デートする時に、男性は女性の前を歩く、並んで歩く、後ろを歩くのどれが良いのでしょうか。些細な事のように見えますが、実はかなり重要です。
結論から書くと、女性から十分な信頼を得ていない時は、
- 横並びできる場所 → 横並びorやや前を歩く
- 横並びできない時(一列になる時) → あなたが前
が基本となります。
逆に、あなたが女性の後ろを歩く根拠を説明できるなら、別に女性の後ろにいても構いません。その理由を解説します。
目次
1.デートする時に男性は女性の前を歩く?それとも後ろ?
結論から書くと、「横並びできる場所では横並び」、「横並びできない時ではあなたが前」が基本です。
その方が良い結果になる可能性が高いからです。なぜでしょうか。
(1)デート中の女性が前を歩くことがほぼない
デート中の女性が、男性の前を歩くことはほぼありません。
私は数えきれない回数のデートをしてきましたが、私より前を歩く女性はほぼいませんでした。
また、他のカップルを見ても、女性が男性の前を歩いていることはほぼありません。
経験上の話とはなりますが、女性は男性の前を歩くことを好まない確率が非常に高いのです。
また、男性はデート中にエスコート能力を見せる必要もあるので、実用性の面でも、いつの間にか女性の前を歩くことが多くなるのです。
もっとも、全ての女性が受け身というわけではありません。前を歩きたがる女性もわずかにいます。
しかし、それは全体の1%いるかどうかというレベルの話です。1%を重視する代わりに99%を軽く扱うのは賢明ではないでしょう。
(2)周囲の目やあなたからの評価を気にしている
日本社会では、女性は大人しくあるべきという風潮が根強く存在します。そのため、あなたは女性を引っ張るような振る舞いをするほうが有利となるのです。
例えば、お店で店員を呼ぶ、回転寿司で板前さんに注文するのは、(女性より)男性がやるほうが自然であると思われやすいです。
こういうことは女性も重々承知しているので、男性の前では大人しい振る舞いをするのです。(だから、交際開始後・結婚後・妊娠後に本性を見せる女性が少なくない。)
余談ですが、「女性が大人しくあるべき」という社会風潮の善悪は考えないほうが良いです。
なぜなら、あなたの目的は意中の女性を彼女にすることであり、世の中の価値観を変えることではないからです。
世の中の常識がどんなに気に食わないモノであったとしても、あなたの真の目的を達成するために逆に利用してやる!という意識で、淡々と行動するほうが良いと思います。
世の中の風潮を変えようとするのは、自分の欲望の大部分を満たしてからで間に合います。
(3)女性が受けるリスクを減らす
あなたが女性の横や前にいるだけで、女性は安心感をゲットできます。
①あなたを警戒している
女性は、よほど信頼している相手を除き、他人に背中を向けることを嫌がります。
残念ですが、女性とデートしている段階では、女性はあなたのことを100%信用していることはほぼありません。
女性は自分を弱い存在であり、男性は強い存在だと知っています。実際、物理的な力では、大半の女性は男性に負けてしまいます。
このような事から、あなたが女性の後ろにいると、女性は必要以上に緊張して警戒してしまいます。これは口説きの難しさを高めてしまうというデメリットもありますので、お勧めできません。
②男性といるだけで女性はトラブルを回避しやすくなる
世の中には「男」というだけでトラブルを回避できることが少なくありません。逆に言うと、「女」であるだけでトラブルが降ってくることもあるのです。
そのため、あなたが女性の前や横にいることで、女性に振ってくるトラブルを減らすことができるのです。
あなたも、女性相手に高圧的な態度を取る人が、話し相手が男性に変わった途端に丁寧な物腰になる人を見たことがあるでしょう。
悲しいですが、世の中では相手が女性だとわかると舐めてかかる人間が、男女問わず少なくありません。
諺には「弱きを助け強きを挫く」(弱い人を助け、権力者など強い人と戦う)という言葉がありますが、現実には「強きを助けを弱き挫く」(強い人には従い、弱い人をいじめる)ことが多いのです。
以上、「横並びできる場所では横並び」、「横並びできない時ではあなたが前」が基本となる理由を解説しました。
よほどの理由が無い限り、デート中は女性の前か横にいるようにしましょう。
では、女性の後ろにいてよい状況とはどういう状況なのでしょうか。この点を深掘りします。
2.あなたが女性の後ろにいても良い状況とは
結論から書くと、「あなたが後ろを歩く根拠を説明できる」なら問題ありません。
ここではいくつかの例を挙げて説明します。
(1)女性が主体的に選択した場所に行く場合
女性が「これをしたい」「ここに行きたい」と考えて、主体的に行動した場合は、あなたが女性の後からついていくほうが良いです。
例えば、女性がディズニーランドに行きたいので、計画して事前にチケットを取っているような場合です。
女性が頑張ったのだから、女性が主であなたが従です。
ディズニーランドの中で、女性の自由に動いてもらうことを考えても、あなたが後ろにいるほうが無難です。
あるいは、女性が「あそこのカフェで休憩しよう」と言ってきた場合には、女性に前を歩いてもらうほうが良いことが、経験上、丸く収まることが多いです。
(2)その女性がリードしたい性格だとわかっている
女性の中には、本当は周囲の人をぐいぐい引っ張るほうが好きな人がいます。俗に姉御肌と呼ばれる人たちです。
この手の女性でも、十分な信頼関係が無い場合はあなたがリードするほうが良いです。
しかし、十分な信頼関係を構築した後なら、女性に引っ張ってもらう(引っ張らせる)ほうが良いです。
この辺りの判断は、幼馴染みや数年来の友達、何度かデートした場合に、過去の経験から判断することになります。
私が職場の女性同僚とランチに行ったときのことです。彼女は気が強く、何でもサバサバ言うのが好きです。
こういう性格だとわかっているので、お店に入る順番は彼女を先にしました。店員を呼ぶのも、注文を伝えるのも全て彼女任せです。
わざと主導権を取らないのも、女性にとっては有力となる一例です。
もちろん、トラブルが起これば女性任せにせず、スマートな解決策を提示することが必要です。
先ほどの女性同僚がハーフ&ハーフのピザを頼んだところ、(ハーフ&ハーフではなく)マルゲリータが出てきました。
彼女が店員に苦情を言いましたが、注文した商品を持ってくる時間はありませんでした。(昼休憩が終わってしまうので。)
そこで、私が頼んでいた(マルゲリータではない)ピザの半分を交換することで、彼女のピザをハーフ&ハーフにしました。
こういうところでは男性の主体性、問題解決能力が必要となります。引っ張りたい女性だから何でもお任せ、というわけではありませんのでご注意ください。
(3)女性から充分な信頼を獲得したら前でも後でも問題ない
女性があなたのことを「十分に信頼できる人であり、私を傷つけることはない」と確信できたら、あなたが女性の前・横・後ろのどこにいても、何の問題もありません。
- 危なくなったら守ってくれる
- 私(=女性)が嫌がることをしない
これらを女性に確信してもらえればOKです。
そうなった時、あなたの女性の立ち位置はどうなるのでしょうか。これは女性が持つ本来の性質によって変わります。
女性が大和なでしこタイプならあなたの後ろに、女性が姉御肌ならあなたの前になるほうが、女性にとってはしっくりくるので関係性を続けやすくなります。
あなたがどうしても前がいい、後ろがいいという意見が無いなら、女性の本来の性質に合わせてあげると上手くいくでしょう。
余談ですが、子供ができると子供中心になるパターンもあります。
最近の私は、妻と子供の3人で遊びに行くことが良くあります。その時、配置は子供中心の動きなので、その状況における一番都合の良い場所にいるようになります。
状況に合わせて空気を読んで、最適な場所になるように調整しましょう。
3.まとめ
本記事のまとめです。
女性から十分な信頼を得ていない時は
- 横並びできる場所 → 横並びorやや前を歩く
- 横並びできない時(一列になる時) → あなたが前を歩く
となります。その理由は、
- デート中の女性が前を歩くことがほぼない
- 周囲の目やあなたからの評価を気にしている
- 女性が受けるリスクを減らす
となります。どんな女性にも高確率で評価を高めやすく、下げにくい万能型といえます。
逆に、「あなたが後ろを歩く根拠を説明できる」なら、女性の後ろにいても問題ありません。具体的に3つ解説しました。
- 女性が主体的に選択した場所に行く場合
- その女性がリードしたい性格だとわかっている
- 女性から充分な信頼を獲得したら前でも後でも問題ない
参考になると幸いです。