恋愛関係において、男性が女性の尻に敷かれるのは大丈夫なのでしょうか?
結論から書くと、女性の尻に敷かれてあげるのはOKですが、女性の尻に敷かれてしまうのはダメです。
本記事では上記の違いを解説します。
1.恋愛では男性が女性の尻に敷かれてはいけない理由
ごっこ遊びとして女性に尻に敷かれるのはアリですが、女性が本気であなたを尻に敷くような関係性は避けたほうが良いです。
(1)女性は頼りになる男性を好きになる
女性が好きになる男性は様々ですが、共通している性質もいくつかあります。その1つが「頼りになる男性を好きになる」ということです。
これは傾向の話ではなく、ほぼ確実な要素と言い切ってしまってよいくらいに重要な要素です。
女性を口説き落とす経験や女性との交際を数多く経験した男性ほど、「頼りになる男性になる」ことの重要性をよく知っています。
男として頼りになる要素の方向性は、強者が取るような行動を選択すると正解となりやすいです。
いくつか例を挙げるなら、男らしさや仕事ができる姿、ある程度の女性経験、他にも道徳的な行動などとなるでしょう。
そして、頼りになる男性が取る方向性は、女性の尻に敷かれることとは真逆となります。
女性からしたら、頼りになる男性を尻に敷くなんて失礼なことはできませんし、その必要性もないからです。
こういう事情があるため、女性の尻に敷かれることはメリットが無く、逆にデメリットだらけなので避けなければいけないのです。
しかし、女性の尻に敷かれている男性が、その女性と良好な関係を持っているのもよくある話です。なぜでしょうか?
(2)女性が「ゴッコ遊び」だと理解しているなら問題ない
ただし、そのカップルの双方が「これは男性を尻に敷くゴッコ遊び」だと理解しているなら問題ありません。
男女関係は、常に男性が頼りになる面を見せるわけではありません。その女性が詳しい分野では、当然女性の方が頼りになります。
例えば、その女性がペン字を10年続けているのなら、あなたより美しい字を書くことができるでしょう。
卓球を10年続けている女性に対して、あなたが卓球で勝負したら1点も取れずに負けるかもしれません。
このように、女性が得意な分野では女性主導にさせて喜んでもらうのも1つの「与える」という形となります。
あるいは、状況に合わせたパフォーマンスということもあります。
例えば、その場が女性の人権や権利について意見を交わす場なら、女性が主体的に動いていたり、男性に負けていない姿や勝っている光景は好ましいものになるでしょう。
そのため、女性の尻に敷かれる男性を演じる、あるいは男性を尻に敷く女性という姿を演じることは珍しい話ではありません。
このような理由で、男性側が女性の尻に敷かれている状態を演じており、女性側もそれを理解しているのなら、何の問題もないのです。
むしろ、女性の尻に敷かれることを演じられる男性に対して、懐の広ささえ感じてもらえるでしょう。
頼りになる男性とは、総合的な判断で成立します。特定の分野で女性に負けたからと言って、それが頼りにならない男性というわけではありません。
このさじ加減を理解して行動できるようになると、あなたの魅力をより高めることができますよ。
(3)本当に女性の尻に敷かれるのは危険
逆に言うと、何の理由もないのに女性の尻に敷かれているのはかなり問題があります。
女性にとって、主人となる男性は一人であり、彼に対して強い忠誠を示します。間違っても、主人を尻に敷く行為を本気ですることはありません。
ということは、日常的に女性の尻に敷かれている男性は、その女性から格下扱いをされている可能性があります。
このような関係を作ってしまうと、女性はあなたの言う事を聞いてくれなくなります。奴隷を対等に扱う主人など存在しませんからね。
それでも関係性が続いているなら、あなたが単なるATM扱いされていたり、何らかの理由で都合がよい存在に成り下がっている可能性を検討したほうが良いでしょう。
なお、女性が上となる上下関係を1度でも作ってしまうと、そこから対等の関係に戻すのはほぼ不可能です。
過去に見下していた相手を対等に扱うことは、その人に相当の意識改革と自制心が要求されてしまうからです。難易度が高すぎるのです。
だからこそ、女性の尻に敷かれるような関係性は、できるだけ避けなければいけないのです。
以上、男性が女性の尻に敷かれるのはOKかNGかについて解説しました。
男性は女性に、頼りになる姿を見せるのが基本であり王道です。
それを曲げるなら、状況把握を大切にする必要があるでしょう。