女性との会話を盛り上げる時、笑いを起こすのは非常に有力です。女性の大部分は、楽しく会話ができる人を好むからです。
しかし、ただ女性を笑わせればいいというものではありません。中には、悪い意味で女性に笑われてしまっているパターンがあるからです。
本記事では、女性にマイナスを与えるNGな笑いの取り方と、NGを与えずに笑いを取るコツを、私の8年間の恋愛経験から紹介します。
目次
1.女性にマイナスを与えるNGな笑いの取り方3選
結論から書くと、女性にマイナスを与えるNGな笑いの取り方は、大きく分けて3つあります。それぞれ解説します。
(1)他人をけなして笑いを取っている
他人をけなして笑いを取る人は、周囲から距離を取られやすくなります。
そもそも、あなたの悪口を聞いて相手が気持ち良くなることは、特殊な条件を除いてありません。
また、「私がいないところでは私の悪口も言っているのだろう」と判断されやすくなります。
誰だって、自分の悪口を言われたくありませんから、当然の話です。
このような距離の取り方をされてしまうと、女友達はもちろん、男友達もできにくくなります。
結果、恋愛で成果を出すことが困難となってしまいます。
私の友達にもこういう人がいて、指摘すると「冗談だよー」と言って流そうとしますが、聞いているこちらとしては不愉快です。
そのため、いつの間にか、たまーに連絡を取る程度になってしまいました。
他人をけなす人の多くは、無意識のうちに自分を守っています。自分を馬鹿にするより、他人を馬鹿にするほうが楽ですからね。
また、このような話をしても周囲も笑ってくれることが多いので、失敗であることに気付かないのです。
実際には、単に話を合わせているだけであって、本当に嗤われているのは悪口を言っている人自身なのですが。
(2)不快感を与えやすい話題
人間関係を構築する、進展するうえで難しい話題はあります。典型的なのが、いわゆる「宗教、スポーツ、政治」の話で、これらは避ける方が無難です。人間は理屈より感情の生き物なので、感情を煽りやすい話題は危険です。
相手の感情に配慮して話したとしても、周囲からはトラブルメーカーとして敬遠されてしまうかもしれません。そのくらい、話題として不適切だということです。
もちろん、これ以外にも危険な話はあります。端的には自慢話系です。
例えば、「俺は現役で第一志望校に入学した」という話は危ない可能性があります。
(誰かに質問されたので答えるのは良いですが、)自分から勝手に話し始めるのは、浪人した人や第一志望に行けなかった人にマイナス感情を引き起こす可能性があるからです。
もちろん、「傷つく人がいないことを確かめて話している」という人もいるかもしれません。
しかし、「わざわざ敵を作るような発言をする、危なっかしい人と関わらないほうが良い」と思われるリスクを受け入れる必要があるでしょう。
他にも、会話中に場の雰囲気が急に悪くなった話題は、今後避けるほうが良いでしょう。
コミュニケーションの基本は「受け手がどう判断するか」が全てなので、危険な発言は避けるほうが無難です。
なお、わざわざ悪い解釈をする人もいます。こういう人は「俺/私はトラブルメーカーだぞ!」と教えてくれているのですから、ありがたく敬遠して、関わらないようにしましょう。
(3)自分の評判を過剰に下げている
自分下げの話題は、OKなものとNGなものがあります。
OKなものは単なる凡ミスであり、笑って済ませられる話です。
例えば、雪道で滑って転んで服がドロドロになった、みたいな話です。こういう話は、本人の能力が悪いとか劣るということにはならないからです。
これに対して、NGなものは笑って済まない話です。
例えば、俺は過去100人の女性に振られて今も童貞、みたいな話は危険です。
周囲は笑っているかもしれませんが、実際にはあなたが嗤われています。なぜなら、俺は魅力や能力がない人間だと言って回っているのと同じだからです。
女性からヒソヒソされて、(人間としてはともかく)男性としては敬遠されてしまうでしょう。
そもそも、女性が体を許したり交際する相手は、その女性が「男として認めた男性」に限られます。
逆に、認めるに値しない男性に対しては(内心では)ゴミクズ以下として扱っています。
だから、自分下げで評判を落とす人は、恋愛で満足いく結果を残せないのです。
以上、女性にマイナスを与えるNGな笑いの取り方を3つ解説しました。
心当たりがある方は少しずつ修正したほうがいいかもしれません。
では逆に、マイナスを与えずに笑いをとる方法はなんでしょうか。深掘りします。
2.女性にマイナスを与えずに笑いを取るコツ3選
女性にマイナスを与えずに笑いを取るコツを3つ紹介します。
(1)ネタにするのは常に自分自身とする
他人を落とすのは嫌われる、だから自分をネタにする。まずはこの意識を徹底しましょう。
自分で自分を笑いのネタにするのは常に有効です。周囲も、あなたの話を安心して聞くことができます。
あなたの過去を棚卸すると、会話ネタに使えるものは山ほどあるはずです。
これまで生きてきた中で、100や200の失敗は誰しもしているでしょう。この中から受けが良さそうなものを選んで話してみるのです。
最初は反応が悪いかもしれませんが、話し慣れる、ストーリーの順序立てを変えるなど、工夫すると受けが良くなることがあります。
ある程度試したら、この話題は鉄板の会話ネタだ!というものが何個かでてきます。それを用意して使っていきましょう。
ただし、全く失敗しない人や、プライドが高い人は難しいかもしれません。
そういう時は、友達の失敗を自分の失敗として話してみましょう。失敗談のパクリをするのです。
こういう話題は特に検証もされないので、嘘としてバレることはほぼありません。安心してください。
ただし、自分をネタにするのなら何でもOKというわけではありません。
注意点として、リカバリーの必要がない失敗談を話題として選ぶことです。その点を次で深掘りします。
(2)リカバリーが必要な落とし方は必ずカバーとセットで
自分を笑いのネタにするとき、有力な方向性は2つあります。
①単なる凡ミス
人間なら誰でも起こすような笑い話や失敗談が当てはまります。起こした結果が笑って済ませられるものが当てはまると考えてよいです。
②現在は克服済みの、過去の失敗談
昔はダメだった、だけど努力して、今は良くなった。このような流れは王道ですが、効果的な話題となります。
過去を克服した、今の自分に自信があるからこそ、周りも安心して聞くことができます。
ポイントは、既にみんなが知っている現実から、過去の失敗を克服済みとわかるような話題を選ぶことです。なぜなら、説明不要だからです。
例えば、今、その場の会話をリードして周囲を楽しませている人が、「昔は会話が苦手で、特に女性と話すのが怖かったんだよねー」というのです。
周囲は「全然そんな風に感じないよー」「えー、そうだったのー!?」など、好意的な感情を込めて反応してくれます。
この状態で、過去のマイナスを語っても何の問題もありません。現在、解決済みだとわかるからです。こういう話は笑って聞くことができます。
他には、今は新人教育を任されるような人が、「昔は電話応対で取引先を怒らせてしまったことがある」みたいな話です。
今では普通に対応できることがわかっているので、評判を下げることもありません。
むしろ、仕事上の参考として話を掘り下げてもらえる可能性もあります。
逆に、説明がいるような失敗談は避けるほうが無難です。
誤解させてしまうと、その後に仲良くなったり口説くときに、大きな負債となってしまいます。
例えば、全然話に加わっていない人が、誰かから話を振ってもらった時に、「会話が苦手なんだよねー」と言っても全然笑えません。
冗談にならないからです。
(3)仲間と協力プレイをする
こちらは協力プレイを前提としたテクニックです。
合コンやパーティーなど、グループで女性と出会う場において、仲の良さをアピールすることができます。
例えば、あなたがわざと他のメンバーを堕とし、相手があなたを笑って許すみたいな関係を見せるのです。
この後、堕とした相手をガンガン持ち上げて、良いところをアピールします。
こうすることで、周囲の人たちからは「落とすだけの人ではない」と思われると同時に、「すごく仲が良いんだね!」という印象を持ちやすくなります。
恋愛活動をしていると、寄せ集めグループになることはよくありますが、女性には意外と見抜かれてしまいます。
些細な行動や言葉に違和感を持ってしまうからです。女性の勘は侮れないのです。
だからこそ、事前に打ち合わせして演出することで、昔から仲の良い、本当の友達なんだと思われやすくなるのです。
これは女性から信頼を獲得するうえでも重要となります。
3.まとめ
本記事のまとめです。
最初に、女性にマイナスを与えるNGな笑いの取り方を3つ紹介しました。
- 他人をけなして笑いを取っている
- 不快感を与えやすい話題
- 自分の評判を過剰に下げている
続いて、女性にマイナスを与えずに笑いを取るコツを3つ紹介しました。
- ネタにするのは常に自分自身とする
- リカバリーが必要な落とし方は必ずカバーとセットで
- 仲間と協力プレイをする
参考になると幸いです。