奢りたい女性にだけ奢る男性はモテから遠ざかってしまう理由と逆転の発想

奢る奢らない論争において、男性側の主張に「奢りたいと思える女性には奢る」という主張があります。これは正しい行動でしょうか。

この方法は口論などで女性を論破するには効果的ですが、実際に女性を口説く上では間違いとなる可能性が高いです。理由を解説します。

1.奢りたい女性にだけ奢る男性はモテから遠ざかってしまう理由と逆転の発想

結論から書くと、奢りたい女性にだけ奢るのは、男性側の自分の都合に合わせた行動なので、プラス効果よりマイナス効果が出やすくなります。

(1)女性の希望ではなく自分の感情で奢るか否かを決めているから

実は、モテない男性の行動パターンの1つに「奢りたい女性にだけ奢る」があります。

理由は単純で、女性の半数は奢ってもらうことを望んでいないからです。

 

奢るほうがモテる可能性が高いというのは間違いではありません。統計によると、年収の最頻値は既婚男性が400万円台なのに対し、未婚男性は300万円台と100万円の差があるのが実態です。

女性が男性に求める本音は間違いなく経済力であり、その指標となる「奢ってくれる男性」に対して合格を出す(次のデートをOKする)、彼氏とするのは不思議な話ではありません。

 

ところが、各種アンケートでは「優しさと包容力」や「誠実さ」がランクインしている一方、経済力はかなり下だったり圏外になります。これは女性が本音と建て前を使い分けているものと思われます。

実際、著者も奢らない戦略を使っていましたが、奢ってくれない、割り勘であることがわかると非常に態度を悪くする、テンションが大きく下がる女性は数えきれないほど見てきましたので、奢るほうが次のデートを実現する可能性が高くなるのは事実です。

 

しかし、奢られたくない女性に奢ってしまうと、やはり2回目のデートのチャンスを潰してしまいます。

女性は(というか人間は誰しも)、して欲しくない行動を押し付けてくる人はお断りだからです。

あなたが良かれと思って奢っても、奢りを求めていない女性に奢ってしまうとプラス効果は得られません。

 

もしかしたら、「俺は金銭的な負担をしているのだから、それを女性に分かってほしい」と考えているかもしれません。

残念ながらこれは間違いで、あなたにどんな気持ちがあったとしても、相手が望んでいない行動をすれば嫌われたり、距離を取られます。

だから、あなたが奢りたい女性にだけ奢るのは、それなりの確率で間違いとなってしまうのです。

 

 

(2)本当にモテる男性の行動はその女性の希望を叶える

ではどうすればよいかと言うと、その女性がどのような扱いをされたいかで対応を変えるのが正解です。

奢って欲しい女性には奢り、奢られたくない女性には割り勘とする、シンプルな対応が正解です。

この思考は奢る奢らない場面だけではなく、高確率で彼女をゲットするためにはあらゆる面で基本的な考え方となります。

 

例えば、外で働くのは大変ですが、だからと言って女性に専業主婦を押し付けるのは良くありません。

女性によってはバリバリ働きたい人もいるし、専業主婦で経済的責任を回避したい女性もいます。

あなたがやりたい事やしてあげたい事ではなく、目の前の女性が求めるものを提供することを意識しましょう。

 

この違いや感覚が理解できて、実際に行動できるようになると、テレビやSNSなどで見られる奢る奢らない論争がいかに的外れなのかが理解できるようになると思います。

 

 

(3)次のデートをお断りする時にも使える

女性がして欲しいことをする意識がつくと、面白い副産物が得られます。それは、次のデートをNGにしたい女性に対して、あえて不快感を与える選択肢を取れる事です。

 

例えば、「デートでは男性が奢って当たり前」と考える女性とデートしたが、次のデートは無いなと判断した場合、割り勘を提案するのはかなり有効な手段となります。

奢りを期待する女性に割り勘を提案するのですから、当然ですが女性からNGされます。この時、女性視点では「自分から男を振ってやった」という認識にさせられることです。

交際中の女性だとこの程度で別れ話になることは意外と難しいのですが、交際関係になる前であれば比較的簡単に女性からのNGを引き出せます。

あなたは最低限の損失で面倒な物件の損切りができることに満足するのが相場となります。

 

モテる男性は女性からのアプローチを受けることが多くなるので、対象外の女性を上手にあしらう必要が出てきます。

モテない女性や面倒な女性ほど粘着質な傾向があるので、そういう時は心を鬼にして、あえて女性の嫌がることをするのが駆け引き上手なモテ男となります。

これと併せて、会っている時に2回目のデートを取り付けなければ非常に高い確率でフェードアウトが可能です。逆に言えば、2回目のデートの約束を取り付けるのは直接会っている時が基本となることは覚えておいて損のない話です。

 

 

 

以上、奢りたい女性にだけ奢る男性はモテから遠ざかってしまう理由について解説しました。

2回目のデートに繋げたいなら、その女性が望んでいる方を選択しましょう。逆に、2回目のデートはしたくない相手なら、女性が嫌がる方を選択しましょう。

ものすごく単純ですが、これらができるようになると女性から好反応を引き出しやすくなるので、恋愛活動が楽しくなりますよ。