男性が正しいヘアケアをするメリット・理由と手順

  • 正しいヘアケアのやり方がわからない。
  • ヘアケアするメリットを知りたい
  • シャンプーやコンディショナーの選び方や注意点を知りたい

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 正しいヘアケアは見た目の良さを保つことにつながります
  • 正しいヘアケアの手順を紹介します
  • ヘアケアに関する疑問に回答します
今回は基本となるヘアケアのやり方、手順を紹介します。

きちんとした手入れをすることで髪質や毛量を保ち、初対面で好印象を得やすくなりますよ。

1.正しいヘアケアをする理由

結論から書くと、見た目の良さを保つためです。

話し相手にマイナス感情を与えない香りをゲットする

ここでいう香りとは「無臭」もしくは「(好ましい感情になる)微香」です。髪から不快な臭いが出てしまうと初対面から会話拒否レベルのマイナス感情を与えてしまいます。

髪の毛の痛みを緩和する

一度傷んだ髪の毛は元に戻らないので、出来るだけ痛まないようにすることが大切です。

普段から髪の毛を大切にケアしている男性は、「物を大切にする人」「優しい人」などの好印象を与えることができ、特に初対面で大きなメリットとして働きます。

反対に、髪が痛んでいる男性は、当人が考えている以上に周囲に悪印象を与えます。具体的には「不健康」「周りの人を大切にしない」などです。そのような感情を与えてしまうこと自体に何のメリットがありませんのでご注意ください。

髪の量を保つ

髪の毛が少ないと、どうしても周囲に余計な配慮をさせてしまうものです。ですから、自助努力で対処できる部分はやるほうが良いです。

具体的にはシャンプーやコンディショナー後のすすぎです。これが疎かだと毛根に負担がかかり、抜け毛やハゲに近づく原因となるようです。

 

以上3点に対処するためのお勧めのヘアケア方法を紹介します。

2.正しいヘアケアの手順

正しいヘアケアのやり方を紹介します。

最初は「ここまでするの?」と思うかもしれませんが、慣れてしまえば大した手間はありません。

小さなことでも毎日することは髪に大きな影響を与えますので、日常の洗髪の習慣に取り入れてみてください。

①ブラッシング

髪を濡らす前にブラッシングしておくとシャンプー時に髪の汚れを取りやすくなります。特に髪の長い人はやることを推奨します。

髪が濡れた状態でのブラッシングは髪に大ダメージを与えるので避けましょう。

②すすぎ

髪についた汚れを洗い流します。多くの汚れは水洗いだけで取れます。これにより後のシャンプーの効果を高めます。

③シャンプー

シャンプー剤を手に取り、手の平で伸ばし、髪の毛で泡立てます。

指の腹を使い、頭皮を洗う感覚で髪を洗います。

爪を立てて洗うと頭皮がはがれやすくなり、フケの原因となります。

洗う時の姿勢は正面を向いて背筋を伸ばして洗うのが基本です。シャンプーが目に入るのを防ぎ、体への負担を減らします。

うつむきやあおむけの体勢で洗うと体に負担がかかり、無意識に早く洗い終わろうとするので、洗い残しが発生しやすくなるようです。

④シャンプーのすすぎ

38度~40度のお湯で洗い流します。泡を洗い落とし、ぬめりを完全に落としてください。髪がキュッキュすればOKです。目安の時間は15秒程度です。

最後に冷水をかけると頭皮とキューティクルが引き締まりますのでお勧めです。

すすぎが不十分の場合、成分が残って髪と頭皮に負担をかけます。これは抜け毛やハゲの原因となるようですのでご注意を。

⑤リンス、コンディショナー、トリートメント

いずれも補修したい髪(毛先)に付けます。毛根や頭皮につける必要はありません。

製品毎の使用量や使用手順を守りましょう。たっぷり付けても効果は変わらず、洗い流す手間が増えるだけです。

リンス、コンディショナートリートメントの意味は以下のように異なります。

  • リンス、コンディショナー…手触りを良くする+髪の水分蒸発を防ぐ
  • トリートメント…手触りを良くする+髪の水分蒸発を防ぐ+髪のダメージ補修効果

日常的な使用はリンス、コンディショナーを、週1程度でトリートメントを使うとよいです。

⑥リンス、コンディショナー、トリートメントのすすぎ

上記④と同じ。

⑦タオルで髪を拭く

タオルを押し付け、マッサージするように水分を取ると髪への負担を減らせます。ごしごし拭き取るのは髪を痛めるので避けましょう。

⑧乾燥

必ずドライヤーで乾かします。雑菌の繁殖を防ぎ、髪から不快なにおいの発生を防ぐためです。自然乾燥はNGですのでご注意を。

3.想定される質問

いくつか記載しておきます。

シリコン入りシャンプーは避けるべきですか?

特に気にしなくてOK。

シリコンの役割は髪をコーティングして、質感を滑らかに整えることです。

本当に注意すべきことは製品毎の使用量の目安を守り、きちんと洗い流すことです。

シャンプーは朝と夜の2回が良いのですか?

夜の1回でOK。

肌と髪の成長が促されるのは22時~2時。よってこの時間帯に頭皮と髪が清潔であればOKです。

朝シャンプーまですると必要な皮脂まで洗い流される危険があります。どうしても朝に髪を洗いたいならぬるま湯で洗い流す程度にしましょう。

抜け毛

1日平均で60本~100本程度は普通に抜ける。

過剰に神経質になることはありません。

ただし髪質に合わない製品を使うと抜け毛が多くなります。製品切り替え後に抜け毛が多くなったと感じたら使用を中止して、別製品を使うほうが良いです。

どんなシャンプー、リンス/コンディショナー/トリートメントが良い?

何でもよいです。

注意点として100mlあたりの単価が安い商品は髪への負担が大きくなる傾向にあるようです。対策として、入念にすすぎを行ってください。

100mlあたりの単価が高い商品、特にCMなど広告費をあまりかけていない商品ほど、髪への負担が少なくなる良質な商品になる傾向にあります。広告費ではなく製品にお金を使うことができるからです。だからといってすすぎで手を抜くのはNGです、念のため。

ハゲ対策の商品も必要ないでしょう。それより丁寧なすすぎをするほうが圧倒的に大切です。

お勧めのドライヤーはありますか?

単に髪を乾かす機能だけついているドライヤーで十分です。著者は大学1年生の時に購入したドライヤー(2千円くらいかな?)を15年使い続けました。

自然乾燥などしてきた方は、これを機会に安いのを購入してはいかがでしょうか。

温風による髪へのダメージが気になる方は気になる方は、冷風も出せるドライヤーを購入するとよいでしょう。