付き合いたいと思っている女性に彼氏や夫がいることは珍しくありません。良い女性には多くの男性が言い寄るからです。
こういうとき、モテない男性は完全に諦め、モテる男性は友達になってチャンスを待つことが多いようです。
では、交際中あるいは夫がいる女性を略奪して彼女にしてしまうのは有効なのでしょうか。
結論から書くと、辞めたほうが良いです。理由を解説します。
1.恋愛上級者ほど略奪愛や略奪婚をしない理由と現実的な対処法
理由を3つに分けて解説します。
(1)略奪自体が難しい
ごく普通の男性にとって、既に彼氏や夫がいる女性をゲットすること自体が難しすぎる話です。
なぜなら、多くの女性は今の彼氏や夫より多少高い程度の魅力値の男性から言い寄られたとしても、ほとんどが今の相手を優先します。女性に限らず、人間は変化を嫌う傾向が強いからです。
そのため、圧倒的な高い魅力を女性に与えるか、交際中の彼氏が致命的な落ち度(浮気や放置気味など)を抱えているなどの理由が無い限り、新しい男に乗り換えることはないのです。
そもそも、恋愛では特定の女性をゲットすることは困難です。
恋愛上級者は、職場やマッチングアプリはもちろん、ナンパや友達からの紹介などあらゆる方法を活用します。
そうして100人の可愛い女性と出会い、数十人と友達になり、数人を~十数人をゲットして彼女にします。
特定の女性のゲットを目指しているわけではないことが重要です。
ところが、略奪は特定の女性のゲットを目指すことになります。
これは失敗が許されない事、そのため緊張しやすく実力を十分に発揮することが難しいなどの事情から、必然的に難易度が爆上がりしてしまうのです。
だから略奪自体が難しいのです。
(2)略奪される女性は別の男に略奪される可能性が高い
略奪を受け入れる女性は、自身の感情が動くと平気で浮気や不倫をしてしまう性質や価値観を持っています。大抵の女性が持つ、「彼氏/夫を裏切れない」ストッパーがないのです。
これを言い換えると、あなただから略奪できたのではなく、条件が揃えば他の男性に対してもOKをしてしまいます。
略奪される女性は自分の感情に素直です。そのため、こういう女性を他の男性のアプローチからずっと守り抜くのは大変難しいです。
特に現代は、女性が外で働くのが普通なので、仕事上での男性との接触を止められません。無理に留めようとすると束縛系男性になってしまい、女性からの評価を大きく落としてしまいます。
しかし、職場恋愛は今も昔も非常に有効な出会いの場となっています。こういう条件下で、略奪される女性の気持ちをずっとあなたに向け続けることは決して簡単ではありません。
あなたの価値観が「恋愛はしても結婚はしない」「単なる遊びだから」で済ませられるなら良いと思いますが、結婚したいなら避けたほうが良い物件となるでしょう。
(3)総合的に見ると人生が難しくなりやすい
人生はどれだけ多くの人と協力できるかで、豊かさや生きやすさが決まります。
他人からの協力を得るには互いに信頼できる関係になることが必須であり、恋愛においても同じです。
ところが略奪愛や略奪婚は、相手を裏切る女性と裏切らせる男性という、信用できない2人の組み合わせです。
こういう人は、行動や言葉全般が何となく信頼できない印象を与えてしまいやすいです。
結果として、あなたの勤め先で出世しづらくなる、大きな仕事を任されにくくなる、結果として収入が十分に高くならない(数千万円単位で差が出てしまう)可能性があります。
あるいはプライベートの人間関係においても信頼されにくい、親友や女友達ができにくくなるなど、少なからずマイナスの要素となるでしょう。
また、略奪された側の人間が仕返しにあなたの不利になるような情報をばら撒くおそれがあります。証拠付きでやられると、面倒なことになる可能性も高いです。
そういうリスクを抱えることは、人生において有利な事にはならないことを知っておくほうが良いと思います。
以上、略奪愛や略奪婚は全くお勧めできない理由を3つに分けて解説しました。
では既に彼氏や夫がいる女性を諦めなけばいけないかというと、そうではありません。
現実的な対処法は破局待ちを狙うことです。これはある程度恋愛に慣れた男性なら無意識レベルでやっていることです。
それと同時に、他の出会いの場に行ったり、現在ある出会いを意識してみましょう。素敵な女性は他に山のようにいることが実感できると思います。