見た目は微妙だけど、会話してみるとすごくいい人だとわかったら、評価が大きく高まることがあります。
これにはきちんとした理由があります。最初の期待値が低い分、内面が伝わると「思ったよりいい人」となり、好感度が激増するのです。
この理論は正しいのですが、実践すると逆効果になることが非常に多いです。非イケメンである私の実体験も踏まえて、理由を解説します。
目次
1.初対面であえて見た目のレベルを下げる手法をおすすめしない理由3選
結論から書くと、見た目のレベルを下げることで受けるマイナスを挽回できないことがほとんどだからです。
(1)高い効果を得られる場面が限定的だから
この理論が実現するには、何らかの理由によって、見た目の良し悪しに関係なく会話しなければいけない状況が必要です。
見た目に関係なく、どうしても話さなければいけない場面がある。だからこそ、内面の良さを伝えられるチャンスがあるのです。
例えば、運動会や文化祭をきっかけに、周囲と仲良くなるのを聞いたことがあるでしょう。あるいは実体験した人もいるかもしれません。
これは、見た目で与えていたマイナスを、直接会話することで「意外と良いやつじゃん!」となった典型的なパターンです。
職場や社会人サークルも同様で、見た目は劣るけど内面が高い人は、関わる時間が長くなるほど「いい人」と思われるので、人間関係が良好になります。
しかし、話すも話さないも自由の状況だと、会話の機会が得られなくて撃沈してしまいます。
例えばマッチングアプリでやナンパ、パーティーや合コンでは、女性は見た目に気を使っている男性だけと会話することが許されています。
あなたの見た目のレベルが低いと、女性から会話を避けられてしまい、早々に終了してしまうのです。
(2)女性に魅力を与える速度が遅いから
最初に見た目でマイナスを与えて、その後に挽回する手法は、女性と仲良くなる速度がかなり遅くなるというデメリットがあります。
一度マイナスを与えて、その後にプラスを与えるという工程をとることになるからです。
しかし、あなたが見た目でマイナスを与えているのとは反対に、見た目で高いプラスを与えている男性がいます。
彼らは女性に好印象を与えているので、関係性の進展が非常にスムーズです。
その結果、早ければ一ヶ月程度で早々に恋人にされてしまい、あなたは戦う前に敗北してしまうことになるのです。
最初に見た目でマイナスを与える戦略をサッカーで例えるなら、序盤に3点のリードを許すようなものです。
格下相手なら逆転勝利できるかもしれませんが、同格や強者が相手ならそのまま負けてしまうでしょう。
結果、普通レベルの彼女はゲットできても、本気でゲットしたい女性を彼女にできないという、苦しい状態になりがちです。
(3)できる部分をしないのは単なる手抜きの人と思われるから
この戦略を取る上で、誤解しがちなことがあります。努力で高められる部分で手抜きしても、プラスの評価を得ることができないという点です。
なぜなら、服装や髪型、身だしなみや体型などで、わざとマイナス要素を与えるのは、努力しない人、彼女を作る気のない人と思われます。
結果、内面を見る価値のない人として片付けられてしまうのです。
見た目は1日あれば大幅なレベルアップができる分野です。
短時間で対処できるはずの見た目がNGな人に、何十年の積み上げが必要な高いレベルの内面を期待できないのは、少し考えればわかりますね。
だから、コミュニケーションを取るまでもなく失格扱いとなるのです。
ちなみに、マイナス効果を与えても良いのは、生まれつきの顔のつくりに関する部分だけです。
私の経験上、女性の90%は非イケメンでも友だちになったり、恋人候補として受け入れてくれます。
だから、見た目で卑屈になる必要は何もありません。そういう男性が勝ち上がれることを知っているから、私はこんなブログを書いているのですから。
以上、初対面であえて見た目のレベルを下げる手法をおすすめしない理由を解説しました。
見た目の役割は、女性から「会話をOKしてもらう」ための武器です。あなたができる範囲で最大まで高める事が最善の方法となります。
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