結論から書くと、マメな気配りができる男性はモテる可能性が高くなります。
本記事では【マメな男性=女性にメリットを与えられる男性】と定義して、彼らがモテる合理的な理由の解説と、それを意図的に起こしやすくする方法を紹介します。
本記事の内容
- 女性にメリットを与える続けることの重要性
- 女性にメリットを与える効果的な方法
- 女性にメリットを与える時の注意点
1.マメな気配りができる男性が女性にモテる理由
まず、女性に小さなメリットを与え続けるとどうしてモテるのか、理由と構造を解説します。
①女性にメリットを与えると「あなたに対する感謝の念」が貯まっていく
ここでいうメリットとは、女性からあなたに「ありがとう」と言いたくなる行動や言葉を取ることを指します。
そのため、まずはあなたから女性に与えます。(最重要)
もちろん、小さなメリットを1つ与えたからと言って、何も変わりません。1回や2回の小さなメリットならほぼ全ての男性が与えてくれるからです。
しかし、何十回、何百回と小さな与え続けることで、女性の中で少しずつ変化が起こります。
②感謝の念は「人としての信頼」を高める
小さなメリットを数多く受け取ると、女性の心には感謝の念が生まれます。これがさらに積み重なると、あなたに対する信頼が少しずつ上がっていき、いつしか「あなたと仲良くなりたい」「あなたと会話したい」と感じるようになります。
一見すると不思議に感じるかもしれませんね。
しかし、冷静に考えるとこれはごく普通のことです。
人間はメリットを提供してくれる人に対して好感を抱き、信頼を持ちます。
- 「話したことはないけれど、あの人はすごくいい人だと思う!」
- 「お世話になったあの人に何かお返しをしたい」
という人が過去に何人もいたと思います。
これはリアルの世界だけではなく、ネットでも同じことが言えます。例えば、あなたのお気に入りのブロガーやyoutuberには何となく信頼を感じているでしょう。
小さなメリットを与え続けると、いつのまにか信頼を得られるのです。これにより下準備が完了します。
③会話のきっかけを掴むとすぐに仲良くなりやすい
女性視点では既にあなたに一定レベルの信頼関係があります。
この状態であなたと女性に会話のきっかけを掴むと、驚くほど簡単に盛り上がり、すぐに仲良くなれます。
周りから見ると「いつの間にあんなに仲良くなったの?」「どんな方法を使ったの?」となりますが、実のところ、これまでお話しした常識的なことを積み上げただけです。
会話のきっかけはあなたから意図的に作るもよし、女性から話しかけてくれるのを待つのも良し。状況に応じて切り替えましょう。
以上、女性に小さなメリットを与え続けるとモテるようになる構造を解説しました。
では小さなメリットの提供とは、具体的にどうすればいいのでしょうか。
2.女性にメリットを与える方法
大前提として、この方法は継続して出会う場面で有効です。
今回は「職場」を例にして解説します。理由は、
- 継続して出会いがある場所の代表格
- 職場恋愛は最も多くの人が使いやすい方法
- ほとんどの人が再現可能
となるからです。
①「やってほしい」と感じることをあなたがする
基本的にはこの価値観を持ち、それを言葉や行動で示せばOKです。
「ちょっと面倒だけど、誰かがしてくれたら嬉しい」ことをあなたがしてあげましょう。
意識、アンテナさえ張っていれば本当に簡単です。まずは今日から試してみてください。
②身近にいる気遣い上手な人の真似をする
とはいえ、今まで意識してこなかった人は「何をしたらいいんだよ!わからないよ」となるかもしれません。
その場合は「気遣いが上手い人」や「人気者」の言動をそのままパクリましょう。
なぜ周りの人からパクるのか。それは、実際に成果が出ている人からパクるのが最も単純かつ成果が出やすい方法だからです。
また、その人が所属するコミュニティ(例:職場)の文化や慣習も配慮したうえでの結果なので、あなたがそれらをパクることで非常に高い確率で求める成果を出すことができます。
モデルは複数人設定して色々な人のやり方をパクることで、より精度の高い気遣いが可能となります。パクる相手は男性でも女性でもOKです。それがあなたのオリジナリティにもつながります。
なお、あなたにとってパクリが難しい部分は無視してOKです。できる部分だけパクっても十分な効果が見込めます。
③書籍やネット情報を参考にする
職場にモデルがいない、少ない、あるいはパクリに抵抗がある人は、書籍で勉強しましょう。マナー本などが参考となります。
常識的なこと、当たり前と思えることを1つずつ与えるのが大切です。「誰も知らないマナー」などは逆効果になる、成果が出るのが遅くなる可能性が高いので不要です。
④補足:女性に「ありがとう」を言われることを目的としてはいけない
勘違いしがちですが、メリットを与えて「ありがとう」と言われることが目的ではありません。
むしろその逆で、お礼など言われなくても与え続けることがとても重要です。
なぜでしょうか。
(1)メリットの提供に感謝の念を持つまで個人差がある
メリットの提供に対してどのような感情を持つのかは、個人差が大きいです。
義理で「ありがとう」と言ってくれる人もいれば、いくら与えても無反応の女性もいます。
そのため、女性の反応をいちいち気にせず、淡々と女性にとってのメリットを提供し続けましょう。「返してくれたらラッキー」程度の意識になると気が楽になります。
(2)ありがとうと言われると感謝が薄れてしまう
ありがとうは「メリットを受けた人間」にとって、魔法の言葉です。
メリットを受けても「ありがとう」と一言伝える。それだけで自分の中で借りを返したような気分になる、感謝の念を消滅させることができるからです。
「ありがとう」は礼儀としては正しいですが、上記のマイナス面もあるのです。
逆に「ありがとう」と言わせない事で、女性の心にはあなたに対する感謝の念が残りやすくなります。そして「必ず何かの機会に返したい」という展開が多くなるのです。
よって、女性を攻略するなら、女性にメリットを与えると同時に「ありがとう」など感謝の言葉を言わせない立ち回りが効果的となります。ある程度慣れたら意識するとよいでしょう。
3.女性にメリットを与える時に役に立つな心構え
女性に小さなメリットを与える時、最初から上手くいく、手ごたえを感じることは少ないと思います。なんか上手くいかないと感じた時は、以下の点に注意しましょう。
①そのうち返してもらえればOKと考える
女性は何かを与えられてもすぐに返さないことがほとんどです。
なぜなら、女性は多くの男性から親切にされていますので、メリットを受け取ることに慣れています。そのため、簡単にあなたに大きな価値を感じたりしません。
また、下手に感謝すると男性に変な誤解を与える危険性もあるので、女性はお返しの意思表示にも慎重になるのです。
イメージですが、女性の反応は以下になります。
【男性の行動】 → 【女性の反応】
何も与えない → 何も返さない
1を与える → 何も返さない
10を与える → 2~3返す
50を与える → 50返す
100を与える → 100以上にして返す
そのため、
- 他人にメリットを与える行動を当たり前の習慣にする
- 他人からお返しされると奇跡!
くらいに思っておくと心理的負担が小さくて済みます。
②(質より)量と数が重要
女性にメリットを与える時、「女性が受け取れる大きさ」にすることも重要です。
人間関係の親しさの度合いによって、受け取れるものには限度があります。通常は親しさが小さいと感じるほど、受け取れるものは小さくなります。
小さなメリットにすることで、あまり親しくなくても受け取れるようにすることも配慮であり、それ自体が女性に与えるメリットでもあるのです。
③与えるタイミングを考慮する
相手が欲しいものをタイムリーに与えると非常に喜ばれます。
ペンが必要な時にさりげなくペンを貸してあげると「気遣いできる人」となり、とても喜ばれます。
「わらしべ長者」という絵本に描かれているように、一般的に大した価値が無い、あるいは全くの無価値と思えるものでも、それを求める人にタイムリーに価値を提供する。それにより相手に喜んでもらい、より高い価値を持つものをお返しとして受け取れるのです。
④周りの人に均等に与える
あなたが口説きたい、仲良くなりたいと思っている女性だけにメリットを与えるのは危険です。下心を簡単に見抜かれるので、あなたが与えるメリットを素直に受け取ってもらえなくなります。
また、周囲の人に対しても不快な感情を与えてしまうので、やればやるほどマイナス効果になりやすくなります。
対処法は、口説きたい、仲良くなりたいと思っている女性と同レベルで、他の女性や男性にもメリットを提供しましょう。これにより、
- メリットを提供する相手を選ばなくて済む
- 周囲の人から高評価を得られ、仲良くなるきっかけを掴みやすくなる
- 口説きたい、仲良くなりたい女性にも自然な形でメリットを提供できる
という複合効果が見込めるようになります。
⑤メリットの提供を日常の習慣にすると効果も最大になる
気遣いは1回や1日だけでやっても何も変わりません。
メリットの提供は「何十回、何百回と続ける」、あるいは「何か月も何年も続ける」ことで十分な効果を上げることができます。
そのメリットを受け取るために、以下を意識してください。
- 他人に何かを与える行動を1つずつ身につける
- 身につけた行動が無意識にできるようになるまで繰り返す
- 最終的には「いつのまにか」行動しているレベルにまで落とし込む
継続してこそ女性の反応を変えることができるのです。