女性を褒める時は信頼関係を強く意識すべき理由【テクニックと注意点もセットで】

恋愛では女性を褒めることが重要スキルとなります。

ただし、無計画に「ただ褒めればいい」わけではありません。服装にTPOがあるように、褒めにもTPOがあります。

具体的には「信頼関係」を意識しましょう。どのように意識すると良いか、本記事で解説します。

 

1.女性を褒める時は信頼関係を強く意識すべき理由

結論から書くと、信頼関係によって褒め方を変えましょう。

 

(1)友達未満では原則として「褒めない」

最初に紹介するのは「あえて褒めない」テクニックです。

実は、初対面・知人・友達になりたての段階では、褒めないほうが有力であり無難です。

 

理由は、「あまり仲良くない人から褒められると素直に受けとめてもらえない」「別の目的があるように感じさせてしまう」からです。女性は理由もわからずに褒められると警戒します。

「何で褒めるの?」「何の見返りを求めているの?」「体?お金?」みたいになってしまうのです。

こうなると、褒め方の良し悪しなど無関係にマイナス効果が強く出てしまい、あなたと女性の人間関係がギクシャクしてしまいます。

よって、大して仲良くない状態では「褒めない」選択が無難となるのです。

 

これはあなたも同じで、あまり知らない人とか営業マンから「すごいね!」と言われても、素直に受け取れないことが多いはず。逆に「騙されてはいけない」と警戒するでしょう。

コミュニケーションは「受け取り側の判断によって結果が変わる」ことがよくわかると思います。

 

なお、例外もあります。ここでは2つ紹介します。

1つは、理由が明確にわかる場合です。例えば、グループディスカッション中に、講師の方が「本日一緒のグループとなった方の良かった点を教えてあげてください」と言ったとしましょう。普通に褒めてあげればOKです。

なぜなら、理由が明白なので裏を読み取る必要が無いからです。この時のコツは「誰でも言いそうなことを言う」ことです。過剰な賛美は普通に警戒されます。

もう1つは、ほぼ全ての人が見て素晴らしい行為をした場合です。例えば、子供が車に轢かれそうになったのを間一髪の所で助けた、などです。自然に拍手や賞賛が起こる状況での褒めは何の問題もありません。

なお、これら2つの事例は褒めたからと言って、その女性と仲良くなれるわけではありません。あくまで「仲良くない状態で褒めても問題ない」と言う話に過ぎませんのでご注意を。

 

(2)友達~交際直前では女性の見た目以外を褒める

この段階では女性を褒めることは有効となります。ここでは3つのパターンとNGパターンを紹介します。

 

①女性が努力していること

例えば、5年間ずっとマラソンを続けているなら「5年間も続けてすごいね!」と褒めるとすごく喜ばれます。

この時のコツは、続けていること、努力を重ねていることに注目することです。なぜなら、努力は誰でもできますが、続けることはとても難しいからです。

その点を高く評価することで、「この人は過程もきちんと見てくれる人だ」と思われるようになります。もちろん、成果が出ていれば一緒に褒めてあげましょう

 

②内面的に素晴らしい点

周囲の人へのさりげない気遣いを褒めることができると素晴らしいです。その人のことをよく見ていることが前提となるからです。

例えば、待ち合わせの時間を必ず守っている、乱暴な言葉遣いをしない、人の話を最後まできちんと聞くなどです。

特に、できて当たり前のことを続けることは簡単ではありませんが、褒められることはなかなかありません。だからこそ、あなたが褒めることで女性に好印象を残すことができるのです。

 

③その女性の本来の姿

女性に限らず、大抵の人は本来の自分を見せません。しかし、仲良くなるとその女性の本来の姿が垣間見える時があります。

その中でも「良い面」を取り上げて褒めてあげると、想像以上に女性が喜んでくれます。

「あなたはよき理解者」というポジションを得られれば、口説きもかなり簡単になりますよ。

 

④この段階でのNGな褒め

性的なイメージを与える内容です。服装、髪型、体型、顔立ちなど女性の見た目への褒めは(一発レッドカードレベルで)女性の気分を害する危険がありますので辞めましょう。

仮にOKだったとしても、取ったリスクに見合うリターンは得られません。だから、見た目を褒める意味はないのです。

 

(3)交際後は女性の何を褒めても良い

交際開始後は女性の何を褒めても構いません。女性の見た目を素直に褒めるのはこのステップでは相当のプラス効果として働きます。

例えば、「今日も可愛いね」とサラッと言うと、大抵の女性はすごく嬉しいけれど、どのように反応してよいかわからなくなります。普段から言われ慣れていないからです。私の妻はポカポカ殴ってきます。(いわゆる照れ隠しです。)

この段階ではセクハラな褒め方でもよいです。例えば、二人きりの時に「綺麗なおっぱいだね」みたいな気持ち悪い言い回しもプラス効果として働きます。

ただし、真面目系女性に対してド直球なセクハラ褒めは危険もあります。小出しに様子を見ながら、少しずつ強度を上げていくとよいでしょう。

もちろん、前述の女性の中身も積極的に褒めていきましょう。

 

 

以上、信頼関係によって褒め方を変えましょう。それだけで恋愛は非常に楽になります。

続いて、信頼関係以外に注目すべきテクニックと注意点を紹介します。

 

2.女性への褒め方のテクニックと注意点

ここでは恋愛を前提として、女性を褒める時のコツと注意点を解説します。なお、大前提として前述の信頼関係が必要であることにご注意ください。信頼関係なしに褒めても意味がないか逆効果になりやすいです。

 

(1)直球褒めと変化球を使い分ける

褒める時は女性の目の前でシンプルにズバッと褒めるのがとても効果的です。「気遣い上手」「かわいい」「綺麗」「いつもありがとう」などです。

大抵の(日本人の)男性は恥ずかしがってこの方法を使わないからこそ、有効なテクニックとなります。

外国人のように「伝えたいことはきちんと言葉にする」意識を持ちましょう。女性の心をグラッと揺らすことができますよ。

 

ただし、直球で褒めてもうまくいかない場面も出てきます。そんな時は変化球も使ってみましょう。ここでは伝聞のテクニックを紹介します。

あなたがA子を褒めたいとします。直接言ってもいいけれど、それだと素直に受け取ってもらえないかもしれない、そんなときに使えるテクニックです。

 

具体的には、あなたが(A子の友達である)B子と雑談中に、「A子でこういう所がすごいよね」を伝えます。(自然な話の流れの中で伝えましょう。)

あとはB子が、そのことをA子に伝えるのを待ちます。それだけです。

大抵の人は直接本人から言われると話半分程度で受け取りますが、誰かからの伝聞で聞かされると素直に全てを受け取ってくれることが多いのです。あなたも経験があると思います。

 

直球と変化球はどちらが優れているということはありません。状況に応じて適切に使い分けていきましょう。

 

(2)褒める時に使う時間

1回当たり2秒~15秒以内に留めましょう。サクッとわかりやすく褒めることが大事です。男らしさを演出する効果もありますし、自分自身が照れる前に話を終わらせることもできます。

逆に、時間をかけてグダグダ褒めるのはお勧めしません。「何が言いたいの?」となってしまうからです。

 

小技として、褒める内容がやや複雑な場合には、結論から伝えるのも有効です。

「A子にはすごいと思う点がある」→「それは○○だよ」とつなげると、女性も理解が簡単になります。若干ビジネス的な言い回しですが、場合によっては有力です。

 

(3)基本はみんなの前で褒める

褒めは良い事なので、積極的にみんなの前で褒めましょう。これは女性だけではなく、周囲の人間からも「いいことを言ってくれる人」と思われるメリットがあります。

ただし、女性を性的に褒めるのは必ず二人きりの時にしてください。これは常識的な範囲で大丈夫だとは思いますが、念のため。

 

(4)ほめ過ぎには注意

あまり褒めすぎると女性が天狗になり、面倒くさい人間にしてしまうことがあります。こうなると人間関係自体が難しくなってしまうので要注意です。

褒めのタイミングは「褒めて欲しいなー」と少し飢えているタイミングが良いです。

目安として、交際中なら月に1回、同棲以降なら週に1回程度が良いのかと思います。

これは個人差やあなたのキャラによっても変わります。色々試してみましょう。

 

(5)褒めが逆効果になる女性もいる

褒めは大抵の女性に有効ですが、一部の女性には逆効果になる場合があります。

例えば、子どもの頃から褒められる経験が少なかった女性は、褒められると逆に気分を害することもあるようです。

褒めが100%有効ではないことを、頭の中に置いておくと良いでしょう。