女性の気を引くために、容姿や見た目を褒める男性は多いかと思います。
このやり方は、その女性と交際中や夫婦など、非常に親密な関係にあるなら有効です。積極的に使っていきましょう。
しかし、初対面や知人など、あまり仲良くない関係だとマイナス効果となりやすく、容姿や見た目を褒めるのは避けるべき行動となります。
なぜなのか、理由を解説します。
1.初対面や仲良くない女性の容姿や見た目を褒めてはいけない理由
多くの場合で、男性が期待しているメリットがほとんど得られません。それどころか、デメリットばかりを引き起こしてしまいます。
(1)警戒されて心を閉ざされてしまう
仲良くない女性の容姿や見た目を褒めるのは、基本的にNGです。女性によってはその後の会話や人間関係そのものを一発NGされてしまいます。
なぜなら、「褒めておだてて気分良くさせて、あわよくば一発やりたいだけでしょ?」と勘繰られ、意識・無意識を問わず警戒されてしまうからです。
もちろん、全ての女性がそのように考えるわけではありません。普通に喜んでくれる女性もいます。
しかし、周りの人たちに警戒する人がいることを忘れてはいけません。
女性たちは後日必ず情報共有します。その話題で「あの男の言い回しは気持ち悪いわよね~」などの低評価をされてしまうと、あなたに対する評価が落ち、口説きが難しくなってしまうのです。
この心理は「本心からの言葉なら伝わるはず」などと考える人には、受け入れがたいかもしれません。
しかし、大抵の人は、仲良くない人からの誉め言葉は警戒するのが普通です。これは男性でも同じであるため、あなた自身も心当たりがあるかもしれません。
そのため、「見た目を褒めて良いのは交際開始以降」と丸暗記して実践するのが良いでしょう。相手との信頼関係によって、相手に与える効果も結果も変わるのです。
(2)地雷ワードを踏みやすい
男性は理解しづらいかもしれませんが、ほとんど全ての女性は、自身の容姿に対して何らかの悩みを抱えています。
周りの人が「かわいい、綺麗、美しい」と思っていることが、本人にとっては深い深い悩みの種になっていることは普通にあります。
例えば、胸のサイズがD~Fカップの女性は「もっと小さいほうがよい」と思っていたり、反対にA~Cカップの女性は「もっと大きい方が良い」なんて思っているものです。
だから、あなたが良かれと思って褒めても、女性にとっては嫌味や悪口に聞こえてしまう可能性が、あなたの想像以上に高いのです。
胸だけではありません。身長や髪型や顔立ちなど、容姿のあらゆる部分は女性の悩みであり、大げさに言うと、死ぬまで悩み続けています。
だからこそ、十分に仲良くない時には見た目に触れず、スルーしてあげるのが最善の選択肢となります。
(3)話題の方向性として危険
これまで説明したように、容姿を褒めること自体が危険行為となりますが、場合によってはセクハラと感じる女性も少なくありません。
職場でこれをやってしまうと、上司に相談されてお叱りや減給、状況によっては退職勧告につながりかねない危険行為となります。
また、ルッキズム(見た目だけで人の価値を決める)に対する否定的な価値観が広まっています。
下手に容姿を褒めると会話が凍りつき、仲良くなれるチャンスを潰しやすくなります。話題の選択肢としては相当危険なものになるのです。
中には普通に対応してくれる女性もいますが、そういう男性の扱いに慣れているだけです。
本心では「くだらない会話しかできない男だな」と思われてしまいやすいので、仲良くなることは難しいでしょう。
以上、初対面や仲良くない女性の容姿を褒めてはいけない理由を解説しました。
注意点は、容姿を褒めるのはNGなので避けるべきですが、容姿以外を褒めるのは積極的に行いたいということです。
例えば、その女性が電車内でおばあちゃんに席を譲ってあげたという話をしたのなら、「ええやん!」「カッコイイ!」などとシンプルかつストレートな褒めをすると、強烈なプラスを与えることができます。
このような展開になるように、女性から信頼を獲得して、深い話題をしてもらえるように頑張りましょう。
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