恋愛の駆け引きとは、気になる異性を振り向かせることです。
しかし、なぜ女性は駆け引きをするのでしょうか。それは、駆け引きは女性にとって重要な役割を持っているのです。
本記事では女性が駆け引きする理由と、男性の有力な対処法について、私の経験から解説します。
本記事の内容
・女性視点での駆け引きのメリット
・女性の駆け引きへの男性の有効な対処法3点
目次
1.女性が駆け引きする理由と合理的なメリット
結論から書くと、女性は駆け引きによってメリットの最大化を目指しています。
具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
①より優れた男性を選択する確率を高める
私の経験上、これが最も大きな理由だと思います。
理想論や建前はわかりませんが、現実問題として「女性の幸福はどの男性を選択するかで決まる部分が多い」です。
例えば、給与収入1つ取ってみても、
【20代後半の男性の平均年収】404万円
【20代後半の女性の平均年収】326万円
となっています。毎年80万円近い差があります。そして30代以降になると更に差が開きます。
女性もその事実を理解しているので、
- 「心から好きになった男性」より、
- 「現実的に幸せにしてくれる可能性が高い男性」
を選ぶことが多いのです。これが女性が男性に駆け引きをする理由です。
駆け引きとしてよく知られているのが「男性にそっけない態度を取る」というもの。これにより、「女性からの拒絶ですぐに諦める男性の排除」を試みるのです。
「女性からの断りくらい乗り越えられる男性」ならば、その後の人生で降りかかる幾多の困難も乗り越えられる能力や粘り強さを持っている可能性が高い=女性を幸せにできる能力が高い男性、と判断できるからです。
②世間体の重視
女性は様々なものを気にかけています。例えば、社会通念や既存の人間関係の人たちであり、彼らから「簡単に男性を受け入れる女性」と思われたくないのです。
- 社会通念 → 「女性は性に臆病であるべき」など
- 既存の人間関係 → 「良い男性をゲットした女性への嫉妬」「失敗への嘲笑」など
これらに対処するため、多くの女性は「恋愛では受け身の姿勢」、つまり男性に対してそっけない態度を取ります。
恋愛が上手くいったときは「私は何度も断ったが、男性に何度も迫られたので仕方なく(交際やセックスを)受け入れた」という体裁を取れます。
恋愛で失敗しても、周囲に本心がばれることはほとんどありません。上手な立ち回りと言えます。
あるいは、周囲の友達が駆け引きしているから真似をしている女性もいます。これも世間体の一種に入るかもしれません。
③駆け引き自体が目的
駆け引き自体が目的、好きだという女性もいます。ドラマや映画のような熱い駆け引きをしたいのかもしれません。
以上、女性は駆け引きによってメリットを最大にすることを目指しています。
女性が岩の駆け引きに対して、男性はどのように対処すればいいのでしょうか。
2.女性の駆け引きに男性側の対処方法の紹介【3つあります】
結論は、女性は駆け引きをするものだと受け入れることです。駆け引きが女性に十分なメリットがある以上、仕方がありません。
女性が「駆け引きをする」前提で、男性は女性の駆け引きを攻略する必要があります。
私の経験上、現実的な対処として以下の3点を挙げます。
①女性へのアプローチにはリカバリーもセットで用意して挑む
女性は男性のアプローチに「最初はとりあえず断りを入れてくる」ことが多いです。それならば、最初から「女性から断られる前提」でリカバリーも用意してからアプローチするのが王道です。
普通の男性はアプローチが失敗した時のことを考えていないので、女性から1~2回断られる、あるいはそっけない態度から「脈なしだな」と諦めてしまうことが多いです。
しかし、女性が駆け引きをする理由を考えると、女性から1~2回断られてくらいで諦めるのは実にもったいないことだとわかります。
そこでリカバリー前提の動きをあらかじめ用意しておきましょう。
- 女性にアプローチする
- 女性から断られる
- 「またアプローチできる状況」を作って一旦は撤退する(≒リカバリーして撤退)
- 上記1に戻る(以下繰り返し)
上記のようにリカバリーの対策を用意して、女性へのアプローチを繰り返すのが最適解となります。そして、ある時女性がOKを出してくれます。
- 女性にアプローチをする(N回目)
- 女性がOKを出す
男性は女性がOkを出す展開をひたすら待てばよいのです。
ここでコツを紹介すると、女性からのOKを「超ラッキーなことが起こった!」と喜べるほどに期待値を下げておくことです。大きなストレスを感じずに女性へのアプローチを継続できるでしょう。
とはいえ、断られ続けるのでは精神的に参ってしまいます。女性へのアプローチの成功を継続的にゲットできる方法はないのでしょうか。
実はあります。
②同時にアプローチする女性の数を10人以上とする
アプローチ成功数とアプローチ成功率。この両方を高めるには、できるだけ多くの女性に対して同時にアプローチするのが最善となります。
私の経験上、最低でも10人以上、できれば20人以上が良いです。あなたにとって本命の女性が1人でも、アプローチ対象の女性はできるだけ増やすほうが良いです。
それはなぜでしょうか。私の経験からお話しします。
(1)アプローチしている女性の数が少ないほど成功数も成功率も下がる
1人の女性に対してアプローチできる回数は限られます。断りに対してリカバリーをした後、再びアプローチするには冷却期間が必要です。
冷却期間を無視すると、女性は心理的に苦しくなりますし、下手すると無視、場合によってはストーカーやセクハラ扱いされてしまいます。冷却期間は必須です。
冷却期間は女性によって異なりますが、だいたい1か月以上は必要です。
待機している時間は意外とストレスが高く、心理的に全く落ち着きません。仕事やプライベートに悪影響が出ることもあります。
それを乗り越えても、最終的にアプローチが成功する保証はないのです。このリスクがあるため、精神的にゆったりと構えていることが難しくなります。
(2)アプローチしている女性の数が多いほど成功数も成功率も高まる
しかし、アプローチする女性を多くすると、全体で見るといつも誰かにアプローチしている状況になります。以下のように
- 20人の女性に同時にアプローチし続ける
- 失敗したら1か月の冷却期間を置く
とするなら、平均して1~2日に1回は女性にアプローチできます。女性へのアプローチ回数が増えることは、単純に経験値が高まるのでアプローチ成功数が多くなり、あなたの精神状態の安定につながります。
本命A子へのアプローチ失敗も「まあいいか。E子、F子、G子とはデートの約束を取り付けられているからな。」と心の底に余裕があります。そのため、他の女性にアプローチしているうちに、いつの間にか1か月の冷却期間が過ぎてしまうのです。
この「余裕を持つ」というのはキーワードです。余裕がある男性には駆け引きがあまり効かないので、結果的に「女性からは魅力ある男性に見える」ようになるのです。
先ほどのA子の視点で見ると「あの男性は何度も断っているのにアプローチを続けてくれているから、1回くらい食事してもいいかも」となりやすいのです。
また、アプローチの経験が増えると、あなたの中に成功事例と失敗事例が積み上がります。
- 「こうすれば成功しやすい」方法が何となくわかる
- 「こうすると失敗しやすい」という回避すべき方法がわかる
- このタイプの女性にはこのようなアプローチが有効
- あのタイプの女性に、あのアプローチは全くうまくいかない …など
結果としてアプローチ精度も高まるのです。
結論は、気にしなくて良いです。理由は、交際に至っていない人は(あなた視点、女性視点、第三者視点のいずれでも)単なる他人=どうでもいい人に過ぎないからです。
③駆け引きの結果、「女性に勝ちを譲ってあげる」意識を持つ
駆け引きには勝負事の側面があります。そのため、男性は駆け引きに勝ちたいと思うかもしれませんが、その必要はありません。
あなたの目的は「意中の女性を彼女にすること」のはずです。
それならば、女性には「駆け引きの勝者」という花を持たせて、あなたは「意中の女性を彼女にする」という本質をゲットする。それでよいはずです。
そのためには「女性の言いなりになってあげる」ことが肝心です。具体的にはあなたがリスクを背負ってあげるのです。「デートに誘う」「初めてのセックスに誘う」「告白/プロポーズする」などの断られるかもしれないアプローチはあなたがするのです。それにより、
- 女性視点…「駆け引きに勝った」「男性を手のひらで転がしている」感覚を持つことができる
- あなた視点…子供との勝負に負けてあげられる大人の対応
となります。こう考えると一段上の視点で女性に接することができます。
以上が女性からの駆け引きに対する現実的な対処となります。参考になると幸いです。