公言しています。

理由を聞くと、「ヤッてる時におっぱいが揺れるの、気持ち悪くない？」と言うのです。

多くの男性は巨乳好きだと思いますが、好みは人それぞれです。彼は実体験を通して、そのことに気が付いたのです。

もちろん、私にも経験があります。

過去の私は、中身がいい人なら見た目なんてどうでもいいと思っていました。

しかし、とある交際中の女性と毎日顔を合わせるうちに、顔の良さは重要なのだと気づかされました。

その後、別の美人女性と交際したら毎日が充実したのです。彼女の顔を見るたび目の保養になるのですから、当然の話です。

こういう当たり前のことであっても、実際に経験して確かめることは大事です。

（３）恋愛で成功する男性は変化できる人だから

恋愛でいい女性をゲットして結婚までたどり着ける男性は、恋愛に有利になるように自己変化できる人です。

だから、今のあなた自身を知ったとしても、大きな意味はないのです。

私自身、恋愛活動開始前の私（＝昔の私）と、恋愛活動を終了した今の私では、内面的に全然違う人間性を持っています。

１つは、昔の私は中身こそ大事で、見た目の良さに惑わされる人間は大したことが無いと思っていました。

しかし、今では中身と同じくらい、見た目も大事だと判断しています。

見た目でＯＫをもらえたら、女性と会話ができるステップに移り、会話から内面を触れてもらえるチャンスを掴める。

この当たり前の現実を、数多くの初対面の女性達の反応から実感したからです。これは恋愛目的で会う女性以外にも通用する概念なので、知っておいて損はありません。

もう１つは、昔の私は、運命の出会いはそのうち来ると思っていました。だから、恋愛活動する人を馬鹿にして、出会いも作りませんでした。

しかし、「そのうち」という日は待っているだけでは生涯やって来ないことを、２５歳にのある日に思い知らされたのです。

彼女をゲットしたいのなら、意図的に出会いを作り出す貪欲さが必須であることを。そして、今のままなら生涯童貞の独身貴族になってしまうこと。

そこからの私は積極的に出会いを作り、恋愛活動を頑張り通して、今に至ります。

ここで変化を受け入れることができない人は、新規の女性と出会いチャンスが（今までと同様に）少なくなってしまうので、彼女を作ることが難しいでしょう。

恋愛は、あなたの理想をぶつけるだけではなく、現実に対応できることが求められるのです。あなたが求める結果を出せるのは、変化に対応できる男性だけなのです。

以上、自分探しをしても良いですが、それに時間と手間をかけるだけのメリットがない理由を３つに分けて解説しました。

しかし、自分探しをしてみたいとい人もいると思います。恋愛以外では少なからずメリットがあるのも事実です。

もし自分探しをしたい人は、これから紹介する２つの方法を試してみるとよいでしょう。興味がある方は後半もご覧ください。

２．【余談】自分探しする方法

私の経験上、２つの方法の合わせ技で判断するのが適切だと思います。

（１）育ての親を見る

これがシンプルかつわかりやすい方法です。

あなたの育ての親の性格や性質を端的に書き出してみてください。

そこに並んだ言葉を、あなたはそのまんまコピーしているか、真逆になっている可能性が非常に高いです。

具体的に見てみましょう。

例えば、あなたの育ての親を端的に表現した言葉の１つが「正直」だとしましょう。

そうすると、あなたは「正直」か「嘘つき」のどちらかの性質を持っている可能性が高いのです。

なぜこうなるのでしょうか。

あなたの価値観は、最初は育ての親の教えをそのまま素直にコピーするところから始まります。

そして様々な人生経験をする中で、コピーした方法が「人生で役に立つ」のならそのまま使い続けるようになります。

ところが、全然うまくいかない場合もあります。

正直者は馬鹿を見て、嘘つきが上手に立ち回って美味しい思いをしていることが多いのなら、あなたは親の教えに反発するでしょう。

以上のことから、育ての親が持つ価値観をコピーするか真逆になるか、どちらかになる可能性が高いのです。

そのため、あなたの育ての親がどんな人なのかを冷静に、客観的に見ることで、あなたの自分探しはある程度完了するのです。

（２）あなたの交友関係を振り返る

もう一つの有力な方法は、あなたと仲が良い友達の考え方や価値観を思い出してみてください。それがあなたの自分探しの答えに近いです。

なぜなら、人間関係は似た者同士が集まります。つまり、似たような価値観を持っている可能性が高いのです。

例えば、仲良くなる人とは食の好みが近いことが多くなります。

ランチなどで一緒になると会話する機会が増えるので、自然と仲良くなりやすい環境ができるからです。

逆に、食の好みが全然違うと難しくなります。

甘党と辛党が一緒にご飯を食べるのはなかなか難しいので、必然的に会話するチャンスが減ってしまい、仲良くなる速度が遅くなってしまうのです。

また、価値観が異なると会話が成立しづらくなるのは、仕事好きな人とニートで家に引きこもっている人を想像するとわかりやすいでしょう。

彼らが会話した時、共通の話題が無いので、すぐに会話が終わってしまうでしょう。むしろ、「働け」「うるさい」と口論になることは容易に想像できます。

このことから、あなたにとって仲の良い友達というのは、あなたの価値観に近い可能性が高いのです。

試しに、親友と呼べる人たちを１０人くらい思い浮かべ、彼らの特徴を並べてみてください。それらの多くを、あなたも持っている可能性が高いのです。

そして、仲の良い友達が多くて、彼らが多様な価値観を持っているなら、あなたの価値観は多様な人を受け入れられるということです。

それは本当に素晴らしことですね。

３．まとめ

本記事のまとめです。

恋愛では自分探しをする意味が無い理由を３つに分けて解説しました。

しかし、自分探しは（連がい以外では）少なからずメリットがあります。そんな人のために、自分探しをする具体的な方法を２つ紹介しました。

参考になると幸いです。